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シーモア島


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最後まで読むと、、、ネタバレ2025年9月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 作画は綺麗、話の進み方も丁寧、エロに偏重していないのも良い、2人の気持ちや行動をささやかに応援しながら穏やかに読める作品。ですが、完結との事で最新3巻を読み終わってみると「こんなに長くなくても良かったのでは、、、」と思ってしまいました。2巻までは、そうは思わなかったので、おそらく3巻の終わり方が物足りなかったのかも。行為自体は別にあってもなくても、むしろこの作品の雰囲気にしては良く入れたな、と。男子高校生の穏やかな日常BLとしては過不足のない作品なのですが、3巻で完結となると、 1巻からずーっと同じ雰囲気で味気ない。なまじ作画も綺麗で作品自体が優等生すぎた。この進行で3巻完結なら、 1巻の時点で完結、続編も出て2巻で完結、だとしても違和感ない。せっかく3巻も出すならもう少しグッとくるエピソードが欲しかったです。個人的な意見ですが。。。この穏やかさだからこその作品だとも思うけど。もしかしたら 1巻から先は後から足していった作品なのかな。反響があったからこそ、とは思いますが。素敵で多くの方にオススメ出来る作品ですが、3巻まで読んだら、あれ、違うタイミングで完結でも良かったな、の感想になってしまいました。うまく言えなくてわかりづらいですね、すみません。
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まさか泣かされるとは!ネタバレ2025年9月26日このレビューはネタバレを含みます▼ 今、1番読みたい、先が気になる作品です。webで読み始めましたがコミカライズも合わせて読みました。どちらも良く出来てる!とにかくテンポが良い。キャラクターも良い。何より、特出した能力で無双状態に見える主人公アレンのその力は自らの鍛錬と努力の賜物というのが良い。よくある転生チートじゃなくて良い。前半は軽く読み易い、ひとつのエピソードに割かれているページ数もちょうど良い。舞台となる学園の仲間達もバラエティ豊か!飽きずに読めます。現行最新刊の6巻のエピソード。泣けました。まさか。そんな。ただ、このまま終わらないのは分かっているので。分かっているけど、ツライね。久しぶりに本を読んで泣きましたよ。まさかこの作品で泣きどころがあるなんて〜。いや、ほんと良い作品。笑いあり、冒険あり、挫折も成長もあり、ギャップもあり、泣きもあり。登場人物である少年少女達それぞれの過去や生い立ち、葛藤を踏まえた気づきや成長に感動。文体がやや軽めに進むだけにギャップにやられます。まだまだまだ、先が楽しみです。
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最高に幸せな結末ネタバレ2025年9月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本派ですが我慢できずに単話も購読していた作品。単行本も新刊自動購入にて。単話ぶつ切りではなく通しで読んだ方がわかりやすいかな。作家さんの作風として軽い運びになっていますが、改めて読むと随分重いテーマであったと実感。D/Sだからね。梗一郎と弟のコマンドエピソードなんてトラウマ級だし。なんだかんだでD桔梗おばあさまにコマンド級のコントロールを受けて優等生であり続けたS梗一郎。自ら望んだ形だったのだろうけれど思うところがあるからこそのバース性に左右されない創薬研究。今、書いていて気づいたよ。おばあさまから今一文字いただいた名前じゃん。D愛弥の真っ直ぐな「好き」と言う感情に過去も気持ちもバース性も救われたんだね〜。遺伝子レベルの愛の鎖かぁ。とは言え、嫌なキャラもいなかったし安心して読めるD/S作品。若干駆け足な感じもなきにしもあらず。続編あったら嬉しい。きちんと卒業するまで待つ梗一郎も格好良い。誕生日のカウントダウンエピソードも素敵。書き下ろしもめちゃくちゃ良かった。きちんと2人のラブエピソードが補完されて納得。特に諸々な事から解放された梗一郎を見ると、良かったね〜と。愛弥を可愛いと愛でる梗一郎が可愛い。恋に暴走する強気なDomお坊ちゃん愛弥と鉄壁ガードのスパダリSub梗一郎の寸止め焦れもだメロきゅんラブ。公式に偽りなし!個人的にツボだったのは研究室での「ドキ損」とバスタイム中のポーイからのベチャ、カウントダウン前のそこの紙は触るなよからのガサーッ。がベスト3かな。あとやっぱり1番好きなところは愛弥をひたすら愛でる梗一郎です。何度も読みたい作品。
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さらり系2025年9月4日普段なら読まない。たまたま無料のタイミングで出会い読んでみたら、、、めちゃくちゃ良かった!京都が舞台、地元の女子高生美月をとりまく日常ストーリー。だけど、学園ドラマではなく街が舞台のさらりとしたお話。このさらりとした感じが読みやすかった。変に人情っぽくもなく、ベタついた感じでもなく、京文化を押し付ける訳でもなく。ちょうど良い感じ。そしてヒカルがイケメン。コレ大事。年上のちょい口悪お兄ちゃんポジがイケメン。ラブっぽくないのも良い。ただ今、3巻。この作品はどんなジャンルのどんな方向性の作品で完結するのか。楽しみ。もっとみる▼
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コミカライズ成功作品2025年9月4日原作読みました。まだ未完。転生ですがあくまできっかけであまり気にならない。そこそこ権力のある貴族家の末っ子ポジ。見た目ショタだけど頭の切れる自由度高い三男、良いよね。ファーストシーンはよくある婚約破棄、当事者では無いところからの登場と仕切りが小気味良い。振り返って自分に被ってきた火の粉を払う為に婚約者を探していた→年上ハイパー男装の麗人からの申し出。テンポとキャラの配置が良く、飽きずに読める。原作との乖離も少なくストレスなし。婚約破棄、ショタ、男装麗人とネタてんこ盛りなスタートですが、今後のストーリーは割と骨太。キワモノっぽいタイトルですが読み物として面白いですよ!2巻以降のコミカライズも楽しみ。個人的には血統も良く頭脳派イケメンキャラなはずなのにいつも三男の尻拭いで胃痛持ちな長男推しです。もっとみる▼
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タイトル通り、下剋上ストーリー*追記ネタバレ2025年8月23日このレビューはネタバレを含みます▼ たまたま目に入り購読。あまりに面白かった為、原作も読みました。それなりに長い話だけどコミカライズ大丈夫かな。「生活魔法」という、所謂地味で目立たないスキル持ちの主人公。そこからの活躍→下剋上なのですが、コツコツと努力して自分のスキルを活かし活躍していく様は見ていて実に気持ちの良い展開。学校の教え子達、女子ばかりに絡まれてよくあるハーレム状態だとつまらんなぁと思っていたのは杞憂。周りが女子ばかりはハーレム状態ですが適切な関係で気持ち悪くない。ストーリーが進むほどに気にならなくなります。ただ、原作では下剋上というより無双状態になり若干飽きて来てしまいました。初めは面白かったのに。嫌なヤツと対決したり、強い魔物と工夫して戦ったり、苦労してスキルを上げたり、どのエピソードも面白かった。途中から生活魔法の賢者として無双状態になってからはライバルは人ではなく魔物になってしまい、新しいスキルも自分で作り放題、討伐対策ばかり。討伐報告書を読んでる気分に。もう少し人間味のあるエピソードが読みたいなー。コミカライズはこの先どう進んで行くのか。作画は丁寧で分かりやすいし上手くまとまっていて読みやすい。楽しみではある。*追記*4巻で完結となりました。ストーリーとしては序盤も序盤、これから!と言うところ。ただし、今後を期待させる明るい結末で上手くまとまっていました。コミカライズでは「数年後」のエンド。そのGアカデミカ設立からの仲間増え〜の弟子の成長あり〜の諸々も面白い部分なんですけどね。個人的にはコミカライズの作画がめちゃくちゃ好みでした。人物も背景も上手いなぁ〜と。女子キャラも過剰にキラキラしていなくてエロに傾倒していないのも良かった。この画でもう少し読みたかったな。
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かわいい女中さんを軸に素敵な人間模様2025年8月21日ハナちゃんがかわいい!真面目でスレていない14歳の女中さん。雇用主である令子さんも素敵。懐古厨でも昭和好きでもないので、個人的には時代背景にはあまり萌えはないです。人柄の良い登場人物達と日常のやり取りがしっかり描かれていて面白い。日常の中にドラマがあり飽きない。丁寧な作品。作画も上手い。漫画における美しさって様々で、そもそも造形の美しい美形キャラが本当に美しく描けているかと言う事も重要ですが、私は作画の線の滑らかさを見てしまう。ハナちゃんのかわいさも令子さんの聡明さも美しい作画で安心して見ていられます。2巻まで読了。きっとこの先も大なり小なりドラマがあり2人仲良く過ごして行くんだろうな〜。過剰な演出もなくイヤミもなく、本当に良作。もっとみる▼
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顔強!タイトルに納得。2025年8月20日元々、スパダリ人外獣人モノが多い作家さんとの印象。シーモアでの配信過去作は全て購読していますが、最近作は作画が爆上がりに美しくストーリーは読みやすくなった気がします。人物キャラのブラッシュアップがすごい。獣人顔のモフキャラ率が少なくなり人顔型キャラになったからかな。その分クセやアクも抜けちゃったかも。オリジナリティは下がったけど、その分わかりやすく綺麗で読みやすい作品に。過去の傾向、本作、どちらも好きですけど! 本作はタイトルが秀逸。ストーリーの要を集約しています。主役CPの出会いと再会、絆と執着が一方からの「ビジネス的恩返し」として描かれていて、無自覚な情とか憧れ?やまた片方もリスクを追って手の内から逃した理由にもう少し分かりやすい惹かれた感情が見られたらもっとグッと来たかも〜。ただし、それらを補って余りあるほど顔面強強の美しいキャラ達でした!もっとみる▼
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楽しい推し活2025年8月19日楽しかったです。皆んなのわちゃわちゃ。色々なキャラが生き生きと動いて楽しい。歴史系の作品が多い作家さんなのですね。お好きなのかな。本来は殺伐とした環境や生活、逸話の多い宗教絡みの舞台ですが、本作はひたすら明るい推し活マンガ。コメディ。一癖あるけど皆んな良い子。それが良い。ただわちゃわちゃしているだけではなく、キャラの背景や過去エピソードなども効いていて秀逸。読み応えもありました。疲れた時、癒しがほしい時、クスッと笑いたい時などにオススメです。騎士団という男所帯が舞台ですが非BL。全くチラリともないのでご安心を。主従、ほんわか、西洋史、推し活。番外編、表紙裏のショートまで漏れなくクスッと面白い!もっとみる▼
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スピンオフ作品。バランス良し。ネタバレ2025年8月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 893ものですが、怖くはない。「死神〜」で出会った作家さま。綺麗な作画だけれどちょっと暗めなペン入れとストーリーが合っていて美しいダークラブロマンスになっていました。「しまちゃん〜」で、わぁこんなアットフォーミングな作品も描かれるんだ〜。とびっくり。そんなしまちゃんからのスピンオフ。めちゃくちゃ良かったです。ハルキ、本編では良いとこ無しなダメ息子キャラでしたが、いやいや、純愛じゃん?しかも頭の切れる一途な美形キャラって!可愛いかよ!三白眼コワモテアニキ付き!個人的には痛いツライ怖いの三拍子揃った893漫画は苦手なのですが、こちらは大丈夫でした。とは言え893らしい策略と裏切り、暴力のお話なので苦手な方は要確認。スピンオフですが本作のみで読めます。シマちゃんキャラ達、全く出て来ません。オメガバース設定は、、、あまり気にならないかな。忘れちゃうくらい。α×αなので、その辺り絡んでくるともうちょっと艶っぽい流れになるのですが、バース性をどこかへブッ飛ばしちゃうくらいお互いへの執着と情が上回るようなストーリー展開でした。893設定もあり、それぞれが自立した強い男キャラだったからこそハルキも可愛く感じました。もちろん椿もね!あ、ここにも靴下属性のヤツが居た!笑 あるあるだけど、主従で一途な純愛って良いですよね〜。続編欲しいですね。しまちゃん〜にあった2人のあのセリフのやり取り。回収して欲しい!!そして、てちゅシリーズのラインナップ見たい、、、。ドスちゅ、ネーミング良し!笑
