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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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机の下の秘密のやり取り「社長、会議に出てください!」番外編【電子限定版】
仕事ができる男たちの恋愛2025年9月21日現在、本編のシリーズでは3巻まで出ていてまだ続きそうな嬉しい予感がしますが、こういう小話的な日常の一コマを描いたのもいいですね。どんなに巻を重ねてもダレないとこがすごい。結果的にスーパー営業マンの重治ですが、その結果を出すまでに、思い悩んだり努力を積み重ねたり。この作家さんの書く本はほとんどが高得点のおもしろさですが、このシリーズはトップなんじゃないかと思います。本編では、仕事に忙殺されると恋愛の部分を忘れがちになる2人。でもこのショートは仕事の中にも、ちょっぴりの甘さがあって、そのほのかな甘みで大満足してしまいます。うまい。おもしろい。もっとみる▼いいね
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お仕事BL!ネタバレ2025年9月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 読心できる異能の持ち主、友琉。ライバルの久慈の心をのぞいたら、「めっちゃいい奴やん」となって、勢いでベッドイン。その日を境に異能が消えて、追い詰められる友琉の心理状況がおもしろい。で、久慈のアドバイスもあり初心に返って地道な営業努力するお仕事BLに加えて、地面師なんかが登場し、息もつかせぬハラハラ展開でした。お仕事面も面白いし、BL面でも久慈の一途なスパダリ感と、友琉のいじっぱりで素直なとこと、読み応え抜群です。それにしてもあの異能は、なんだったのでしょうね?
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天真爛漫受け2025年9月15日高校生から大学生まで。芸術家の卵の2人。攻めの堂本は天才で、受けの連(主人公)は努力肌タイプ。高校生から大学生という設定なので、連が素直すぎです!「俺のこと好きだよね、と確認したい」・・すごい。かわいい。天真爛漫が過ぎる。堂本が無口なくせしてヤキモチ焼きで彼氏力高いのもよい。連は社会人になってもこの調子で素直さ全開で堂本に愛でられるんだろうなーとか、想像広がります。最初は嫌なヤツとして登場した諏訪が、後半おもしろキャラになってて笑いました。
こういう、かわいいお話もいいなあ。もっとみる▼いいね
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ためらいながら手を伸ばすネタバレ2025年9月13日このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生同士らしいピュアな感じを楽しみました。「好き」を確認しあった後、そんなにモダモダする?ってくらい槙志が及び腰になって、ついには「友達に戻ろう」まで状況的に追い詰められますが、塁の明るさと前向きさに救われました。塁は天真爛漫キャラですが、きちんと槙志と向き合おうとするところに好感もてます。その辺の書き方がうまくて、優柔不断ぽい槙志も含めて愛しいです。
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行きつ戻りつの恋の進展2025年9月7日愛斗が咄嗟についた嘘からどんどん変な方向に行く恋の迷子っぷりを楽しみました。大智が本当にいい子で年下のかわいさもあって、この作家さんのいつもの年上余裕攻めもいいけど、こっちも萌えます。道の駅デートを重ねる様子が生き生きしていて、きっと作家さんが道の駅とか好きなんだろうな、と感じました。市場籠という初めての言葉を画像検索しちゃいました。こういう、恋愛以外の描写も読んでいて楽しい。肝心の恋愛の方は、大智が全くブレないので、安心して読み進められます。でも当て馬・水田にもう少し当て馬の仕事をしてほしかったかな。分からず屋の愛斗父は、最後はお母さんの逆襲でワタワタしてるのがプチザマァっぽくて、急にかわいい感じになりましたね。マイノリティの問題を、重くなりすぎない程度にいい塩梅で盛り込んでいるところもよかった。いつも思いますが、この作家さんのお話にはときめきがあるなー。もっとみる▼
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かっこかわいい高校生同士2025年9月7日どちらもビジュアル強めなカプです。そしてどちらも初めて同士!!初々しいです。どちらも顔がいいせいで嫌な思いもして顔がいいなんていいことないくらいの勢いなんですが、好きな子にだけはかっこいい(きれい)と思って欲しくて、そんな自分に「カッコわるー」って幻滅して・・。全てが青春な感じでした。そして、チラチラ出てくる美鶴の幼なじみが何が起こっても泰然としていていいんですよ。後半では大学生編がスタートして、でも初々しいままでした。なのでエチはホントチラーっとあるくらいです。どちらも相手に自分の気持ちを素直に話すのですれ違いとかもなく、スイスイ読めます。もっとみる▼
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日常描写が光ってる2025年8月18日古い昭和の住宅、音質のいいプレーヤーから流れるいろいろなジャンルの音楽、丁寧な食事風景、カーテンから洗う大掃除・・と、日常の様子を読んでるだけで気持ちいい。ここにBLが絡んできて、最高か!という本でした。全力で外面を整える八木兄のザマァがもう少し欲しかった(小糸と八木のラブラブな様子を見て歯ぎしりする程度のやつでいいので)ですが、ふんわりした小糸に引きづられている八木は、最早兄の鼻をあかすことはどうでもいいことになったんですね。シェアハウスの住人が、大学のキャンパス移転のせいで希望者がいなくなり、結果小糸と八木の二人きりになるという展開もおいしすぎる。少なくとも火事や水漏れで片方が転がり込んでくる展開よりは自然で好き。途中、大家の息子、服部(仮)が登場したときは八木兄を超えるストレスになりましたが、結末にもびっくり。八木の「小糸を大切にしたい」思いと、本来の腹黒なところが行ったり来たりするのもすごく好きです。もう「うまい」としか言いようのない作家さんですね。もっとみる▼