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スピンオフだけど大丈夫2025年8月18日何故か同シリーズ対応にはなっていませんが、同情したのが運の尽きのスピンオフです。それぞれ完結。元作品がちょっと特殊なストーカー的始まりでそこをスルー出来るかどうか、と思っていましたが。本作は王道なBLあるあるとなっています。同じ執着でも兄弟でかなり趣が変わりましたね。笑。ネタバレ回避して読まれる事をオススメします。ルカが小さく可愛いルックスで描かれている割には性格がサッパリ、言動も男らしくて良かった。なのにブラコン!オトナから見たら可愛い範疇ですが。ケイくん、頑張ったよね。諸々。スピンオフですが本作のみで読めます。もっとみる▼
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今年1番グッと来た作品。続編決定だそう。ネタバレ2025年8月16日このレビューはネタバレを含みます▼ ただただ素晴らしかったです。強さと弱さ、大人と子供、透明感、特殊環境、自分を変えてしまうくらいの愛しさ。ひたすら愛しいだけ。アンノウンで出会った作家さん。本作の配信を知って迷わず配信日に購読。絵柄や全てを語らない作風は万人向けではないかも。それを差し引いても多くの方に読んで欲しい作品です。オメガバースは難しいですよね、作品作りとして。どこに焦点を合わせるのかによってだいぶ雰囲気が違ってくる。本作は巡り合い、引き合う2人の物語。オメガバースの「運命」と言いたくない。2人の「運命」の物語。特急αが自ら選んだ愛しい人の話。身の毛がよだつような嫌なヤツも登場します。要注意。発信元が作家さんご本人の場所で続編決定と見ました。嬉しい!特急α故のエピソード、もっと出て来そうですね。早く読みたい。
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良い!未完、続きます!2025年8月16日ん村先生らしい、穏やか〜な、すれ違い(勘違い)日常系BL。このささやかなズレっぷりがん村先生の真骨頂では。いや、本人達はぜんっぜんズレてないし本気なんですけど。訳アリイケメンとマジメ司書見習い。その「訳アリ」が個人的にはめちゃくちゃ好み!いや、BLにはあるあるですけど!素敵エピソードです。シーモアさんでは配信中表記ですが、完結表記あまり当てにならないし、ん村先生もあまり長編のイメージなかったので、勝手に 1巻完結作品だと思って購入&読んだら!未完でした〜。続きます。嬉しいけど、複雑。いやいや、嬉しい!イヤなキャラなし、穏やかな日常BL、ギャップ萌え、お澄ましイケメン、天然系、癒し、などなどをお求めの皆さんへ。オススメです。もっとみる▼
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異業種属ファミリー系キャラ立ち作品2025年8月5日知らない間に出てた!塩坊主とキツネが居てもおかしくない(時代は違うけど)空気感。前作がお好きな方にはもちろん、こちらが気に入った方には塩坊主とキツネの話もオススメ。相変わらず、ひょろりと躱すような軽快さと軽薄そうな表層の下に温かい情がたっぷりのストーリー。上手いよねー。押し付けがましくないの。キャラがみんな素敵。この先、宝子の行き先が気になるけれど、きっと変わらず家族なんだろうなー。おそらく、くっきりはっきりエンドは描かない作家さんなんだと思うのですよ。ずーっと続くこの作品の中で皆んなわちゃわちゃ笑ってるんだろうな、と。この作品は取り敢えず未完で続きがありますが。完結かどうかはあまり気にならない作風。「訳あって」死神・大天狗・河童である「3人の父親」と暮らす「ニンゲンの宝子」。彼らを取り巻くご近所ストーリー。父達が本当に素敵です。何げに宝子のクラスメイト達も好き。もっとみる▼
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家族物語2025年1月30日丁寧な話の進み方に惹かれて購読。普段オトナ作品、TLは読まないのですが。。。オメガバですが、きちんと相手の人間性に惹かれて慈しみ合う2人が素敵でした。正直、個人的には、BLも含め所謂過剰にエロいシーンはあまり必要としていないのでそのあたりよりも作品のストーリーに魅力を感じた作品です。完結巻まで読んで初めて、こだか和麻先生(BL)と判明。クロスオーバー作品も気になりますが、打ち切りなんですね。いつかどこかでまたこのファミリーに出会えたら嬉しいです。皇くんのお見合いが気になる。。。もっとみる▼
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靴下!ネタバレ2025年1月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻よりも2巻の方がしっくり来ました。2人の距離に比例したのかも。 1巻ではライバル、ノンケ、訳アリの過去、などなどがあり、なかなか噛み合わなかった2人。2巻ではすでに恋人関係からのスタートなのでその辺りのモヤモヤがなくスムーズ。皆さんがおっしゃっていますが、たしかに2巻、泣ける。消防士という命に関わる緊張感のあるお仕事が切り離せないからこそ、胸にくるシーンが。今までの大島作品に比べると、随分王道な話だな、珍しい〜なんて思っていましたが、2巻を読んで、あ、やはり良いな大島かもめ先生!と実感。 1巻でイマイチハマらなかった方にこそ2巻を読んで欲しいです。そして靴下着用のあのシーンの破壊力よ!!靴下属性はないのですが、この作品では刮目するくらい良かった。前後の流れとか2人の勢いなどが表れていましたねー。そしてそして、仕方ないのですが、番外編を後から出る本編に収録はね、配信の都度購入しているファンにはちょっとガックリです。こんな重複、避けられないもん。ちょっと損した気分に。
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個人的には好きネタバレ2025年1月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 作画が超好み。わー、初読み作家さまだー、良く見つけたな自分。みたいな感じで購入。独特のテンポ。私は好きな感じですが、ちょいと厳しいかも。読んだ人皆んなが楽しめる書き方ではない。そこが魅力にも感じるのですが。断片的過ぎて。ググっと2人のアップや感情の起伏が迫ってきても、ブツ切りに次ぐブツ切りのシーンの連続で勿体無い。時系列前後を挟み込む展開なら、もう少し上手くミスリードして欲しい。もっと確信的に狙って。因みに、某サイトで読めたプロトタイプは同じキャラの同じ作品でも、全ページ全く違ったアプローチになっていて随分器用な作家さんだなぁと思いました。同じストーリーを別視点で書いてるんですよ。アングルが違う。そして、プロトタイプではこれまた絶妙なタイミングでタイトルが効いてくるんですが、その辺の流れは今作には引き継がれていないようで、ちょっとタイトルがういちゃったかも。総じて私は好きでした。作品も作家さんも。他も読んでみよう。しかし、なぜ本来の立ち位置(左右)をこの2人に限って逆にしたんですかね?
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幼馴染3人のキャラと絆を愛でる話ネタバレ2025年1月17日このレビューはネタバレを含みます▼ ページ数を考えると、二転三転良く出来たお話で。飽きる事なく楽しめました。ベッドシーンがやや多く感じてしまうほど。三国間の駆け引きが鮮やか。それも全てアストラ目線で読ませるリードだからこそ。1人蚊帳の外で不安だっただろうに、さすが王族。しっかり頑張りました。クソデカ初恋拗らせ一途王子(1番年下!)、ナリの割には1番男前?才気ある強強王子、素直で正義感溢れる鈍感お兄ちゃん王子、3人の素晴らしい幼馴染の絆あればこそ。それを見極め見守って来たアストラパパが。。。と、面白かったのですが、主CPの始まりが割とツライ感じだったので個人的にはそこだけ消化不良。思いが叶って感涙甘々溺愛!ぐらいは見たかった〜。実はリオの強強キャラが1番びっくりでした。頭も良く、バリタチ!とは!笑
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情熱2025年1月13日ビスクドールと言えば、ジュモーとか四谷シモンとかを思い出すエイジです。たまたま初巻無料のタイミングの際に読みました。主人公が運命的にドールに出会い熱意を持って関わっていく過程が丁寧で引き込まれました。オジサン+リーマン+ドールと言うギャップが効いている。しかし、趣味や興味、情熱の対象に年齢や性別なんて関係がない事を鮮やかに見せてくれます。お気に入りに登録しました。既刊をオトナ買いしたいところですが、出来れば完結まで一気に読みたい。今作と出会った時は3巻まで配信されていますが、単行本発行の頻度がどんな感じか見極めて購入したいと思います。ぜひぜひ完結まで頑張っていただきたい。ドールに興味ない方でも、趣味やコレクションしているものがある方には共感大な作品だと思います。もっとみる▼
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ああ、こういうエンドも良いですねネタバレ2025年1月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻を無料開放の際に読んで、わ、めっちゃ好みかも〜とお気に入りに入れつつしばらく放置。お値下げのタイミングで全巻購入、積本へ。やっと読みました!完結だったので最後まで一気に読めたの良かった。これはどんな結末になるんだろう、と心配でしたが。想像とは全く違いましたがコレはコレで良いエンドでした。主要キャラ達全ての性格や過去エピ、現在に至るまで、そして結末。全部読ませてもらえて大納得。5巻と言う長さもちょうどいい。読み終わってみると、勇者が 1番無念と心残りの人生だったのかもと思いますが結末の先で2人で幸せになってくれたらと。ハッピーエンドではありますが、ご都合主義的には収まらない悲しいエンドでもあります。それも良かった。別れと始まりのハッピーエンドでした!ファンタジー、人間関係、癒し、猫好き、綺麗なだけではない冒険の裏側、真実の物語、この辺りのキーワードで気になる方にはぜひ。
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タイトル回収のタイミングと秀逸さよ!ネタバレ2024年12月25日このレビューはネタバレを含みます▼ はぁー。好き。好き過ぎる2人。最終回以外は作者さまのあげたサイトで読んでいました。知っている話なのにコミックスでまたイチイチ悶えてしまう。もちろん青と碧も大好きですよ。2人もガッツリ登場。最終回はコミックスで初めて読んだのですが。ずっとこの2人の着地点は何処なのか?ハラハラしていました。もう!めちゃくちゃ納得、満足の最終回でしたよ!!最高!最恐ならぬ最強の2人。いや最恐でもあるんだけれども。阿吽なんですよね。ツーカーとはちょっと違う。あ。うん。と同じように。「何それ」「愛かよ」と。心の中で全力で叫んだよねー。タイトルぅ!ここで?!痺れました。2人の関係にまだ名はない。恋人でもない。でもね、愛、なんですよねー。「欲」ではなく「情」。だから愛欲ではなく愛情があるの、2人には。素敵過ぎる。でもね、死が2人を分つまで。何が起こるか分かんないものね。このままでいて欲しいような、もっと欲に展開して欲しいような。でもきっと2人なら、肉体的な行為があってもなくてもあまり変わらず過ごしていそう。ずっと見守りたい4人です。続き、出ないかなぁ〜。読みたいです。
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推し活に全振りが過ぎる!2024年12月23日タイトル通り!異世界転生ではなく、前世の記憶持ちであるアルバ。母の再婚で家族になった義兄が前世時代の最推しゲームキャラで?!と言うお話。ゲームの世界とか前世とか、確かにストーリーに必要な設定ですが、そんな「設定」と感じさせない義兄への推し活!活動と言うより「愛」です。お互いに深い愛情を持って関わる兄弟を愛でる作品に仕上がってます。BLと言うジャンルを鑑みるとこれからそう言う展開になるんだろうか。 1巻の時点では兄弟(家族)の溺愛です。裏表や忖度、損得なく兄に尊敬や愛情を注ぐアルバが可愛いです。この先、どんな展開になるのか、、、のんびり待ってます。もっとみる▼
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ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)【分冊版】
最高のときめきネタバレ2024年12月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 単話の 1話を読んで「面白い!」と原作を読みに行きました。今はコミカライズまとまるのを待っています!原作のイメージ通り!単話5話まではまだレティの活躍が目立ちますが、大丈夫です、これからジルベールも活躍します!格好良いけど可愛いです!全く新しいスパダリ令嬢系!作画も美麗で眼福です。規格外のヒロインとヒーローでありきたりの令嬢イメージを覆す面白さ。コミカライズがどこまで(ストーリーが)伸びるかわかりませんが現行の原作までならば、さほど長くはないので2巻くらいでしょうか。もちろん、新しい話の更新大歓迎です。 -
天然系2024年12月21日とにかく南くんが良い子!試し読みで「妄想彼氏・伊達さん」が格好良すぎで買っちゃいました。この感じはコメディだろうなぁとは思っていましたが、意外にピュアなラブストーリーでしたよ。天然良い子な南くん。伊達改め瀧澤さんもある意味天然スパダリ。不思議なテンポで進む2人のラブストーリー。些細な事ですれ違い、でも拗れない!同僚にも「あいつは辞めておけ!」と言われて、でも拗れない!当て馬にすらならない本当に心配してくれる同僚・黒江くん。瀧澤さんの仕事のバディ浪川さん。皆んな良い人。嫌な人誰も出て来ない平和BL。絵柄がちょい独特でテンポもね、好き嫌いはありそうですが、エロシーンもしっかり入ってくるし、ダメージになるようなエピソードもなく、誰でも楽しく読める作品だと思います。小説読んで感動のあまり電車内で号泣しちゃう天然ピュアっ子・南くん。押しが強く財力もあり、ちょっと世間知らずっぽいけど溺愛スパダリの瀧澤さん。実はひと癖ありそうな麗しいサバサバ系男子・浪川さん→個人的にはもう西園寺さんで良いと思う!たぶん 1番普通の良識人・黒江くん。どのキャラも素敵でした。続編もスピンオフも大歓迎!ぜひぜひ読みたいです。スーツとリーマンではありますが、お仕事BLと言うほどお仕事してません。笑 敢えて言うならば「妄想系」でしょうか。もっとみる▼
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貧乏騎士に嫁入りしたはずが!? 野人令嬢は皇太子妃になっても竜を狩りたい(コミック)
暴れん坊令嬢!素敵です。2024年12月16日試し読みが楽しすぎて先に原作読んで来ちゃいました!お話知ってしまったけど良すぎてコミカライズも購入〜。原作のイメージを崩さず、作画も綺麗、テンポも良し。帯の「暴れん坊令嬢」に吹き出しそうになりました。とは言えヒロイン・ラルフシーヌは公爵令嬢としての自覚も振る舞いも出来る優秀女子。正義感と思い切りの良さは暴れん坊と言うよりイケメン令嬢の方が合いそうですが。ヒーローの騎士・セルミアーネもキリッと爽やかな素敵男子。訳アリ男子なんですが、さて〜と言うストーリー。皇室の後継や訳アリの「訳」、色々な問題もありますが、気分が悪くなるような展開やクズキャラもさほどなく。安心して読める作品だと思います。グズグズ、なよなよな悲劇のヒロインが苦手な方にはうってつけかと。あ、ヒーローも努力の人で名も実も揃え格好良いですよ。あと、ラルフシーヌとセルミアーネ、音が一緒で紛らわしいんですよね。原作読んでる時も脳内再生音がなかなかハマらなかった覚えが。もっとみる▼ -
良作!面白い〜ネタバレ2024年12月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作は未読ですが、あまりにこちらのコミカライズが面白く原作も読みたくなりました!少女マンガほどキラキラしくなく少年マンガの無骨な荒々しさもない、非常に丁寧な読みやすい作画と、他にはないオリジナリティを感じるストーリーがマッチ。異世界、転生、次男の成り上がり、貴族派閥争い、学園ドラマ、友情、魔法学、よくある題材を扱っていますが「よくある感じ」にはならないのがスゴイ!キャラクターが良いですね〜。荒唐無稽な展開ではなく、この世界の設定の中で子供達がリアルに動いているのが好感。思わず頑張れ!この先はどーなるの〜と応援したくなり続きが楽しみになります。出来過ぎない彼らの努力や工夫、苦労を見守りたいです。2巻まで既読。まだ学園内、子供達のみのお話ですが、この先大人達や対立両家、派閥も絡んで展開していくならだいぶスケールも大きくなりますね。そうなった時の彼らの行動がこれまた楽しみ。
追記*良い作品に出会えた〜と思っていたタイミングで3巻も出た!主人公であるロイが引き続き変化・進化中。みたいな展開。サマーバカンスに家族で領地に戻る途中でアクシデント。学園を離れて物語も膨らみます。決して派手な展開もなくキャラもいませんが、自らの考えと努力で現状を変えたい!と強く思う主人公に魅力を感じます。特別優れた能力が付与された訳ではないのが好感。好みのストーリーです。再録*現在発表されている原作6章29話まで読みました。途中、そこで終わるのか!と言う消化し切れないエピソードがいくつかありましたが正に大きく話が展開する!と言う重要な場面で更新が止まっていました。うーむ。そろそろ1年近く更新が無い事に一抹の不安が。。。諸々のご事情だとは思いますが是非に完結まで読ませていただきたい。宜しくお願いします。 -
まーちゃん!ネタバレ2024年12月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 性別を問わず「実」親子、「実」兄弟姉妹、地雷です。創作物と中々割り切れないのが理由なのですが今作はとにかく作画の陣闇丸先生の絵を見たいがために読んでいる感じです。自分の好みはさておきこの物語は、父親!早々にフェードアウトで終わり?と思いきや最悪の再登場とか、弟と妹の扱い雑!とか突っ込みどころ満載。ただただ素直で可哀想な尚人と苦悩の苦労人である雅紀、2人の世界の物語。本当にこんな話なの?コミカライズで端折られてない?と思い、原作も読みました。 むしろコミカライズ成功パターンだな、と思いました。地雷でない方には普通にオススメしたい作品です。作画の美しさ、複雑なストーリー、芸能界の華やかさ、キャラクターの魅力、切なさ、溺愛、独占欲、スパダリ攻め、健気受け、苦悩、学園ドラマ、家族ドラマ、とにかく作画の美しさ(2回目、笑)、などなど。このまま進めばお仕事BLの側面も。はぁ〜、実兄弟でさえなければ。。。でも、そこがキモみたいな作品ですからね〜。コミカライズ連載の進みはゆっくり。思い出した頃に単行本が出て、「やっぱり美しい!眼福!」と私の眼を喜ばせてくれる作品です。因みに、雅紀推しです。お兄ちゃん!
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My Dear Fluffy Boy【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
好きなシリーズ今作は万人向けではないかもネタバレ2024年12月7日このレビューはネタバレを含みます▼ ブラッドが幸せならそれで良し。この一言に尽きますね。ホントに。そう思えない方はもしかしたら色々ツライかもしれません。動物愛護とかイジメとか性的表現とか、その辺り引っかかりそうな方は辞めといた方が。私は大好きなシリーズ+あくまで創作作品と受け入れられるので何ら問題なく読みました。ブラッドもノアもそれぞれ特殊事情&エピソード持ちなので、多少歪な始まりでしたが、ハッピーエンドで終わり良ければ、です。個人的にはもう少しブラッドがノアに惹かれていく過程、または溺愛の様子まで描いて欲しかった。病んだ状態でノアで良いかから始まったので、もっとノアで無ければと納得したかった。ノアは初対面からブラッドに好意を感じその後も自覚ありましたからね。健やかな状態のブラッドは本来世話焼きで愛情深いヤツなんで。今作中、ずっと病んでいたブラッド。ノアは意外にもしっかり屋さんで前向き。繊細なブラッドとお似合いです。2人とも幸せになってくれ〜。スピンオフのスピンオフ、出たら読みますが、なんとなく展開が読めちゃいそうなので意外性が欲しいなぁ?笑 紳士な彼の夜の躾調教だけでなく、表のビジネスとかでもスパルタ指導を受けてやり手ビジネスマンになり、表と裏で魅せて欲しい。とか。アレックスとコールにも会いたい。スピンオフよりオールスター続編だったら良いなぁ。 -
巡り合わせネタバレ2024年12月4日このレビューはネタバレを含みます▼ これはまた、、、。スゴイ作品が来ました。 1巻で綺麗に完結。上手いですよねー。過不足なくキャラもストーリーも動いてます。「跪いて愛を問う」でもエピソードの重ね方とカタルシスまでの持って行き方がスゴイなーと思っていましたが今作も素晴らしかったです。タカヤくんがねー、ホント眩しい!何なのこの子!世界が違えば聖女でしょ、この浄化能力。感情のままによく泣いてますけど決して女子っぽくはなく、素直で男らしい潔さ。サイトーさん、夜明けですね。顔を上げられて良かった。チラッと書かれたアキさんの境遇、義父のゲスぶりが衝撃的。あの一コマがツライ。。。タイトルも素晴らしいですね。この作品を語る全てではないでしょうか。アキさんもサイトーさんもタカヤくんも、テンチョーもバーのママも、皆んな健気で優しい。かなり胸が痛い内容ですが、温かい素敵なラブ・ストーリーです。愛の物語です。ぜひ。
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ラブコメ!意外としっとり。ネタバレ2024年12月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 隣人との(一方的かつ)スケベな攻防戦!あっけらかんとした佑のキャラ、寂しがりやで怖がりだけどそれなりのオトナだから1人で大丈夫!なしっちー。実は若い頃から音楽の世界に身を置き世界で活躍して来た佑にも迷いや葛藤が。でもそれがトラウマみたいな暗い話にならないのは彼の素直さと明るい性格のおかげ。一見地味で暗いしっちーが暗がりにいる陽キャな佑を引き上げ、前向きな佑が繊細なしっちーに寄り添う。ダブル救済ストーリーかな。奔放な佑のセ・フレ1号2号3号がそれぞれ良い働きをしてます!私個人的には一穴一棒主義でモブレとかセ・フレはNGなのですが、この作品は大丈夫でした。セ・フレとのベッドでのシーンはありますが行為はなかったのでセーフ。 巻末にその後のお話アリ。出来れば佑にもまたヴァイオリン弾いてほしいなぁ。しっちーは三白眼でシャーシャー 言ってる猫みたいで可愛いし、佑も1号2号3号も皆イケメンだし、作画も綺麗で読みやすかったです。重くなり過ぎないけど、しっかり読ませる作品でした!因みに作者様の他作品全て読んでいますが、テイクミーホームに続きお気に入りになりました。
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素晴らしい!だけど先は長そうな、、、2024年11月10日素晴らしいの一言に尽きます。主人公シオを通じてみる壮大なランドスケープ。この世界の民族や歴史、争い、綺麗事ではない出来事もありますが、俯瞰して見れる、穏やかに引き込まれる物語。私自身どうやってこの作品に辿り着いたのか分からないまま、知り得た幸運に震えます。同時に何故今まで知らなかったのか早く読まなかった事を後悔する作品。司書(カフナ)と言う仕事が魅力的な事ももちろんですが、何より主人公シオの背景と人物が好ましい。めちゃくちゃ努力してるんですよ〜、頑張り屋さん!応援しちゃうでしょ。周りの登場人物達も個性的で良い。「識る事、学ぶ事」を強く諭したお姉さんがまた素晴らしい!3巻までは、カフナ試験に挑戦し結果が出るまでの一区切り。単純に超難関試験に挑む過程が楽しく読める。4巻からはまた新たなシーンに切り替わります。図書館や司書と言う以上に「本」に重きを置くストーリーである事が私には嬉しいです。この先どう進むのか。ファンタジーと言うよりある国の歴史を垣間見るような。設定もしっかり作り込まれており読み応えあります。原作の記載がありますが、おそらくソレも含めてこの作品を作り上げる設定。あまりにも抜かりない作り込みとシオの純粋な挑戦に自然と胸が熱くなり落涙しそうになります。今、1番楽しみな作品です。*現時点の最新刊8巻まで読みました。益々面白く、チラホラストーリーの種が蒔かれているのですが、話が壮大すぎて8巻ではほとんど進んでいない感じ。最後にキレーに繋がってまとまるのは分かっているのですが正直、もう少し展開が欲しい。イチオシなのは変わらないけれど、完結してから読むか、進み方や発刊時期を気にせずゆったり構えて静かに待つか。どっちにせよ絶対に読むけど!蒔かれた種とこの感じだと体感的に最低もう8巻は必要。たぶんそれ以上。だってまだ全然これからだもん!作家さまにはお元気で健やかに描き続けていただきたいの一心です。もっとみる▼
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副音声はうるさい十分に【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
やっと!ネタバレ2024年11月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻でやっとお互いの気持ちを伝え合った2人。おめでとう〜。え、この後どうなるの?と思っていた5巻。今までの野崎像が覆るほどの過去エピソード!いや、本当にびっくりしましたよ、私は。今後、西田くんにも何かびっくりエピソードが出てくるんだろうか。今のところ、入社時の可愛いエピしかないが。。。画期的な副音声BL、盛大なスレ違いから見事成就した2人の恋。これからは深く人物像や人物背景が明らかになり作品に深みが見られる予感。いいね