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おいしいかわいい2025年8月15日ほっこりするお話でした。施設育ちで孤独を感じてた大和と、裏では遊び人の料理屋の店主、三嶋。やがて大和は自分で思ってたよりも周りの人に大切にされてると気づき、三嶋は大和に出会ったことにより一人の人を大切にしたいと思うようになる・・。遊び人三嶋が、その職業ゆえに料理ができるってポイント高い。大和は心と胃袋をがっちり掴まれちゃいましたね。大和がちょっとしたことで見せる表情がとてもよかったです。もっとみる▼
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悩みに悩むネタバレ2025年8月15日このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと片想いしてた桐谷に間接的にひどい振られ方をして、すごくショックを受けていたけれど気づいたら桐谷のいとこの秀平に失恋の間もなく片想いしてしまったという、あらすじだけ書けば身も蓋もないストーリーです。でも丁寧に心理描写されています。ただ七瀬の気持ちが秀平に向くのが早くて、「んんん?」と思っているうちに秀平への片想いの苦しさがどんどん展開していってる印象。ついこの前まで桐谷を好きで切ないって言ってたよね?と突っ込まずにはいれません。秀平は経験も浅い年下の男って感じで好感大です。あと無神経のカタマリのような桐谷は、なんか憎めないキャラで、青木にどつかれながら恋する可愛さがいい。なんだかんだ言って引き込まれました。
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【全1-6セット】BLゲームに異世界転生!? 師匠兼護衛騎士様に溺愛されています!!【イラスト付】
そっちか!2025年8月12日読み進めていくとアールサスもウルクもどう見ても両方受けで、「どーなってんの???」と混乱しましたが、あー、サブタイトルもそうなってましたね。ウルクは冒頭で異世界転生したことに気づいて修正を図るので、最初からかなりいい子です。こうなった時に周りが「あれ?なんか今までと違わない?」と戸惑うのが私にとっては悪役転生ものの醍醐味なのですが、残念ながらそれもなく、アールサスも「ウルク好きー」モードにすぐに転換するので、話としてちょっとおもしろくはなかったかな。いい子が、愛されキャラっぷりを振りまいて愛を掴むお話でした。あっさりめ。もっとみる▼いいね
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これはもっと長く読みたい2025年8月10日異常なまでの世話好きと言う性質を隠しながら、穏やかな美貌の貴公子の仮面を被る葵がとっても魅力的です。財前の俺様なキャラと相まって、本当にいい組み合わせでした。眠りのサポートという葵のお仕事も、BLになだれ込む設定で甘い!美人にハンドマッサージされながらおしゃべり・・そんなん、俺様でストレートな財前も好きになってまうやろー!2人の距離が縮まっていく過程を堪能しました。もっとみる▼
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先生×生徒の王道ストーリー2025年8月10日最初はちょっと気になる先生…と言うところから、あっという間に心を和鷲掴みにされていく沢本。一旦「好き」を自覚したら、後は高校生らしくまっしぐらに進みます。いいですね。青春ですね。先生のほうは立場が立場なので、「好き」をモレモレに漏らしつつ、物理的には拒否をすると言う、でも拒否しきれない感じがまた何とも言えず色っぽいのです。大人の恋愛もいいけれど、こういうのもたまには読みたくなるんですよね。もっとみる▼
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孤独を知る異世界転移者は最強の王に溺愛される【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】
全ての思いを言葉にする受け2025年8月8日何というか、考えていることをその端から言葉にして相手に怒涛のように思いを伝えていくって、色気のないものだなーと感じました。いい子の受けなんだけど、人としての深みはない。ただひたすらいい子です。攻めも受けも自分の思ってることを話しすぎで、もちろんすれ違いや勘違いもなく、気持ちよくサクサクと物語が進んでいきますが、それだけというか。受けは成人なはずですが、かなり幼い話し方です。そういうのを楽しめる小説もありますが、これはダメでした。もっとみる▼いいね
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小学生攻め!!!2025年8月7日セナの小学生時代が長くて、八雲とともに待たされました!「待て」の状態が長かったので、初エチは感無量。残念なのはいくつか取りこぼしてるエピがあったことかな。八雲のボンテージファッションのとき、セナの感想が一切ないってもったいなすぎる。クリスマスパーティーも精一杯オシャレした八雲への感想はなし。クリスマスプレゼントの財布、5年後もずっと持ってるとかの後日談がほしい。セナパパが魅力的なので、大人のパパと八雲に小学生のセナが嫉妬するとか・・。八雲に出会ったことで、セナの性の目覚めがあった的なやつとか。せっかくの小学生攻め、堪能したかったなー。・・という欲は尽きませんが、煩悩のカマタリとなって読ませてもらいました。もっとみる▼
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精神的にハード仕様ネタバレ2025年8月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 前半、愛のないセ・・がこれでもかときます。楊仁が友真の妹を強引に愛人にしようとすることから物語がスタートしますが、いつものBLのパターンだと、楊仁の本当の狙いは最初から友真だった・・となるのですが、これは本当に妹が本命でした。なので単なる身代わりの友真への扱いが酷い。全く愛がない扱いが続きます。友真の最初の男となったのはは楊仁じゃないし・・。命じて部下にヤらせるっていうのがね。地雷ではないけど、エロさも愛もない暴力なのでちょっと引きました。だからラストは甘い要素が入ってきてホッとしました。「家族」が2人のキーワードでしたね。
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短っ、もっとほしい2025年8月1日本編ではメリバなエンドでしたが、その救済なるか?と期待したけど、救済まではなかった!オウ。執着しすぎてとんでもない方向に爆走中の悠馬を、湊は愛せるのか?と思ったら、なんか湊までおかしくなってた。世間の「愛」から外れた2人に未来はあるか?足りない。もっと読みたい。ハピエンがほしい。もっとみる▼
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はっきりとサイコパス2025年8月1日こわー、というのが読後感です。もうこれ以上でも以下でもないっていうか・・。湊が悠馬にどんどん追い詰められていくのがわかる。悠馬は、パーフェクト人間の皮を被ったサイコパスなので、ロックオンされた湊に逃げ場はない。これは、愛ではない。強いて言うなら「執着」でしょうか。でもこの異常な世界に、グイグイ引き込まれました。モヤる読後感ですが、読ませます。もっとみる▼
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お仕事も恋もオン!2025年7月26日お仕事BLは好きですが、人生でラジオをほとんど聞いたことがないので、ラジオのアナウンサーか・・あまり興味のない分野・・と思って読み始めたら、止まらない面白さ。湊人がいい子すぎる。推せる!ただいい子なだけじゃなくて、手痛い失敗を経て試行錯誤しながら前を向いていこうとする等身大のところにキュンときました。アキがどんなにお仕事モードで振り切ろうとしても、湊人のキュートさじゃ、そりゃ落とされるわ。アキの仕事のライバル藤堂が出てきたあたりでさらに面白くなって、できれば藤堂とアキが湊人を取り合ってほしいという欲が出たけど、そうなると2巻に突入コースになるからダメかー。アキと藤堂がタイプの違うアナウンサーで、湊人が目をキラッキラさせて2人からアナウンサーとしてのあり方を学ぶ様子がまた読み応えがありました。恋愛ものとしてもお仕事ものとしても楽しめました。もっとみる▼
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スイーツスイートストーリー2025年7月19日色っぽさは皆無ですが、ハートウォーミングな家族愛を堪能しました。シリアスとギャグの比重がちょうど良くて、ところどころツッコミ所はあるものの、面白かったです。中学生のチエちゃんが登場するたびに「ぽよん」という擬音がついてきてかわいい。強面の男(攻め)がスイーツに目がない設定も好き。ベッドシーンは部活チック、意図してギャグになってますもっとみる▼
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【全1-6セット】騎士団長の愛しの補佐官 ~そばかす騎士は溺愛される~【イラスト付】
ニッキーがいい子!!ネタバレ2025年7月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 残念な旦那をフォローする健気な嫁の立ち位置にいるニッキーが、とにかく愛されキャラです。ニッキーは大人ですが、強面のオル兄に「この子」と語りかけさせる愛らしさ。それが自然な感じ。何にでも積極的で、えちえちも積極的なんだけど、なんかかわいいのです。思いが通じ合ってからは、感情表現が苦手なオル兄が、激甘になります。そんなんなるのー?と唖然とするレベル。嫌な気持ちになることがイッコもなく、楽しく読みました。いいね
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クールビューティーネタバレ2025年7月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 数ある転生物の中で、かなり文章が洗練されています。転生物の主人公といったら、「どーすんの、オレ悪役令息じゃん」みたいな、考えてることと話してることが同じ、マンガチックなものが多いですが、そういう意味ではこの文章運びはノーストレスです。そして主人公の碧玉が、自分を殺す未来をもつ義弟にムダに擦り寄らず、あくまでもクールで公平に接するのもよい。ツンツンしてるんだけど、温かい。でも自分ではそれを絶対に認めない意地っ張りです。そんなとこに義弟くん、もうメロメロです。退治ものがベースなので、2人とも魔法的な力をもってます。一巻の後半で碧玉が義弟に絆されて体の関係をもつのですが、そこはあっさりめで、「あ、そんなに簡単に絆されちゃったんだ」とちょっと残念ポイントでした。閨のシーンは何度かありますが、基本的にガツガツ攻める義弟と、喘ぐ碧玉という、色っぽさは少なめ仕様です。でも登場人物たちが皆魅力的で、3巻まで飽きさせずにノンストップで読ませます。
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主人公2人をアルファにする意味は?2025年6月20日うーん、どこにも惹かれるところがなかったです。攻めも受けもアルファだけど、受けの方は完全にオメガっぽくて、設定をアルファにするならもう少しアルファ感が欲しかったかもです。多分健気受けを狙ってると思うのですが、そこもイマイチ感じられず。ただ、イラストの美麗さがすごい。もっとみる▼
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ついにタイトルも犬2025年6月20日続編と知らずにこちらを購入。最初から飛ばしてるなあと思ったら、続編だったという・・。いきなりの2巻からの読みはじめでしたが、ギリ世界観を理解できます。こちらのお犬様は、飼い主(受け)に溺愛されているハッピードッグでした。日秋が受けっぽさがない男らしくてクレバーな、でもきれいでかわいいを兼ね備えてる子なので、楽しく読めました。最初からラブ爆発です。烈が飼い主である日秋には駄犬になるのはお約束で、繰り返しダメっぷりを垂れ流すのがいいのです。絵師さんは好きな方ですが、今回のイラストはちょっと合ってなかったかな。もっとみる▼
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【全1-6セット】宮殿のような屋敷で僕の声を探している【イラスト付】