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柔らかい空気感と信頼関係2024年10月17日大好きです!連載も読んでいました〜。思っていたより早くコミックス出て嬉しいです。久しぶりに新刊即買いしました〜。単話「白鳥社長のお気に入り」とたまたま出会い、大好きな作家さまになりました。恋パンも白鳥社長〜もですが、作品の優しい空気感とパートナーの信頼関係がとても素敵です。短いページの中に無理なくたくさんの情報を入れて描ける上手い作家さんだな〜と思います。説明過多にならず、ふんわりと。コミックスでしか読めない恋パンの書き下ろし、もちろん堪能させていただきましたが、白鳥社長と堂本くんCP大好きなので、ぜひぜひ、こちらも続きを! 本作のキーワードは、頑張る年下イケメン大型ワンコと見た目ほんわか仕事出来お兄さん、お仕事BL、職場の人皆んな良い人、エロシーンもしっかりあるよ。優しい爽やかBL。もっとみる▼
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原作が好きでコミカライズも2024年8月22日随分前に原作を読みました、大好きなお話。王道のハラハラドキドキと正義感。家族思いの令嬢らしからぬヒロインの活躍。麗しいだけではない太公の初恋の行方。良い意味での裏切られ感。久しぶりにまた読むか、とコミカライズを購入。昔読んだコミカライズ作品と絵柄の印象が少し違う気もしますが?これはこれで読みやすく綺麗な作画です。個人的に気になったのは、ちょいちょい挟まるギャグっぽいコマが多すぎるなぁ→嫌なほどではない、と、どなたかもおっしゃっていましたが女性キャラのバストの描き方が苦手です。あれ?作家さまは男性なのかな?と思ってしまいましたが。とは言いつつも、素敵な作品である事には違いありません。悲惨過ぎず、テンポも良く、ほっこり幸せな気分になれる、そんな作品だと思います。もっとみる▼
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王道だけど良作の気配!2024年8月22日初めましての作家さま。美形兄弟のちょいナルシスト兄とその弟のド平凡な同級生。ナルシストだけど美しいものが好きなだけのめちゃくちゃ良識人な兄、平凡なだけでなくお人好しで抜けてる後輩。歳の差、体格差、ギャップ萌え、ワンコ受け(推定)美人攻め(推定)、学園物、、、、王道!ですが、見やすく綺麗、美形兄弟の名に違わぬ作画、とぼけたキャラが良いテンポになっています。おそらくこのまま、兄が沼にハマっていくパターンかとは思いますが、この3人のキャラクターが愛らしく面白く、この先も見てみたいと思わせてくれます。1話2話の同時配信ですが、単行本派の私。待てるかな。この時点でノンケ同士のDK、どうなりますやら!ゆっくり愛でつつ楽しみにしています。もっとみる▼
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正しい推し活2024年7月25日もうね、ヘタレ具合が最高。可愛い。ダメ過ぎる。弱々。ツッコミどころ満載。ベースがイケイケの元第一王子というやんごとなき血筋のお坊ちゃまと言う否応無しのギャップも良き。ダメなところがあるほど成長に喜びを感じる育成系?ヘタレ王子を保護したエマのサッパリした感じもちょうどいい。変にベタベタしてなくて。「頑張れ〜頑張れ〜」と応援したくなるまさに正しい推し活作品。王子の座から降ろされたクルヒ、よくある展開だと心を入れ替え素晴らしい人物となって返り咲きパターンですが、そういう雰囲気でもない本作。どう進むのか本当に楽しみ。個人的にはしばらくはポンコツヘタレ王子を愛でたい気分です。もっとみる▼
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勿体無い!2024年7月1日めちゃくちゃ面白い!だけど、分かりづらい!なんでだろう?もちろん、入り組んだ歴史がベースな事は一因だろうけれど。別に忠実な史実漫画ではなく、あくまでベースなだけで。登場人物もそれぞれすごく魅力的!スピード感もあって謎もある。人情も。歴史を知らずしても楽しめるはずなのに。おそらく作者がこの時代、好きなんでしょうね〜。キャラクターの動きや心情を中心にストーリーが動けば、もっと分かりやすくドラマティックになりそうなのに。ちゃんと丁寧に歴史背景も盛り込んで描かれているんですよ。真面目に。どっちつかずになってしまっているのかな。書く事いっぱいあるもんね。相当端折っているのにもう4巻。。。まだ全然動いてないストーリー。これからですよ。長いお付き合いになりそうです。ここではレビューも少なく心配になりますが、ぜひ描き切って欲しいです。最後まで読みます!買います!個人的には、東洋西洋問わず紋章に興味を持って色々調べた時期があったので紋章官トマの活躍、嬉しく楽しいです。もっとみる▼
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続き、読みたい!ネタバレ2024年5月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 良いですね〜。優しい、信頼と思いやりに溢れた関係。本来、D/Sはその信頼性が無ければ破綻してしまう関係なのですが、どうしても「パートナー」としての視点より「エロ」や「従属」が先行してしまいがち。この作品は所謂domらしくない堂本くん故の「先ずは相手に対する配慮」から出されるコマンドにグッときます。偶然のトラブル現場での初コマンド、社長sub相手とはいえ、ハンカチをサッと出し、その上にニール、なんて!それなりにD/S作品を読んで来ましたが、こんなの初めてですよ〜。読み進めると、ちょっと弱気で頼りなさげに見えた堂本くんのキリっと責任感+独占欲?のある行動や自信満々ザ社長な白鳥さんの素直さや可愛らしいさに「君たち良い番になるよ!」とオメガバ運命的な相性を実感。しかも!たぶんトップとボトムはD/Sと逆だよね?最高です。丁度良い感じの体格差も良い。これで終わりは勿体無い!!ぜひ続きを読みたいです。読ませてくださーい!作品紹介キーワードは、完璧なsub社長とおっとりdom社員、お仕事BL、丁寧で優しいコマンド、エロなしキスまで、体格差、その後エピソード(お出かけ編)のおまけページあり。あたりでしょうか。おまけ最後の最後、酒池肉林な堂本くんが可愛すぎました。社長、ナイス妄想です。
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悪くない。2024年4月22日1巻。2人のサイトーくんと周りの子達、それぞれの考え方やキャラクターが面白く、ちゃんと「料理」に向き合っているのが良かった!次も読みたい!と思い、ちょうど3巻が出たタイミングで2巻3巻と購入。続けて読んで、うーん?ちょっとテーマがボケてきちゃった印象。そして、ストーリーの展開が遅い。何が軸の話かわからないまま3巻。この感じで進むと何巻になるのか。先が見えない。せっかくのまっっすぐな勘違いキャラサイトーくんと、訳アリエリートサイトーくん、脇キャラと揃っているので、もう少しワクワクしたい。2人の対比が主なのか、学生のわちゃわちゃがメインなのか、そこに「料理」が入る必要は何なのか?今のところグルメ要素は全く無いが。4巻次第かな。。。もっとみる▼
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惜しい感じがありつつリピート読みしちゃうネタバレ2024年3月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 作画も綺麗、テンポ展開もそれなりに、イケオジ+クールイケメン、楽しい要素はいっぱいあるんですが。個人的にはちょっと惜しい感じです。まず小鳥遊さんがイマイチ好みじゃない(ごめんなさい!)。申し訳ない〜。氷渡くんの周りに媚びずに小鳥遊さん一直線なところは素敵。2人の出会い、過去エピソードが出た時に、あ、この話は2人の「再会」が成し得た時に成就するんだなぁと思ったのです。一見なんのつながりのない数々のエピソードも、最後に「実はあの時の、、、」で全てが必然のエピソードに昇華する、みたいな。ところが、今のところあのエピソード全く必要なかった?かのような。ただ単に氷渡くんが小鳥遊さんに執着するキッカケで終わってしまっている。勿体無い〜。だからか、全部のシーンが行き当たりばったりのギャグっぽく見えてしまう。小鳥遊さんのEDも、氷渡くんのクールさも、小鳥遊さんのスペックが笑えてくる。この設定いるのかな?あんまり生かされてない気がするんだな〜。ただ単に会社の出来る上司と愛想がないクール部下のいつの間にかお仕事BLでも良かったんじゃ、と思えてきます。巻数も重ねて来ました。だんだん2人の感情の変化も見えてきたので今後、今までエピソードが上手く絡んで盛り上がって行きますように。なんだかんだと楽しみにしていますから!氷渡くん、頑張れ〜!!
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大河風BL、いや大映ドラマ風か。良き。ネタバレ2024年3月4日このレビューはネタバレを含みます▼ なんともドラマティックな歌舞伎町ストーリーですこと!ホストクラブが舞台なのでキラッキラ!良いお話でした。収まりの良いところで 1巻が終わりました。完結でもまぁアリです。が、2巻があるそうです。もともとその予定で始まったお話みたいですね。歌舞伎町、ホスト、訳あり、四天王、オーナー絡み、セ・フレンド、片恋、幼馴染、とてんこ盛り!題材的に重くなったりドロドロしそうなのですが。なんかねー、部活みたい?匂いが健全なんですよねー。皆んな良い子ばっかりだし。面白かったし、2巻も買います。作家さま買いだし。繰り返し読むと思います。ただ。ただね、もう少し艶っぽさというか、陰というか、欲しかったな〜。優雅の登場シーンなんてさ、煌夜、叫びにならない叫びをあげちゃうくらい運命の出会いなんだよ?優雅はもう少しミステリアス且つ気高く、って感じに見たかったです。普通にぽやっとした良い子にしか見えんて。優雅がリューズに縛られる理由もなー、分かる、分かるけど弱い。優雅が京都弁だからか、ホストが舞台だからか、セリフ全てが芝居がかっていて大映ドラマみたいでした。あ、一応褒め言葉として。ドラマティックで面白かったと言う事です。昼ドラになってもおかしくない。むしろ深夜ではない。あくまで個人的な感想です。作画はもちろん美麗ですし、テンポも良く、ページ数も充分読み応えたっぷり、イヤなキャラも出て来ない、自分達の矜持を持って有言実行する彼らは格好良い!ぜひ。
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特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】
あ、大丈夫ですよ。ぜひ続編も。2024年2月22日よしの親衛隊の皆さま、本編(前作)ファンの皆さま、大丈夫ですよ!今作続編も良かったです。1冊の作品として通して読んだら、思いの外スーッと入ってきましたよ、2人の感情が。単話配信の 1話目が無料だった事もあり、単話で数話追っていました。いや、もうね、ロウがありえなさ過ぎて困った。こんなにおバカさんだったっけ?と。スパダリのスの字も感じない。イケメンでも何でもない。ただの空気読めない勘違いヤロウだよ。え、続編って何の話?と怖くなり途中でリタイヤ。単行本にまとまり、恐々最後まで読みました。あら?単話で読んでいた時とはちょっと違う印象。いや、ロウくんは相変わらずなんですが。読んでみて一言。ロウくんは単に「お子ちゃまです!」。社会に出て際立ってしまったね。ただ間違いなく、よしのを思っています。きっとこれから彼のスペックを最大限に活かして良い彼氏になってくれるのではないでしょうか!よしの、しっかり調教しなさいよ!あ〜でも私が見たかったのは、調教するしっかり者なよしのではなく、ただただ深く愛されるよしのだったんだよね〜。スイくん、ニコちゃん、ともに良い子なはずなのにこちらの2人も不完全燃焼。続・続編、宜しくお願いします。スッキリさせてくださーい。もっとみる▼ -
箱入り三毛猫男子!ネタバレ2024年2月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛い!育ちの良い素直さって無敵ですね。獣人男子寮の相部屋カップリングが絶妙〜。主CPはハスキーと三毛、隣は獅子と梟、上はシロクマとペンギン。どんな寮よ!この組み合わせを見てもファンタジー感満載ですが、本編もリアルな獣の生体と言うより、種の個性を取り入れたほのぼのキャンパスライフの様相。貴重種である三毛猫の男子の為、外部との接触を制限され大事に守られながら成長したミケ君。寂しかった幼少期を鑑みて大学進学を機に独り立ち&友達作りたいミケ君。寮の同室はハスキーの蓮木君で〜と言う始まり。ピュア三毛のミケ君、誠実美形強面の蓮木君、ケンカップル予備軍?な情に深い隣室友人達。ちょっとした絡まれエピソードもありますが、基本優しい世界感の作品。安心して読めます。獣人化モフモフシーンもあり、ほっこり。実は〜な2人の出会いシーンもチラッとあり、ただの同室ではない特別なご縁で上手くまとまり大満でした!ご紹介キーワードは、ピュア受け、ワンコ攻め、学生寮、素直、可愛い、初めて、あたりでしょうか。個人的には何気に喧嘩強いミケ君に1番萌えました。見事な上段蹴りクリーンヒット!