すれ違いの醍醐味2025年6月14日読者には分かっているのに、本人たちだけが互いのことを気付かないもどかしさを堪能できました。ニアミス!だけど気づかずスルー・・みたいなシーンが多くて楽しかったです。ライルは最初からターリクに猛突進の安心型攻めです。介護シーンから始まるBLは初めて読んだかも。ターリクに前世の記憶がある設定は要らなかったような気がしますが、後半の、我が子とうまくいかないライルの母親の気持ちを語るシーンがよかったなあ。ライルは、明るくて素直で人の心を推しはかれる共感しやすい、いい子の受けでした。ハッピーな気持ちになれました。もっとみる▼いいね
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偲びすぎな恋・・長い!2025年6月12日強気で素直になれない受け、好きです。でもこのカプは、言葉が足りなくて・・。チームのリーダーという攻めの設定はなんだかな、という気持ちになるので、あまり深く考えないようにしました。でもどうしても考えてしまう、チームのリーダー・・。うーん。チームの服もあるんね・・。すごい世界だ。そしてどちらの性格も絵柄もオスっぽいので、そういうのが好みの人はハマると思います。まあ、会わない期間が長すぎてびっくりでしたが。その間「好き」の気持ちが続いていることにもびっくり。いろいろ拾わないで、この世界観を楽しむのが正解だと思います。もっとみる▼
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遺品整理を通して過去に触れる2025年6月12日久野の心が広いですね。あれだけツンツンの静秋を、好きになれるって、恋とは不思議なものです。静秋は拗らせがいきすぎて、生きづらくなってる子です。年は大人だし働いてもいるのですが、精神年齢は高校生くらいでしょうか。四方八方で甘えが出たコドモの態度です。静秋に共感できなかったせいか、どうしても未消化な感じが否めませんでした。でもストーリー全体としては、遺品整理を通してその人の人生と思考のほんの少しの部分を垣間見るという、光の当たらないところに焦点を当てた静かな余韻の残る作品です。誰もが多寡はあれど心にもっている「傷」を、どう受け止めるかがその人の魅力なのでしょうね。そういう意味ではやはり静秋の「傷」の抱え方は、大人じゃないし魅力的でもない。静秋に「傷」を与えた神崎が、人間味があって目が離せない感じで、そこに救われる物語でした。もっとみる▼
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ゴージャスな雰囲気ネタバレ2025年6月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 美麗で俺様な悪魔と、タイトル通り「僕」が一人称の、か弱系編集者の華麗なるファンタジーです。悪魔の花嫁にされるところからのスタートで、佐原が抵抗したり絆されたりしてるうちに、結局愛に着地するお話。雰囲気は好きですが、文章はちょっと読みづらいです。巻末のショート漫画がおもしろかった。小説のシリアスな雰囲気と、漫画のふざけたおもしろさがベストマッチでした。漫画、もっと読みたい
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死に戻り皇帝ですが、なぜか俺を殺した弟にめちゃくちゃ慕われてます!
執着好きにはたまらないネタバレ2025年6月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 多くの作家さんが書いている執着(粘着)弟攻め、やはりおもしろい。好き。同じような話の小説がたくさん出版されていますが、この設定は本当にハマります。死に戻りで、小さい頃からのやり直し。主人公(受け)は改心して弟に優しくなり、ボディも作り上げて白豚皇帝脱却、弟が「兄さま大好きー」ってなって、いや、次ラブでしょ。ラブはどこにーっ!?ものすごく期待が高まってただけに、ラブな要素なくてびっくりしました。そんなことある?ここまで引っ張って・・。続きの巻がある予定かもしれないけど、とりあえずいったん読者に満足を与えてほしい。この消化不良な感じはどうすれば?私はBLを読みたいのであって、一般的なラノベを読みたい訳ではないんだな、と思いました。文章は整理されていなくてごちゃごちゃしてますが、ついていける範囲です。とりあえず2巻を待ちます(出ますよね?) -
読み応えありネタバレ2025年6月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 短編の前後編。中身詰まってます。長編読んだくらいの満足感あった。藤川はひどい人です。やった後に違う人の名前呼ぶって、完全にアウトですよね。しかも一度ならず二度までも。なのになんか憎めない。いるね、こういう人‥的な。これは攻めザマァが発動していいやつ、と思ってたのに、発動しなくて残念。こんなちょっとなんか足りないとこのある藤川を、なつきはずーっと思い続けます。両片思いなんだろうなぁとうっすらわかりつつも、なつきの気持ちを思うと苦しい。恋の苦しさ、切なさを書かせたら、この作家さん、すごいですね。
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不憫受け、負けない2025年5月8日健気な虎白は、モテモテ星龍にはツンツンです。そういうかわいくないところを前面に出しておきながら、実は閨の知識はなーんもないというツボをついてきます。虎白と星龍の間に真白という人間の無邪気な子が入って、いい緩衝材になってます。そんな無邪気な真白も引くほどの虎白の純情さ。星龍は言葉を出し惜しみしないタイプなのに、虎白に好きという言葉だけは求められても言わないなんてどうなってるんだ、と思いましたが、まさかあんなカラクリがあったとは・・・。それにしても虎白の下衆父にザマァがないのが悔しい。ストーリーはおもしろく一気読みでしたが、父親への措置がイマイチなのが唯一の消化不良でした。シリーズ化して欲しい!そして父親にザマァもして欲しい。イチャイチャももっと見たいぞー。もっとみる▼