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好きな感じではあるが、ネタバレ2024年2月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 前作がなかなかに良かった記憶があり、セールのタイミングで購入。新刊配信の際は試し読みであまりピンと来ずスルーしてしまっていたけれど、今回はワクワクしながら読めた!若ちゃん、君は怪しすぎるよ〜。誠が怖がるのがワカル。望むべからずちょいと特殊な能力を持ってしまった2人。受け取り方、受け止め方、環境が正反対。だけど、運命の出会いだよね、きっと。確率的に。池原くんがめちゃくちゃ良い緩衝材!むしろ、トリオだよ!訳アリの2人プラス1人の学生生活をドキドキワクワクしながら読んでいたら、あらあら何やら問題発生?クラス内でSNSをめぐるトラブル、、、このSNSの匿名性と心の声が聞こえる彼ら、隠された存在と聞こえる思い、やっとこの特殊技能?が生かせる展開キタ!と思ったら。いきなりトラブルからは遠く遠ざかり(一緒に解決させよう!って言ってたのに)、何故か恋愛モードに。いや、百歩譲ってソレでも良いよ。BLだもん。だけど!ぶつ切り過ぎでしょ〜。せっかく若ちゃん、誠のデコボコ感が良い感じにハマりつつあり、絵も綺麗で良かったのに。丁寧にエピソードが進んで行く反面、トラブルの解決部分が分かりにくく残念〜。2つのトラブルが同時に展開&解決していくので表現も難しかったのかも。せっかくなら2人で解決スッキリまたは答え合わせみたいなシーンも欲しかった。個人的には、不思議な雰囲気を持つちょっと感覚麻痺系の若ちゃんと繊細で心優しい誠のカップルの組み合わせも良かったし、何より池原!普通の男子の立ち位置なんだけど、君は普通じゃ無いよ!素直、正直、同性友人のカップルを当たり前みたいに受け入れられる感覚。1番推せる。色々言いましたが、好きな雰囲気の作風です。応援してます!次作も楽しみにしてます!
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タイトルに偽りなし!ネタバレ2024年1月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。わーい新刊だー。作画に若干クセありますが、全く気にならない!上回るストーリー!セリフ回しと言うかリズムが良いんですよね、毎回。今作はタイトルが全てを語っています。ベリーでメリー、ラブリーでハッピーなヘブンリーストーリー。とある地方都市、隣り合う老舗和菓子屋と洋菓子店。若い菓子職人とパティシエのやり取り。始めはライバル意識バリバリだった職人タケ兄が、パティシエ佐野さんに巻き込まれていくラブコメ。和と洋、真面目堅物と陽キャ、でも2人とも同じくらいお菓子作りに真摯なんです。拗らせてる兄2人に対しめちゃくちゃ普通に良い子な妹も良い。荒事もなく2人を中心にコツコツエピソードが重なって行きます。お互いノンケの2人がすんなりくっつくキッカケやエピソードがちょっと弱かった気もしますが、ご愛嬌。ずっとわちゃわちゃ楽しそうでした。ご紹介キーワードは、ライバル、お仕事、職人、ノンケ同士、キスまで、ラブコメ、あたりでしょうか。ひとつだけ、たしかに素手で洋生菓子を持ち歩くのは非リアル。ただ佐野さんのキャラクターとして採用、アリかな。
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大好き!2024年1月31日大好きな作品です。大河ドラマ並み、いやシェイクスピアか、と言うくらい多岐に渡るキャラクターの登場と書き分け、それぞれの性格や立ち位置、関わり合い方。いやホント、相関図欲しいわ!たしか作中にありました相関図。某pで見たのかも。紹介文にはブロマンスとありますが、うーん、何というか。BL的な直接的なラブにはあまり感じられない。愛と言うより業?そう、皆んな何らかの業を背負っている感じ。そもそも彼ら天使や悪魔は性別無いですし。だからこその業がね、深いのよ。交わらない感じがこれまた。主CP?コンビが仲良くてなんか救われます。ご紹介キーワードは、天使、悪魔、主従、兄弟、敵味方、個性的、掛け合い、言わなくても分かるよね、あたりでしょうか。刺さる方とそうでない方、思いっきり分かれる作品かもしれません。もっとみる▼
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良かった〜!ネタバレ2024年1月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さま。ファンタジー好きとしては表紙のトーンからして好みで気になりました。絵柄もねー。綺麗!ただ若干、本当に読む人によるかもしれませんが、線が細くて見えづらいのよー。昔読んだ紙雑誌みたいにカラー紙だったら絶対拾えないわー。今は緑とかピンクの紙じゃないのかしらね。肝心のお話は、想像以上に良かった!好みでした。紹介キーワードは主従、転生、甥と叔父、お子、特殊能力、悪魔、エロ少なめ、綺麗め作画、嫌な展開なし。とある特殊事情な甥っ子ノア、お子を巡るイケメン2人、叔父のクリスと保育園のハーヴィ先生。出会いが身内を事故で亡くし、と辛いスタートなのですがそちらが主題では無いのでサラッと。魔王の生まれ変わりノア、魔王ととある縁があるハーヴィ、ぜーんぶをひっくるめて受け入れるクリス。色々なエピソードがありますが、終わってみると嫌な人物も痛い事も怖くもなく。ピュアで可愛いノアと動物達(この辺の関わりは読んでください〜)、真っ当で優しいクリス、拗らせハーヴィ、皆んな可愛い。若干かけ足な感じはありましたが 1巻に収めるにはこんな感じでしょうか。深く重い絡みやお話をお求めの方には向かないかもしれません。今の私には難しくなく美しくほんわか読める本作はちょうど良かったです。望外に良かったし作画も気に入ったので同作家さまの他作品も追い購入しちゃいました。靴屋さんのお話もめちゃくちゃ好みでした〜。ヴァンパイヤシリーズこれからゆっくり読みます。あ。ひとつ。本作のタイトルですが、主よ→しゅ よ、ではなく、主よ→あるじ よ、でした。脳内でずっとしゅだと思っていました。内容に深く関係する読みなだけに、失礼しました。
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期待以上ネタバレ2024年1月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 終盤に向けてドンドン良くなりました!話の繋がりや登場人物達の関わり、何より作画が 1話から最終話に向けてどんどん綺麗に。ストーリーも、そうだったのか!的な回収もあり綺麗に収まりました。個人的にはケーキバースはちょっと怖くて苦手ジャンル。でしたが、スパダリ御曹司、健気で頑張り屋さんのカップリングが好きなのでチャレンジしてみました。怖くないケーキバース!でも、ケーキバースならではのエピソードを上手に使っておりお見事な伏線回収。バースジャンルにありがちな「運命だから」で辻褄を合わせるのではなく、2人の出会いや思い、ラブの上に成り立つストーリーで良かった。だけに、最初のベッドインのあたりが一方的に見えて勿体なかったです〜。上から一方的、かつ高圧的、我儘な攻め、とわざとミスリードしていたのかもしれませんが、そんな態度の中に葛藤や違和感、優しさがもう少し垣間見れたら、後半の馴れ初めがもっとグッと来た、かもしれません。終わってみたら、年下甘えたのワンコ攻め(スパダリですけど!)でしたね。気が良く優しい受けと思わせつつ、お兄ちゃんで世話焼き体質、包容力大な受けと言う最高の組み合わせでした。社長父と秘書天木にも何やらエピソードありそうですし、当て馬にすらならなかった奏兄(個人的に1番ウケました、兄キャラ)もまだまだ埋もれたエピソードありそうです。続編またはスピンオフあるかな〜。出来れば続編でオールスター出演+主役カップルのラブいお仕事BL読みたいです!次の作品も楽しみな作家さまです。
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なるほど。未完、3巻へ続く。ネタバレ2024年1月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻で完結かと思っていました。それなりに上手く収まったので。続きがあるんだ!しかも更に続く!嬉しい誤算です。続きがあるのが分かっていたので完結してから読みたかったけれど我慢出来ず。読んじゃった、2巻。初巻もでしたが、ずーっとソワソワさせるんですよね、この作品。詐欺とか893とか暴力とか、物理でも圧がかかるからかな?と思っていましたが、違う。2巻を読んで分かりました。辰巳の不安が終始伝わってくるんですよ。「俺なんかが愛される訳がない」と言う不安が。強面でイケメンでガタイ良くて、口悪くて、腕っぷしもあって、自信家で、そんな風な辰巳の「不安」がずーーーっとダダ漏れでソワソワしちゃう。脅迫じみた怖さと不安感に居た堪れない。ただ、めちゃくちゃ踏ん張ってる!辰巳、頑張ってる!大地に、周りの人達に救済されるだけではなく、辰巳本人が変わるべく成長を見せているのが同時に息が詰まる。「悪」と「闇」と「正義」まで出て来ました。辰巳も大地も「覚悟」が出来てる。読者も覚悟して彼らの物語を最後まで見届けたい。個人的には3巻で不安なソワソワから解放されたい。良かったね、幸せだね、と安心したいです。
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なんだ、コレ!な、なんだ、コレ!!ネタバレ2023年12月30日このレビューはネタバレを含みます▼ いや〜スゴイの来ましたよ?ダヨオ先生作品、最高傑作の予感!わたるくん!最強最高(たぶん執着溺愛系)ツン攻め爆誕では?突き放し方+構い方が玄人っぽいのですが?笑 コレは振り回されますな〜。ずっとハラハラドキドキしてしまいます。普段、よっぽどの事でなければ単話は買わないのですが(コミックスに収録されていない話だとか、1話完結とか)、1話が出てから1年近く配信無しの現状。コレはもしかして、続きが気になるけど完結しているパターン?とセールのタイミングで購入。全然終わってない!続くじゃん!嬉しいけど!単話で1年毎の配信は待つのがツライな〜。連載話がどうなっているのか未確認ですが、この後、トントンと配信続いたらたら良いな〜。色気たっぷり高身長イケメンツン攻めと田舎出身のウブ可愛受けのエロレッスンストーリーです。ついでに同僚!教師!始まったばかりですが、単話でも読み応えあります。悶え応えもあります!
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貴重!永遠に続々して欲しい作品2023年12月19日いつまで続々で行くんだろう?と思いつつ、いつまでも続々して欲しい。ダラダラと続いていくと残念ながら、同じパターンに飽きたり、間延びしたりしてしまう作品もありますが。今作はそんな心配全くナシ!いつ何時読んでも本当に面白いです。常人離れした山本くんの包容力と才能、違う意味で常人離れしたイチモツ持ちのイケメン御曹司小林くん。重い実先生独特のエロと世界観溢れる作品なのに、2人の天才が見せるお仕事BLとしても楽しめるとは!突き抜けた才能って惚れ惚れしますね。周りのキャラ達も魅力的。全くブレない山本くんとソワソワしつつ受け止める小林くん、格好良いです。巻が進む毎に「山本くんを愛でる作品」色を強く感じます。巻数が多くなり購読を迷われるかも知れませんが、 1巻を読んで次もいけそうなら、迷いなく全巻購読をオススメします!よそ見なしの純愛ストーリーです。ずっと見ていられます。ずっとずっと続きますように。もっとみる▼
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途中しんどい。ネタバレ2023年12月19日このレビューはネタバレを含みます▼ さちも先生の作品は好きで。ただなんとなく本作は食指がわかず完結したら読もうかな〜と避けていました。何かのセールの折に8巻くらいまで一気買い。やっぱり面白い!その後は新刊買い。でしたが、社長が出て来て辛すぎて読めなくなりました。お話の中での必要悪と言うか、そもそも論と言うか。能天気なエピソードだけを欲しているつもりは無いのですが、この社長だけはダメでした。もう11巻なのに(購入だけして読めないけど)あまり解決に向かっていないのも明るい要素がなく滅入る。黒か白か、表か裏か、演者である2人の見える姿、見えていない気質、キャラとストーリーが上手く絡み合って、よくある芸能人BLとは一線を画す内容で流石さちも先生!と読み始めたのですが。思っていた以上にエグい芸能界あるあるな呪縛。長らくは受け止める体力に自信がなくなって来ました。才能ある2人の安寧な日々を望みます。きっと、この先、どんなに辛い事があっても2人なら絶対に乗り越えられるし、大満足な結末になるであろう事を祈って。完結したら安心して続きから読みます!