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押して押して押しまくる!2025年5月8日安心、安定の作家さんです。今回の攻めはいつもよりも50%増しの押しの強い策士で、読んでいて楽しかったです。バイロンが執拗に悠に女装をさせようとして、なんなら高額の報酬をチラつかせて言うことをきかせるんですが、それが嫌な感じじゃなくて、バイロンの必死さと変態さが強調されてよかったです。なにかありそうな脇キャラのリアムは、まさかの切ない過去があって、事件はどうなるとハラハラしましたが、腑に落ちる解決の仕方でした。同じ作家さんの本でこのシリーズっぽいのがあったので期待したが、タイトルが似ているだけで全然別の話で残念。恋人になってからの甘々の生活ものぞきたい。もっとみる▼
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大人の囲い込み2025年5月6日出会った場所がゲイナイト。なのに純情なストーリーです。光は過去の事件のせいで恋愛どころではなく、自分の身分がバレないかという怯えが常にあり、恋愛にも臆病です。それを香取が搦手で巻き取ってゆくんですねー。誠意と計算づくの両面の勝利と言えましょう。14歳年の差があるので、大人の余裕と忍耐で押したり引いたりする香取はさすがです。そして時折見せる子どもっぽいギャップ。うーん、ずるい。最初から光が攻略される未来しか見えない。あと、光の親友の源太が魅力的すぎて、「これ、西藤さんとのSSあるよね?こんなキャラ出しといて放置はないよね?」と途中から不安になりながら読んだら、なんとなかった!西藤×源太のSSは絶対いる!なんでないの〜。受けがおねえは苦手だけど、源太のは読みたい。もうSSじゃなく一冊で作ってください。もっとみる▼
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死の扱いが軽いのが違和感ネタバレ2025年5月5日このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通り死んでも時が戻ります。それも何度も。時を戻すために自分から死ぬパターンもあり。痛くて怖いという描写はありますが、とりあえず何度も死んでリセットするストーリーが馴染めませんでした。もうひとつ馴染めなかったのは、主人公のクライスの性格が悪いところ。弟の本性を暴露して、みなさん見てますか、ちゃんとコイツの本性知ってくださいね、的な思考が、どーなん、それ、と思っちゃいました。復讐ストーリーですが、主人公としての品性は欲しい。はっきりと敵と味方に分かれている設定なので、物語としては単調です。ジルの本性を知ってもなお愛し続けたクロードとか、敵ながら良さげなシーンが出てくるのですが、単発で終わってもったいない。執事テオドールが、クライスを好きすぎるとこが1番よかったです。
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スタートは最悪・・・からの・・2025年4月27日絶対にくっつきそうにない2人の出会いでしたが、偶然が偶然を呼び、ルリちゃんというキューピッドもいるので大きな波乱もなく、安心して読める展開でした。神薙さんがもっと2人の恋路に絡んでくるのを期待しましたが、そうはならず残念。ジュエリーデザイナーとしての千尋が素敵すぎて(日常がダメダメなとこがまたいい)、ラブラドライトとか、画像検索してAmazonでポチりかけました。これで怜衣がもう少し自分の仕事に誇りをもっていたらパーフェクトなんだけどな・・。結局、指名客のおばあちゃんとかいるのに、仕事を辞めるってことになったんですね・・。全体的に面白いのに、ここだけはもったいないなー。もっとみる▼
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ひたむきに恋をする2025年4月17日バスで出会った人をいいな、と思って、いろいろその人のことを知っていくうちにどんどん「好き」が積もっていって、最後にはその積もった「好き」に埋もれて窒息しそうになる、高校生の一吹がしたのは、そんな恋です。一吹の好きになった相手の賢司は30オーバーの身も心も大人な人で、その大人の弱さや狡さをカッコよさとして出すことができる人。こんな人に出会ったら「好き」が加速するのは当然で、一吹は賢司のことを好きになりすぎて、告白して玉砕するより年下の友人を演じ切って細く長くずっと賢司の側にいたいと願います。なのに気持ちがあふれて、自分の中の深くに沈ませた「好き」を取り出して、賢司に見せる場面が切なかったです。一吹にとって告白するという行為は、さよならを告げることと同じ。分かっていてもそうせずにはいられない一吹のまっすぐさがかなしい。人を恋するという苦しさが描かれている作品でした。もっとみる▼
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さみしさを重ね合わせる2025年4月14日美しい情景描写、細やかな心情の綴り方、深みのある人物造形・・どれをとっても一流の作家さんですね。BLにこんな作品があることがうれしいです。キャラたちの口調はみんな軽くてアップテンポにストーリーが進みますが、ずっと静かなさみしさが背景に流れています。人って、生きていくって、さみしいことだったんだ、でもそれでいいんだ、と気付かされます。今の世の中はあまりにも幸せにならなければいけない、勝たなければならないという押せ押せの風潮が強くて、生きているだけで疲れるときがありますが、誰に向かって幸せをアピールしてたんだろうとはっとさせられました。別に周りに自分の幸せを認めてもらわなくてもいいんだよな・・と。慈雨と知明のふざけてるようなやり取りの中に見えるさみしさが、じんわりきます。幸せじゃない自分でも許せそうな、温かい物語でした。もっとみる▼
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青春だー!ネタバレ2025年4月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 普段はあまり高校生BLに惹かれないのですが、この作家さんの本ならば読まないわけにはいきません。もー、キュンとかモダモダとかいっぱい詰まってました。美しすぎて敬遠されている八重沼(受け)と、計算高くフワッと生きてる一軍男子二宮(攻め)の、甘酸っぱさ満点のやり取りがねー。参ります。攻め視点と受け視点が交互にくるのもよかったです。2人ともたくさんの人に注目されているけど1人・・みたいな共通項があります。自分の中身なんてダメダメじゃないか、とか感じてるところも似てるかな?青くてかたい、始まったばかりの恋。大学生編や大人編もみたいなー。ラストでエチはしてるんですが、高校生ゆえか、表面的な表現であっさりと描写されています。私には肩透かしでしたが、この本の雰囲気には合ってたかと思います。心情の描写が丁寧で、一緒に恋してるような気持ちになれました。
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夫×夫の家族の日常風景2025年3月28日オメガバですが、攻めは文系の大人しめのタイプで、受けがガテン系の健康タイプです。もうこの時点で私の好みじゃないので、手にとってはいけなかったのです・・。日常が丁寧に綴られていて、どっちもくよくよとよく悩んでいます。周りの人に支えられ、その悩みが解消していく温かストーリーでした。私は、オメガバは典型的なアルファタイプとオメガタイプが好きなので、ガテンオメガやふんわりアルファにいまいちついていけず、まあ、いろいろな家族の形があるなーと、外野から見ている感じになりました。好みではなかったですが、みんなが一生懸命に生きている素敵な家族でした。もっとみる▼
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一途な健気攻めネタバレ2025年3月24日このレビューはネタバレを含みます▼ イグナーツがシノブを好きすぎて、紳士だったりオオカミだったりで、シノブと一緒に翻弄されます。過去にガイドを危険に晒したことから、頑なに次のガイドをもつことを拒み、穢れを溜めているシノブ。イグナーツはそれを全部分かって、激しい拒絶も含めて「よしよし」って大きな愛でシノブを包みます。シノブは口が悪いのに、イグナーツへの呼称は「あなた」、自分の呼び方は「僕」というのもギャップがあってよかった。シノブがイグナーツを心身ともに受け入れてからは、最初の拒絶は何だったんだというくらいのデレが始まり、イグナーツも負けてないくらいの溺愛っぷりで、あっという間にバカップルが誕生してしまった・・。超シリアステイストに混じるデロ甘です。それにしてもシノブ、魔性系ですね。
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セ フレから愛に着地ネタバレ2025年3月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の初めはユキがセ・・・目的でネットの人に会いに行くシーンからのスタートで、純情受けが好きな私としてはかなり引きましたが、そのネットで知り合った相手、クマさんこと緑に再会する辺りからおもしろくなります。でもユキの話し方、「めちゃんこ」とか「オシャンティ」とか、今使わないよね、という言葉がたくさん出てきて引っかかりました・・。そんなユキは品はないけど、優しさと思いやりと配慮の塊です。緑と会うとき、いつも自分と会ったことで笑顔になってもらおうと考える子なのです。恋愛って自分の苦しさや思いを相手にぶつけるのが当然みたいなところが多かれ少なかれあるけど、ユキは緑が笑顔になるにはどういう話をしようかな、と常に考えていて、いやー、好きにならないわけないよ、こんな子。緑のお父さんがユキのどこが好きかと緑に聞くシーンで、「わがるべ」「んだな」の会話が好き。最初はとんだビ◯チ受けかと思っていたのですが、一途な健気子リスでした。好き、俺も、だけに終始せず、命の重さや同性を好きになる苦しさも書かれています。軽い文章と重いテーマがいいバランスで、長編を感じさせないお話でした。
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クズ王子にやられるネタバレ2025年3月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 里つばめ作品にどハマりするきっかけになった本です。モラルも清潔感も優しさも遥か彼方に置いてきたクズ王子ですが、長谷川に対する異様な執着だけで5巻まで一気に読ませます。クズの執着の仕方はすごい。なかなかオチない長谷川が徐々に絆されていく過程も悶えます。クズ王子・片桐の二面性もGAPですが、常識人・長谷川との性格の違いもGAPです。5巻、クズ王子ゆえに堪え性がなく遠距離恋愛もできない片桐のために、海外赴任を断っちゃう長谷川の態度が、もう愛以外の何者でもない。ここまでくるの、長かった〜。仕事人間の長谷川が、仕事よりもクズ王子をとる・・。もっと見たい。もっと見せて。endの文字が辛過ぎる・・。
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脇から見ていたのに主役になっちゃう2025年3月21日腐女子がBLゲームの主役の弟に転生して、脇から兄のBLライフをおいしい位置から拝んで「尊いっっ」とか言ってるのが笑えます。このパッケージのラノベを買うということは、心に残るものを求めているわけではなくてとにかく楽しみたいはずなので、そういう意味では◎です。マンガを読んでいるかのように、サクサク読める。脇から兄のBLライフを楽しんで見ていた央が気づいたら主役になっているのですが、腐女子魂があるために、まあ鈍い、鈍い。恋愛はするものでなくて見るものという正に腐女子の鑑。攻略対象との駆け引きややり取りをもう少し丁寧に書いてくれたら、もっと楽しめたかな。もっとみる▼
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転生したら竜族の王子に猛愛されてます【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】
タイトル通りの殿下、猛愛ネタバレ2025年3月20日このレビューはネタバレを含みます▼ ヒナタを好きだと認めてからの殿下の執着がすごい。ヒナタがアワワしている間に完全包囲網を敷き、とりあえず閉じ込めとくか〜と真面目な顔でふわっと考えちゃうクール系変態で、たいへん好みの攻めでした。反面、ヒナタの方はそんなに魅力を感じませんでした。前の人生のヒナタ=ユリアンが殿下の恋人だったんだけど、ヒナタの遠慮しすぎで自分に自信のないところとか、優柔不断のところとか、ユリアンの生まれ変わりじゃなくてもアレクシスはヒナタを好きになったのかな?と思いました。まあ、健気といえば健気の塊みたいな子ですが。なんにしろ、殿下の変態執着攻めっぷりを堪能できました。 -