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良い!先が楽しみ。2023年12月5日前作より、全方位に進化を感じます!キャラの造形、性格もわかりやすく魅力的に書き分けされていて、「魂の番」に絡む出会いやストーリーにもオリジナリティがあります。もちろん、私の個人的な好みの問題でもありますが。1話のみ既読時点で、ブレない鬼メンタルΩ(今のところ)のレオの飄々とした振る舞いと麗しいファミレスの占い師(なんだこの不思議パワーワード!)αの律。2人のバランスがめちゃくちゃ良い。何げに件のファミレスでうっかり占い席にレオを案内しちゃったウェイトレスさんの「あっ」にウケる。え、何、何が「あっ」なの?と思ったら占い席〜!単行本派なので、まとまるまで待ちますが、単話もチェックします!先が楽しみな作品が増えました。もっとみる▼
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最高!だけど、もっと読みたかったな〜2023年10月30日オチKISS同軸の別のお話。同級生の再会お仕事BL。空回りしがちな御曹司の広瀬と爽やかイケメンガテン系安達。某大会社の御曹司だけど第三子で次男の為、ヤル気はあるけど居場所のない広瀬が親の会社を辞め化粧品会社のマーケに転職。展示会の打ち合わせで元同級生・会場設営会社の副社長安達と偶然再会。安達が広瀬に片想いしていた事は早々に察せられますが、空回りの王様広瀬が中々良い感じに噛み合わない。スス先生らしいコミカルな進み方。職場や仕事でも噛み合わず、ともすれば嫌味なキャラになりそうな広瀬ですが、御曹司の育ちの良さと持ち前の素直さでイヤミにならず。安達の内助の効感がスゴイ。笑 良いカップルです。オチKISS同様、色々なエピソードや片方ノンケなのにあっさりエッチ出来ちゃうなどありますが、基本ラブコメなのでヨシ。ただ、空回り広瀬のお仕事面がコレといった成果もなく終わってしまった事が残念。せっかく各部署の皆さんと絡むシーンがちょいちょいあっただけに、恋愛だけでなく仕事でもそれなりに達成感が欲しかったです。そのあたりも読みたい。続巻あったら良いなぁ。育ちの良いお坊ちゃまで頑張り屋さん広瀬が巻き起こすトラブル?と大らかな愛情で全てを包み込むマドンナ安達。本作にカメオ出演の徳良さん滝沢CPとの絡みもまた見たいです。揉め事もなく嫌なキャラもいない、とんがったギャグも難解な展開もない、終始楽しいお話でした。もっとみる▼
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青春。10代の胸の内、挫折と成長。2023年10月12日初読み作家さま。過去何度か気になりつつも試し読みで先への興味がわかず毎度スルーしていた作品。何度目かの試し読み。今回はビビッと来ました。私が彼らの物語を受け入れられるようタイミングが整ったのかな。線の多い太めの描写と全部を語らないストーリーの進め方で画面はやや暗め。ちょっとセンシティブキャラなのかな、と不安に思う始まり方でしたが、読み終わってみれば男子高校生の自己内面や過去の出来事、人との関わりに向き合いながら自分自身の居場所を居住まいを見つける青春ストーリーでした。お互い、相手を通して自分の本当に欲しいもの、言葉を自覚していく。画面の暗さから小難しい話かと思いきや、『良かったね』と声をかけたくなるような爽やかな読後感。ひとえに阿野のおおらかさと素直さ、自分の痛みに向き合って来た彼なりの苦労と優しさのおかげかな。ラブストーリーと言うより救済かな。キスはありますが行為はなし。巻末にその後のラブいショートあり。お互い自然に言いたい事言えて仲良さそうで安心。他の作品も読んでみたくなりました。もっとみる▼
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惜しい!ネタバレ2023年10月12日このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフ作品。小野寺くんは、美人なのに愛想笑いせずナイフの如く切れ味の良い本音トークが魅力のギャップ萌えキャラ。だったけど〜田辺とCPになったところから始まる今作では少し弱火に。作画が見やすく綺麗な作者さまですが、逆に強火美人小野寺も包容力カンスト彼氏田辺も、前作主役CPの2人も、全員キラキラ。『イケメン』『美人』設定が全く活きてない。特に田辺!こんなに包容力のあるイケメン彼氏なのに、全然イケメン扱いされていないので、せっかくの包容力もただの良い人みたいに。ただでさえBL作品では女子のキャラ付けがキモになりますが、小野寺姉がまた微妙な残念キャラ。絶妙にイライラさせてくれます。どうせなら悪者でも良かったくらい。前作から良い味出してた2人が主役の新作。読み終わってみたら、何処が山場だったのか?なんとなく甘々と始まって、何だかバタバタして、一応解決したみたいだけどモヤモヤ、スッキリしないままエンド。姉も最後まで身近な人を巻き込む自己中キャラ。あんなにSNSへの露出は辞めて自分だけの恋人でいて欲しい〜で仲直りしたのに、その後に、辞めた小野寺の代わりに田辺がモデル?なんでやねん!と、終始ツッコミどころ満載でした。キャラ自体は大好きな2人!美人で毒舌、彼氏にしか懐かない受けと学生らしかぬ包容力に丁寧な溺愛Hの攻めなんて素敵でしかない!今回は全体的にメリハリのないストーリーに感じましたが個人的には本作の2人より続きが読みたいカップル。正直、私には高根のイケメン設定も見た目が微妙で。。。南くんは可愛いかったです。ぜひぜひ次はきっちりキャラを活かした甘々な田辺とキレキレ小野寺の話を宜しくお願いします。
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全ては必然ネタバレ2023年10月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 必然しかない。必ずそうなる。2人の運命を知っているだけに悲しいけれど嬉しい。「春を抱いていた」に「春を抱いていたALIVE」が必要なように。「春を抱いていたafterward」に「ロマンティックロボティクス」があって完全に補完されました。正直、ALIVEのアレが衝撃的すぎて、続けて読んだafterwardの中身、まっったく頭に入って来てなかった!ロマロボを読む為に先にまたafterwardを読んだ訳ですが。泣けた〜!アレは本当なんだと未だに受け入れ難い自分には、本当に涙無くしては読めないよ。洋介、ありがとうね〜。春抱きを読まずにロマロボ読む人、絶対afterwardだけは読むべし!知らない、読まないなんて勿体無い!「ロマンティック ロボティクス」はafterwardの2人の馴れ初めストーリー。理系お仕事BLとしても読み応えがあります。今作、単体だけでも読ませる読める面白いテーマではありますが。やはりafterwardとは対の作品。そして春抱きあってこその感動だと思います。ここまで出たシリーズ作品。叶うなら、私は香藤に会いたい。いつのどんなエピソードでも良い。ショートでも、なんならイラストでも。岩城さんと2人で笑っている香藤に会いたい。。。
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コレは良き!才能ある若者の煌めき!2023年9月24日無料の単話を1話のみ読んでいました。嫌いじゃないけど〜ん〜単行本を1冊買うほどの興味がわかず放置。今回、クーポンが手元にあり、この作家さんの他作品は割と好きだったので買ってみました。いや〜、良かった!何なら1番好きな作品!森美の雰囲気、良いね。懐かしい。オムニバスと言うか美大を舞台に、繋がった3CPのお話。当然それぞれのお話のページ数が限られてしまうのですが、全然物足りなくない!上手ーくまとめられています。もちろん!もっと読みたい〜と言う気持ちもありますがコレはコレでまとまってる。いや〜、希望と未来と才能ある若者の何と眩しい事よ!悩み葛藤があるにしても、未来に向かう前向きな話は良いですね。爽やかで明るいお話。チラリと年上パートナーの挫折や苦悩もあり、とても良いアクセント。舞台が美大なのも良かった。おおらかで自由な寛容さがBLに合っていました。ラブだけではない、でも重すぎない。チャラい軽さではなく軽快な爽やかさはある。なんとも素晴らしいバランスの良作でした。完結でも納得ですが、もし彼らのその後や日常がまた読めたら嬉しいです。続巻あったら良いな〜。もっとみる▼
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塩!2023年9月18日キツネ可愛い〜。小坊主ズとのやり取りも可愛い。そして和尚のブレない塩加減よ!逆に全くブレないから、その塩対応の先に、裏に、期待しちゃうんですよね〜。ラブ未満どころか本当にそれはラブか?とも思いますが、間違いなく「情」はありますよね。キツネのシンプルな「たった1人の好きな人」に対する爆進する思いが切なく可愛い。和尚にはもう少しデレて欲しいような、塩を貫いて欲しいような。この作品はラブストーリーではなく、キャラ達のテンポの良い会話とリズムを愛でる、昔話かな。和尚もそう言ってたし。昔むかし、山寺に和尚さんと化けキツネがおりました。で、始まるお話がずーっと続きますように。続巻、出たら買います!もっとみる▼
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アンサーストーリーネタバレ2023年9月15日このレビューはネタバレを含みます▼ ナニコレ!ですよ。カラーで出して良いものか?あの毛玉バケ猫!冒頭から震えるほど笑えた。続くページも暫くプルプル震えながら笑いを堪えて読み進めました。前作でめちゃくちゃインパクトあったイケズキャラしろーちゃん。今作は悩めるしろーちゃん。毒キノコは全くブレないね!なんて、2人の背景は実は軽く笑えるようなものじゃない。それぞれ情緒がない、麻痺した過去がツライ。特に将太。家族は気づかなかったのか?とか、誰か側にいなかったのか?とかマジメに考えたら何ですが。そこは突っ込まない!「猫、愛を知る」が将太のストーリー。そして本作は詩郎のアンサーストーリーじゃないのかな。お兄ちゃん将大と椿も結婚式を挙げた事ですし、ぜひ詩郎と将太の結婚式も見届けたいです。因みにこちら、「花とくちづけ」から始まるシリーズですが、「花とくちづけ」「花といっくん」がシリーズ始めの幼馴染cp、そこから派生のワキキャラストーリーが「月と太陽」椿&将大(毒キノコ将太の兄)cp、続く「華と楽」も椿&将大cpで個人的には将大の成長に感動!な作品、そして「猫、愛を知る」「猫、恋に焦がれる」に続きます。全て読まなくても、それぞれのカップルで話はまとまっていますが、将大と将太の兄弟にまつわる両作はぜひ読んで頂きたい。毒キノコ将太はお兄ちゃん子だったし。もうこれからは、ただのキノコになるのかな。
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可愛い2人!2023年9月14日これは!良い!オメガバですが「特異性α」と言う新しい設定。最後にこの「特異性」の種明かし的なエピソードがキュン。背も高く目立つαだけど素直でウブなコウタ。コワモテ、タトゥーバチバチの隣人ミヤさん。見た目に反してΩ。αだけどチャラくない誠実さ。コワモテΩの自衛。良くある組み合わせや出会いかもしれませんが、ストーリーが良く出来ていて、初めからエンドまでに散りばめられたエピソードが全部ちゃんと効いてくる。オメガバだけど、悲惨でもなく高圧的でもなく、安心して読めます。理性的で真面目過ぎるコウタとドンドン甘えたになるミヤさんのその後が読みたい!
艶色っぽいミヤさんファンが多そうですね。コワモテ警戒心つよつよの美人Ωは文句なしで魅力的ですが、頑張って理性と闘う至って常識的なαがΩを大事にしているさまが素敵です。もっとみる▼ -
このままでは迷宮入り2023年9月14日単行本6巻、単話32話。話が進めば進むほど、読めば読むほど、どこへ向かっているのか分からなくなって来ました。始めは、めちゃくちゃ面白い!人たらしスパダリ上司の育成漫画か〜。文句なくワクワクと読み始めたのですが。今現在。コレ何の話?状態です。仕事の話なのか、育成なのか、恋なのか、登場人物皆んながフラフラしていて定りません。いったいいつ完結なのか、まだまだ終わらないのか、それすら予兆も展望も感じ無い。こんなハズでは、、、。もう6巻なんですけどね〜。完結してから読み返したら、ちゃんとまとまりのある作品に思える事を祈りつつ。今後もこんな感じだと個人的に伴走はツライかもしれません。次巻次第かな〜。もっとみる▼
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カメレオン的な作品かもしれないネタバレ2023年9月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 音楽、バンド、恋、幼馴染、才能、葛藤、ライバル、喪失。この作品を語る言葉がたくさんあって。どう転んだってシンドイし、青春だし、ドロドロだし、だからこそのカタルシスを期待していました。数年前1巻を無料で試し読みした際に「画も綺麗でストーリーも好みかも。秋春雨の大人達も気になる〜」と既刊一気にオトナ買い→積み本に。完結を機に最終巻まで通しで読みました。残念ながら私には消化不良となった作品でした。アレ?おかしいな、もっと複雑で感情に訴える作品の印象だったのに。完結して読んでみたら、全体的に輪郭のボヤけたポエミィな作品に思えてしまって。ちょいちょい入る語りが、、、若いっ。読んでいて照れてしまう恥ずかしさ。いや、わかる。わかるんですが。そうだよね、登場人物皆んな高校生に大学生、色々な出来事に正に向かい合っている学生だもんね!そんな群像である彼らを俯瞰で表現した作品ではなく、若い彼らの目線で描かれた作品なのだと思う。だから私には気恥ずかしい感じに思えてしまったのかも。若い彼らに共感できる同世代の読者や柔軟な方には堪らなく切ないお話だと思います。そこそこの社会経験を積んでしまったオトナ年齢の私にはそれっぽい雰囲気しか掴めず。もう一歩、踏み込んだ彼らの内面にむしろ涙したかった〜。もっと若い時に読めば良かったのか?いやいや、自分の感性がニブイのか。めちゃくちゃ好きな作品のはずなので、す〜っとハマれた方が羨ましいくらいです。また心が澄んだタイミング(を期待して)に再読してみたいです。個人的には由紀の自◯の必要性や原因がもっとハッキリ伝われば良かったと。最初から最後まで、1番重要な人で出来事だから。
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私的には最高に好きな世界ネタバレ2023年8月11日このレビューはネタバレを含みます▼ たぶん、今1番好きな作品。で、きっとずっと好きな作品。皆さんのレビューをチラ見すると、ふむふむ。向き不向きがあるかもしれません。試し読みでは伝わらないかもしれませんが、作品自体は間違いなく最高傑作。コレは言い切っちゃう。でも、誰にとってもじゃない。まぁ、どんな作品も全てそうなんですけど。この作品は完結してから、時間がかかっても良いので最後まで通して読んだ方が良い。この作品の言語と生活と空気を纏いながら読んだ方がすんなりいく。何と言うか、音楽は好き、舞台も好き、だけどミュージカルは全く理解出来ない。みたいな人には難しいかも。この世界の理をただ受け取れば良いだけなんですけどね。と言うまさに理が良い!親の世代のアレやコレやが7人の子供達に受け継がれ(子供達の預かり知らぬところで)、順にその宿命と渡り合うストーリー。1巻の紹介文に「国」とか「中世騎士」とかありますが、「神話」に近い。子供達それぞれが自らの宿命と向き合うのではなく「渡り合う」さまが読み応えあり。そのさまが「国と歴史の成り立ち」に沿っていくので、最初だけ、途中だけ、何となく、読んだだけでは分かりにくいと思います。不思議を不思議と思わず受け取れる方、ファンタジーや神話好きな方、細かい設定が好きな方、家族、友人、人との繋がりや絆のストーリーが好きな方、楽しめると思います。
ずっと積んでいて完結したら一気読みするつもりでしたが我慢ならず読み始めてしまった!やはり好き。完結するまで何度も読むと思いますが、完結後にまた初めから読むのが今から楽しみで仕方ない。 -
手の込んだラブストーリーじゃないのかな。ネタバレ2023年8月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻試し読み&イイモ先生でこのタイトル!やべぇ!迂闊に読めないぞ!と、長らく敬遠。そろそろ終わるらしいタイミングのセールで3巻まで購入。4巻発行時に完結巻と確認し安心して購入。で、す、が。怖くてなかなか読めず。ついにお仕事連休中にじっくり一気読み!あらあらあら〜?コレってめちゃくちゃハピエンのラブストーリーでは?もちろん、ハッピーじゃない事も嫌な展開もやるせなさもモブレも暗さもてんこ盛りなんですが。ちゃんと救済されます。なんというか。もっと、どうしようもない、救いようがない暗さ、その人でないと理解出来ない欲求、にまみれた話かと思っていたのです。かなりのエピソードや人物が絡んでくるお話なので、どうしても人間のイヤな部分、隠れていた願望、勝手な都合に振り回されています。ただ、読み進めると主人公2人のラブストーリーでしかない。エンドまで読んだ感想は、あれ?イイモ先生なのにモヤモヤしないぞ?でした!
悪癖と言う「癖」より人格形成期の「トラウマ」の話かも。あれもこれもブッ込まれていますが、ちゃんと一通り回収されます。必要以上に怖がらず最後まで読んでみて欲しいです。私は、じっくり読んで、良かった〜スッキリ謎解けた〜。でした。お見事です。 -
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キモチイイって日本語で何て言うの?~実力派俳優に迫られました~【電子単行本版/シーモア限定特典付き】
祝コミックス配信&シーモア限定特典ネタバレ2023年6月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 単話配信をいつも楽しみに読んでいました〜(読み放題)。完結まで単話で読んでいたのでコミックス購入は迷いましたが、好きなお話だった事、レビューで特典話の評価が高かった事、諸々含めて作者さま応援の気持ちもありコミックスも購入しました。因みに、お兄ちゃん聖女も購入済みです。確かに、かなり作画ブラッシュアップされていますね!好みもあるかと思いますが、より繊細で綺麗になった感じです。さて、本編ですが、言葉の壁と当て馬の嫉妬が上手く使われていてハラハラドキドキします。注目の若手海外俳優と映画配給会社の会社員。本来なら格差ある立場で、BLではロミジュリ的なもだキュンストーリーになりそうな設定ですが、今作は割とサクッと交流機会が訪れています。クールキャラと思われたジホの泣き虫甘えん坊且つヒロ大好き!な素直さに胸ギュンっ。ジホのプライベートな顔を知るたびに惹かれ受け入れていくヒロの懐の広さよ!「え、もう1回?仕方ないなぁ〜、おいで?(足カパッ)」と言うヒロのシーンとプルプル震えるジホが可愛いです。とにかくジホの「ヒロが好き」の気持ちが真っ直ぐで。最後は想いの通じ合った2人に安堵しました。そしてやはり特筆すべきは、特典ページ!全くのノーマーク!ウジン!いや〜、やはりコミックスも購入して良かったです。そしてこのウジンストーリー、シーモア限定特典ですから!他サイトさんではジホ&ヒロのお話だそうです。そちらも気になるところではありますが。シーモアユーザーで良かった〜。もちろん私も続編&スピンオフ希望です!ぜひ。 -
オメガの隠しごとは、ホテルのなかで【単行本版/コミックシーモア限定特典まんが付き】
続編決定・王道安心ストーリーネタバレ2023年5月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 紗良サアヤ先生の描く攻めにハマりました。年上、落ち着いている、溺愛、スペックの高い能力、と今のところ全作このパターンでは?若干、キャラの作画がお目目ぱっちりで表情が人形っぽい気もしますが、私は許容範囲です。頼れる大人な攻めさまと可愛く健気で頑張り屋さんな年下受けの王道なストーリー。ホテルマンという職業や舞台にも華があります。続編が決定しているとの事。1巻はあっという間に番になってしまいましたが、これからは甘々ラブとお仕事BL的な展開でしょうか。個人的には、2人が出会った律くん幼少の頃に既にコンシェルジュだった東條さんとの歳の差がいかほどか気になります!どうやら運命の番だったらしいので、後付けにはなってしまいますが、そのあたりのドラマティックなエピソードも読んでみたいです。お互いに憧れや信頼を持って番になった2人、カップル成立状態からの続編なので安心して楽しめそうです。既に登場人物はめちゃくちゃ良い人の同僚とか、紳士的で当て馬未満のゲストとかばかり。イヤミス?モヤモヤ?のない癒し系オメガバ作品ですね。あ。因みに攻めさま、御曹司じゃないですか! -
楽しみ2023年5月6日理不尽な決まりを前にリミットと闘う?抗う?青年貴族と従者。軽妙な掛け合いとリズム。心地良い。
掲載誌では19話まで進んでいるはず。。。まだ1巻しか配信されておりませんが、紙版ではどうだったっけかな。後2巻くらい出ていてもおかしくないと思うのですが。松尾ワールドはチマチマ読むと色々な伏線(と思い勝手に拾ってしまう)に翻弄されて、ずっと頭の中がぐるぐるしてしまいます。余韻が長い。完結してから一気に読みたいところですが、先生のご体調を思えば、お身体お大事にとにかく最後まで描いて欲しいとしか願えない。後は出版社の方々へくれぐれも途中で手放さず出版配信のほど、お願いします。もっとみる▼ -
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「イキガミ」のネーミングがね〜。しんどいネタバレ2023年3月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 10年は長い。そしてツライ。前作がかなりグッと来た作品だったので、続編が嬉しくもあり、テーマがテーマなだけにヒヤヒヤでした。ツライね〜本当ツライ。対戦闘機器には負けないイキガミ。「特別」な能力を持つ戦神を傷つけられるのは「同じ人(イキガミ)だけ」。生身の身体で投げ出され戦う恐怖よ。ドナーがね。スペアなんだよね。そこがキツイ。春人の最後のシーン、衝撃的でした。送り火のエピソードが無かったら、やるせなさ1000%でした。あ〜逆に寂しい気もしますが。例え幻のような一瞬だったとしても、春人と柴田、2人がまた会えて良かった。ありがとうございます。
以下、ザックリ作品紹介。絵柄はさっぱりしていますが、かなりエグい設定と表現あり。精神的にも削られます。愛の片側に命と献身が乗っかってます。深い愛のお話。続巻と言うかスピンオフですが、この作品だけでも充分読めます。個人的には前作も読む事をオススメします。好き嫌いと言うより、向き不向きがある作品かもしれません。私はとても印象深い好きな作品です。 -
そこに居る。2人。2023年1月23日幸せです。この本を読む方、読まれた方はもちろん「同級生」だった2人も読んでいるハズ。ずっと変わらない。2人は一緒。そう、読んでいる方なら知っている。嬉しい事もツライ事も、側にいた時間も離れていた事もたくさんの事があった事も。だから、幸せ。「home」な2人が幸せで。不思議です。この2人は、本編が「完結」しても、居るんですよ〜。完結から随分経つのに。homeを読んで驚きました、気付きました。ずーっと続いてるんだって。お話がENDで終わっても2人の時間はずっと続いてるんですね。いやいや、凄い作品です。何か上手く言えないのですが。時間を経ても、すんなり当たり前のように2人のお話が見えて嬉しかったです。きっと何十年も後にまた読み返した時にも、鮮やかにこの同級生の世界に引き戻されるんだろうな〜。は〜幸せだ。個人的にはハラセンファンなので、こちらの2人のエピソードも読めて嬉しかったです!もっとみる▼
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ノーマンっっ!+改めて追記ネタバレ2023年1月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 一気にクライマックス感が高まった巻でした。既出巻で結果が判っていた事ですが、ついに2人の対峙の時が近づいて来ました。しかし、ここでノーマンっ?このエピソードのおかげで後半集中して読めず。。。シンヤ(鈴木)のハジメテがここかーーー。色々な思惑、様々な事情、それぞれの感情。ですが!いつかシンヤ(杉木)が知る事はあるのでしょうか。。。井上佐藤先生、こう言うところありますよね。勿体ぶらないと言うか!ホントにオトナな作品です。。千々に乱された私の心が満たされそうな、良いシーンで終わった7巻。次巻は2024年予定だそうです。また長い1年になりそうです。特装版ならではのお話には、何とも懐かしい先生が。何げに「人の男」「彼氏」発言が嬉しい〜。特典のカレンダー、電子版ではどうなる?と思っていましたがちゃんと収録されていました。横位置で。鑑賞&使用には少し厳しい仕様ですが美しいです。もしかしたら過去イチBL感の強い巻かもしれない7巻ですが、国内大会も始まり10danceの最大の魅力であるダンスの描写も堪能出来る巻です。
*いやーあまりにも今までの話の進み方とガラッと変わった巻だったので色々衝撃もあり、つい勢いでレビュー書いてました。改めて、思わず1巻から読み直しちゃいました。うーん、何というか。うーん?いや、ノーマンとのアレも別に理解は出来ますけど。もはや何で保留だったのか。「俺ら、両想いですか?」からの2人の拗らせ方がっ。うっかり、コレは帝王と呼ばれた男と天才の社交ダンス漫画の気分で読んでいたらガツンとBLだったと呼び戻されたカンジです。もちろん、スポ根でもBLでもどちらでも大歓迎で面白い作品ですが。むしろ、大会やダンスのパートをしっかり読みたい!改めて最新刊まで読んで個人的には、どうせなら鈴木先生には途中で突っ込んで欲しくなかったな〜、です。一穴至上主義なんで。ただ、杉木先生もあちこちパトロンに振り回されていらっしゃるご様子なのでお互い様なのか?マイ結論としましては、むしろノーマンとの事があったことにより、「あ、これはリバ有りだな」です! -