仕事できる男たちのわちゃわちゃラブ2025年3月20日歯科医×歯科技工士という組み合わせが新鮮。歯科技工士西野も西野担当の歯科医の真北も、どちらも自分の仕事に誇りをもっていているしごできな人たちです。会うたびにキャンキャン吠えてる感じの西野ですが、段階を追って真北の誠実さに惹かれていくのが分かり、なのに今度は真北が頑なになってすれ違い、そのモダモダを楽しめました。ちょうどよくパスを出したり嫉妬させたりする南部もいいポジションにいます。どうでもいいですがみんな方角が名前に入っていて、北…クール、南…陽気、西…明るく前向き、みたいなイメージで読みました。エロい歯並びって言葉がエロですねもっとみる▼
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馬のち人間ネタバレ2025年3月18日このレビューはネタバレを含みます▼ チャレンジ設定ですね〜。馬のアレクセイがアホかわです。設定、詰め詰めで盛りだくさんでした。せっかくの獣人設定なので、人間になったりお馬になったりがあるとよかったと思うのですが、序盤のお馬シーンから人間になってからは、後はずっと人間のままでした。なのでそこからはごく普通のBLです。特に葛藤もなく、お互いに「好き」と言い合って簡単に致しています。絵がかわいい系なので、エロもエロくはありません。調教とか衝撃的ワードがある割に、肩透かし感は否めません。設定もエロもBLも、どれも中途半端で惜しい印象でした。
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副音声はうるさい十分に【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
斬新が過ぎる!2025年3月18日この設定で5巻まで続けるってエライことです。誤解に誤解を重ねる手法で途中やや飽きますが、副音声が声になってしまうところとか、ついに誤解が解けるところとか、「やっと!!」という万感の思いで噛み締めること必至です。あのコメディっぽい副音声のノリなのにエチシーンは結構ちゃんとあって、ツボは押さえられています。1巻最初では積極的に誘っている西田攻めだと思っていたので、実際には逆で違和感がありましたが、さすがに5巻まで読むと馴染んできました。落ち着いた大人の男、野崎が副音声ではテンパっているのが楽しい。副音声に自分の副音声が被るコマ割りが好きです。もっとみる▼ -
和菓子屋職人攻め×エリート会社員受けネタバレ2025年3月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭の出だしは好き。職人気質の攻めの不器用さが逆にカッコいい感じです。でも一知也はなぜ大賀を好きになったのか、1番知りたいところが抜けてお話が進行します。大賀もストレートなはずなのに、自然と一知也に恋するのがいまいち理解できませんでした。同性の壁はどこで超えた??一知也に海外赴任のエリートコースの話が来たとき、大賀が身を引こうとする展開もあまり好きではない。最もよい着地点に着くにはどうしたらいいか考えず短絡的に相手のために身を引くって、海外赴任はそんな悲壮な事案じゃないと感じるんですが・・。大人としての終着点はそこじゃない的な。ラストはちょっと飛ばし読みになってしまいました。
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パステルカラーな初恋の味2025年3月13日余裕のある大人な攻めも好きだけど、譲みたいに昔は太ってたボッチがエリートでイケメンに変身して、でも心は昔の冴えないときのまま亮介大好きワンコってのも萌えます。女の子に大人気なのに全然興味なくて周りの思惑に気づかず、ひたすら「亮介く〜ん」て、かわいいな。「いつも扉を開いてくれる」と言う譲に、「いや、トイレのドアだけどな」「風呂場のドア開けただけなんだけど」みたいな2人の言葉のラリーも、ゆるっとした空気になっていい。亮介が絆されていくのが手に取るように分かる〜。最初から最後まで亮介一択の、見た目イケメン、心はボッチな譲でした。サラッと楽しめます。もっとみる▼
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仕事できる男たちのかっこよさ2025年3月11日保険の営業と調査員という、近くてでも相容れない立場から、じわじわと一歩ずつ恋愛に発展していきます。2人とも仕事にプライドをもっているし、押すところは誰がなんと言おうと押していき、間違いに気づけばすぐに引くという、試行錯誤しながらも真剣に仕事と向き合っている姿勢がかっこいいのです。過去の事件から必要以上に仕事に神経質になっている半井と、明るく柔軟性と骨のある高橋。半井はゲイですが、高橋はストレートです。いろいろと違う2人がマンションの隣同士として出会って、好感を持ち、接していく中で、もっと互いを知りたいと思うようになる過程が読ませます。高橋がストレートなのでどうやって仲が進展するのだろうと思いましたが、そこの展開はちょっと肩透かしでした。ストレートなのにそんな感じ?みたいな・・。最初から最後まで2人とも敬語なのが新鮮でした。もっとみる▼
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好みが分かれる新設定2025年3月7日アルファでsub、オメガでdomというねじれのあるダイナミクスをもつ2人。設定は新しいけれど、好みかどうかで言えば、好みではありませんでした。これを読んで、私の好きな攻めはオスみが強い、ゴリゴリ攻めていくタイプだと再認識しました。このダイナミクスだと、オメガのdomがエチも含めてコントロールしていくので、許可がなければアルファでsubの方は触れることもできないという・・。攻めにはもっと強引で強気でいってほしい私としては、受けの許可制エチはちょっとないかな。自分に合うかどうかは、作品紹介やレビューを読めば解決することが読後に判明。レビューに全て書いてあったので、まずは先にレビューを読んでから購入するかどうかを決めることをおすすめします。私にはこの作品は、攻めが弱すぎてちょっと・・でした。もっとみる▼