これは良いモダ焦れ!2022年10月22日真面目なハルと一途なルビィの学園ストーリーとな。間宮先生らしくぶっ飛んだ感じと、間宮先生らしくない?真っ当な?ピュア恋ストーリー。今のところルビィが不憫な感じですが(2話まで)非常に良いモダモダ焦れじれ具合です。真面目と言うよりカタブツ?なハルの今後に期待。同人誌ベースらしく、ページ数に対して割高感は否めないですが満足度は高いです。上下巻かと思い作家買いしましたが、あと3話くらいあるそうです。完結してから合本とか出たらと思うと微妙な心境。と思いつつ、未完の同人を配信してくれた事に感謝。是非とも完結まで電子配信よろしくお願いします!主人公を取り巻く際立ったキャラ立ちの学友達と学園の様子、全く画風も内容も異なりますが某帝一の國を思い起こしました〜。もっとみる▼
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単話2話で完結です2021年11月12日ずっと、完結なのか続くのかモヤモヤしていました。単行本にまとまってから読みたい派なので、続くなら待つかor短編同士まとまって1冊になるのか?未定なら単話で買うか?判断つき兼ねてのモヤモヤです。2021年10月23日付けで、作家様が「完結」「続きは無い」と公表されていらっしゃるのを確認。公式ソースでハッキリしましたので同じようにモヤモヤされている方の為にもレビュー投稿しておきます。作家様も「なぜ完結表記になっていないか謎」とおっしゃっていましたので、出版社か電子書籍運営サイドかはたまた何らかの諸事情かと思われます。スッキリはしましたが、「もしかして続きがいつか読めるかも!」の淡い希望は一旦消えました。とは言っても、完結後に続編が出るのも良くある事なので、出たら嬉しいですね。もっとみる▼
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不機嫌なDOUDOU【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
ハッピーお仕事BL2021年9月10日単話配信時から丁寧で見やすい作画と優しい雰囲気のストーリーが気に入り、コミックスにまとまるのを待っていました。はじめの印象通り優しいお仕事BLでした。キャラクター好きなゲイの美人受けがナヨっとしていないのが良かった。真っ直ぐで優しいノンケな攻めとのバディっぽい感じも良い。ややあっさり簡単にくっついた感はありますが、このお話はそれで良かったと思います。難題や壁をリアルに乗り越えて行くと言うより、とにかく素直な2人の日常に寄り添って進むノンストレス恋物語。会社の上司や同僚も皆んな優しい。トラブルやすれ違い、葛藤や障壁が出て来るのはこれからでは。と言う事でアフターストーリーがぜひ読みたいですね。ぜひこの優しい雰囲気のまま続編をお願いします。もっとみる▼ -
続編です。素晴らしい完結巻。ネタバレ2021年9月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 例えば雨が降ったなら、の続編。完結本なのでぜひ2冊揃えてお読みください。オジ専作家wカサイウカ先生の描く淡々としたストーリーですが、30年程の時間と経験を得てなお忘れられないプラトニックな初恋の後日譚。結婚、起業、倒産の果て人生の終わりの淵で捨てられなかった後悔。かたや奔放、水商売、ヤクザの愛人、常に諦めの連続の人生でも手放せなかった思い出。高校1年、ひと時だけ重なった2人の想いがお互いを引き寄せます。歳を経た2人の想いの成就なだけに、皆さまのおっしゃる通りラストシーンが素晴らしい!ぎゅっと胸が熱くなります。
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縁-よすが-を頼りに生きる2021年8月26日やはり大好きです。作者買い!他作品のレビューにも書きましたが、未だに「この夜のすべて」がミナヅキ作品との出会い&最高に好きな作品。「なかないひばり」を境に以前以後、大きく作画も読者の反応も変化したかな〜と捉えています。以前の作品には読み手に委ねられた余白のようなものがあり、それが魅力でした。以後の作品は余白は無くなりましたが、分かりやすいストーリーになり寄り添いやすくなりました。もちろん私は全作品好きですが!なかないひばり、スモーキーネクターでミナヅキ作品を気に入ってくださった方々にもぜひ初期作品を読んでほしいな。本作「狐のよすが」は初期から続くミナヅキ作品の他者意識と共感性、視線とセリフの妙をビシバシ感じられる切なく美しいお話でした!個人的なツボは、九重に餌付けされるピー助の食事シーン!可愛いすぎる。そして、よすが、と名付けるシーン。震える!!もっとみる▼
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綺麗な作画と軽快なテンポの良作2021年8月22日え?摩莉と賢吾?摩利と新吾?分かる方だけで良いです。マリと言う名とこのヘアスタイル。絶対摩利だよね〜⁈わーびっくり!それだけで即買いしてしまった!って、もちろん中身は全く違うお話ですが。インパクトのあるタイトルに若干引いてしまい私の範疇外と思い込んでいましたが、何故かふと試し読みしたところ摩莉と出会ってしまいました。美しい線の作画とテンポの良いストーリー。いや、ホント。皆さんのおっしゃる通り、アレがテーマ?肝の本作でこの修正は、、、残念、かな。特に見たい訳では無く、このままでも面白く拝読させて頂きましたが、やっぱり勿体無いよね〜。何より作者さまにキャラのネーミングソースについて是非伺いたいです!!が、それに関係なく次作も楽しみにしたい作者さまです。タイトルにピンと来た方もそうでない方も、怖がらず?ぜひ一度読んで頂きたい可愛く楽しい作品でした。もっとみる▼
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人外というより変身モノ?溺愛です2021年8月20日馬BLには全く興味ナシですが、綺麗な作画と溺愛の香りに誘われて購入。軍人、変わり者、ドS、堅物、ハイスペ攻め、おバカ可愛い、健気、素直受け、のワードにピンとくる方なら楽しく読めるかと思います。原作も読みましたが、雰囲気も近く良いコミカライズ作品かと。作中に獣人とありますが、馬→人→馬と自由に姿を変えています。完全に人型になります、敢えて言うなら変身モノ?周りに同種の存在が出てこないのと周りの皆さんが変身を普通に受け入れているので若干ファンタジー寄りかも知れません。当て馬も、怖い人や嫌な人物、障害もなく安心して読めます。イケメンで賢い堅物中佐が初めて自分から興味を持った可愛らしい人馬さんを調教?ひたすら愛でる様子を堪能する作品です。続編出るならば買います♡もっとみる▼
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人には好みと言うものが2021年8月4日スカベリ子先生大好き。なのにジェラシーだけは読みたくなかった。ゾワゾワするくらい嫌いなの。ロギが。大概、どんなキャラもストーリーも一つの作品として読める自負があったのにジェラシーだけはコレはアカンと信号ビシバシ感じてた。が、無事に完結。大好きなベリ子作品。読まない訳にはいかないやろ。一気読みですよ!んーごめんなさい。たぶん暫く再読はない。辛すぎなんですよ〜、登場人物それぞれのロギに対する敵わない嫉妬心に、それを羨ましく思ってしまう自分の気持ちの一部を認めるのが!私はアサミであり浅生田であり、松見である事がツライ。だからロギを見るのはイヤなんだ〜。ほんと苦手。元々、四代目からロギは嫌いでした。ジェラシー読み終えてみると、ベリ子作品全てにロギ居るじゃん。笑。って分かります?きっと先生の好きなタイプなんだろうなー。ジェラシー、ロギが苦手だったのはたぶん明虎にアサミと辰之が居た事も大きい。だからこそ、ラストは微妙でした。もちろん、全てに愛があったからこそのジェラシーなんだと言う事は理解した上で。因みに、ベリ子作品で1番好きなのはジャッカス!スピンオフ嬉しい。だからジェラシーで1番好きなキャラはハチみたいな子かな。もっとみる▼
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男子生徒×先生の王道かと思いきやネタバレ2021年8月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者さん。良かった〜非常に良い。ありきたりな生徒×先生のストーリーじゃない!長いスパンで2人を見れたのは本当に良かった。7年って長いよ!チャラいキャラだったはずの津田くん。成田くんと出会い離れる事で人を好きになる気持ちを自覚し、後悔や溢れる思いが切ない。一方成田くんも自分の気持ちを素直に伝えるけれど受け止めてもらえないところからの7年後。当時の津田先生の立場と年齢になった成田くんと成田くんを忘れられなかった津田くんの出会い。今度は津田くんが成田くんを求める立場になって分かるお互いの気持ち。ちゃんと双方が立場と気持ちを理解してまた始める事が出来たのが自然で良かったです。あんなにオトナだと思っていた津田先生がこんなに子供みたいに可愛いひとだなんて〜の件の成田くんの思考が良かった!甘やかしてあげて〜笑 バーのママも良いアクセントでした。読み始め、少しキャラの動きが硬い気もしましたが結末頃には気にならず。綺麗な作画を堪能しました。
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話題作一気読みネタバレ2021年7月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 何度となく色々なシーンで話題作と出て目にしつつ、あまり絵柄も同作家さんの他の作品も私のセンサーには引っかからなかったので未読でした。が何時ぞやのセールでだいぶ値引きされていたので、ヨシ、名作との事だし読まないのは勿体ないかと全巻購入。のまま放置。やっと読ませて頂きました。んー、思っていたよりスンナリ読めた。けど、思っていたのと違った。もっと潔癖症に絡めた駆け引きとラブの話だと勝手に思っていたのですよ。コレ、SMなんだ? 作者さんが後書きで何度もおっしゃってますもんね。SMって言われたら、一気に違うな〜感が。繊細で綺麗な絵柄であまり重くなり過ぎてないけど、潔癖症の症状=Mな人という図式がちょっと違うんだよな〜と。いや、過去の出来事を思うと、Mの性癖を自覚したきっかけが潔癖症に結びついているので間違いではないのだけれど。Sの彼もね、専門家として関わるのかと思いきや。え、あれやこれやはSの所業だったの、と。なんとなく病気とSMがチグハグで勿体ない感じでした。ただただ、お父さんと彼女が気持ち悪い読後感にて。作家になった思い出の人との邂逅シーンは良かった。あ、今更言うのも何ですがハピエンです!
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うーん。2021年7月19日レビューの高さと美麗な表紙、割引も相まって購入。が、少し期待し過ぎだったかな。残念。デビュー作でしたっけ?ストーリーがチグハグで登場人物達の心情が伝わりにくく、最後まで誰にも共感はおろかお話自体も分かりづらく何も感じられないままでした。勿体ない!作者さんは描きたいテーマやエピソードなどたくさん思い入れがあったのだろうな、と思います。物語の起承転結が曖昧なまま色々なエピソードに振り回された感が強いです。せめてカップルの気持ちの変化やあり様があれば良かったのですが、最後までなぜ惹かれあったのか、そもそも好きかどうかも疑わしいまま。BLだからこそ、オメガバだからこそ、愛情はしっかり描いて欲しかったですね。もっとみる▼
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2人の心情に寄り添えなかった、、、ネタバレ2021年7月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 他作品を気に入り、作者さま買いで既刊をまとめて購入したのですがコレはダメでした。すみません。個人的な好みの問題だと思います。作画は相変わらず線が綺麗です。が、肝心の主役カップルどちらにも魅力を感じられず。事情により家に泊めてもらう事になった久米君(受)がいきなり野上さん(攻)のベッドに入ってくるのとか恐怖です。同棲していた恋人に酷い仕打ちを受けた晩とは思えない。笑 やんわり野上さんに惹かれている描写もあるのですが、全てのシーンが唐突に見えてしまいました。BL漫画界隈での多少のご都合主義も気にせず楽しんでいたのですが何故かこのストーリーはダメでした。私好みのニュアンス長髪の攻めと甘えたがりの受けだったんですが。攻めに年上、男らしさをあまり感じず。ノンケで離婚したてでこんなにすんなり?と疑問。受けの甘えが単に常識のない緩さに見え恋愛にだらしのない人に。。。キュンキュンするはずのシーンに全く反応出来ない自分が悲しい。他の作品は楽しく読ませていただきました。何故だ。。。私の感受性の問題かもしれません。次作も楽しみにしています。
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溺愛♡2021年7月8日だいぶ前に刊行された作品ですが、かなり時間をかけて連載されていたようですね。陣闇丸先生の作画が美しくずっと気になっていたものの、古い作品な事、巻数がそれなりに多い事、レビューが振るわない事、諸々で踏ん切りがつかず購入には至らず。今回、全巻割引のパックになっていて堪らず購入。結果、非常に満足、完結の状態を一気に読めて幸せです。たしかに巻数がある割にやや起伏の乏しいストーリー展開にも感じますが、実際は二転三転の出来事が重なり丁寧に進んでいきます。本来、小説や映画、漫画などの世界ではハッキリと説明のない表現も当たり前。私は充分にテーマや伏線も回収されていると思います。何よりもだいぶ歳上!な無愛想で麗しの成澤助教授が歳下ワンコの振一郎を溺愛するさまを見るだけでもワクワクするお話です。2人の、カタチがぴったり合わさるような出会いと時間の過ごし方がゆっくり見れる作品です。そして黒猫アフトが2人の良いアクセント!もっとみる▼