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チョロかわの極み2025年3月2日はあ〜、松田のダメさとチョロさと2人の関係のケンカップルなとこ、どれもいっこも好きじゃないのに、またしてもやられてしまった・・。里つばめ作品の「好きなとこあげられないのに好き、いやむしろ全部好き?」みたいな訳のわからんハマり方、クセになります。最初に読んだ時から再読の無限ループに入ってますが、ようやくレビューを書こうという気になるまで落ち着きました。チラ見くらいのちょいコマで出てくる梶さんにまで心をもっていかれる!気が抜けん。舐めるように作品を味わってしまった。梶たちに比べて、加藤×松田は仕事に全投入している感じじゃなく恋の比率多めです。ラストのコマ、悶えます!!!いかん。これはいかん。甘々じゃないか。欲にだらしない松田のチョロさも賛否両論あるとは思いますが、里さんにかかればすごい調味料が降りかかり、とんでもないご馳走に料理されるから不思議です。全然好みじゃない男が推しになる・・今回もやられました。もっとみる▼
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不幸な男が忠犬ポチになるまでネタバレ2025年3月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 骨髄ドナーになってやるからやらせろと、強カンしようとする鬼チクな受けの水月のよさがわかりませんでした。その強カンのときに、受けなのに入れようと試みるところも好みじゃない。初っ端で地雷のリバ?と焦りました(未遂でしたがそういう問題じゃない)。ポチの方はすごく興味深い攻めでした。不幸が当たり前で水月と出会ったことで人としての(犬としての?)感情の動きを知っていくので、水月に異常な執着をします。唯一無二のポチとして生きていく決意というか、手慣れた攻めもいいけど、この生まれたてのヒヨコ感もたまらん。でも、大きな問題だったはずの骨髄移植がどうなったのか立ち消えていて残念。物語の作りとしては物足りないところもありますが、ポチの成長譚で相殺されました。
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静かに、じっくりと心が育っていく2025年2月28日家族から傷つけられた真知が、衝動のまま電車を乗り継ぎそこで出会ったのがおばあちゃんの八重。なし崩しにそのおばあちゃんの梅畑のお手伝いを住み込みでやり、クマさんや幸太、慎ちゃんとの触れ合いを通して傷ついた心が再生していく物語です。人との触れ合いだけではなく、梅の収穫という重労働を経験することで、少しずつ生きるということの真理の端っこを掴んでいきます。脇のキャラの慎ちゃんと幸太の関係では、家族をつくるときに大切なことについて考えさせられました。ラスト、クマさんとの恋がバタバタで進行していきますが、それをもってしてもなんだか児童文学を読んでいる気持ちになりました。おもしろかったのですが、BLとしては⭐︎3つかな。もっとみる▼
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深く考えずに楽しむ本2025年2月26日囲い込みです。最初からモロ「恋人同士の朝」感が出ていて、読んでいるこっちが照れるわってなりました(#^.^#) 佐久田が生活力がないだけでなく、研究以外はアンテナが低い(むしろ折れてる?)ので、自分の恋心にも気づいていない人でした。紺野は、そんな研究一筋の佐久田に敬意を払ってるし、かわいく思ってもいるという関係です。同居まで力技で持ち込みましたね〜。佐久田の友人へ、紺野が牽制するのがすごくて笑っちゃいました。紺野は佐久田が好きすぎて、ちょっとヘタれる時もあり。佐久田の方はよく言えば素直、悪く言えば心の機微というものを理解していないので、エチシーンはまっっったくエロに傾きません。「もっと気持ち良くなってね。入れるよ」と、笑顔で元気に馬乗りになる子です。新手の爽やかとも言えるような??笑顔の裏の紺野の黒い部分が垣間見える部分は、なかなかの見応えがありました。もっとみる▼
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人の強さとは2025年2月25日リラが天性の明るさで、黒獅子の呪いがかかったダルガードを始終照らしています。暗くなりがちな辛いストーリーなのに、リラにかかるとたいしたことじゃないと思えてくる。小人族で小さくてかわいいのに、凛として心も体も強さがあります。ダルガードの苦悩は深いけれど、リラという太陽を得たことでその世界が変わっていく様子が丁寧に描写されていて、無敵のカプです!主役の2人だけでなく、郭国皇帝といいゼグといい、魅力的なキャラばかり。義弟のガルグルのくだりには安易な終結の仕方で、ちょっと「え?簡単すぎない?」と思いましたが・・。ダルガードが呪いを解く選択をするのか解かない選択をするのかについては、私にとって意外な方の選択でしたが、それもありなのかな、とラストを読んで感じました。幸せなのに切なくなる、そんなお話でした。もっとみる▼
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韓ドラ並みのすれ違いネタバレ2025年2月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 読者には、最初からオイはシャハンがずっと探していた正妃だと分かるようになっているのですが、肝心のシャハンも守りの者たちもオイの正体に気づかない時間が長く、焦らされました。蜥蜴族、オイからの搾取に次ぐ搾取の連続で、なかなかに苦しい場面が続きます。・・からの蜥蜴族の娘サファルリアへの報復的な仕打ちがすごい。あまり感情をこめない淡々とした文章がこの話にとても合っています。残念だったのは、なんとシャハンとの初めてのシーンがない!!というか閨のシーンがない。ええ、そこ、いるでしょ、普通に、とすごーくがっかりしました。ストーリーはとてもおもしろかったのですが、それだけが消化不良でした。
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ゲームとしての恋愛から・・2025年2月19日どっちが早くノンケの男を落とせるかゲームでアイドル光流くんが目をつけた男は、地味メン定食屋バイトの遠藤。この始まりが全然すてきじゃないし、光流のビッ◯感が受け入れ難いしで「うーん」となりましたが、光流がゲイバレしてからのシリアス展開から俄然おもしろくなりました。軽い気持ちで始まったのに、会えなくなって自分の気持ちと向き合って、互いの想いを知って・・。恋愛ではゆるゆるな光流が、自分の仕事に真摯に向き合っているのもギャップがあってよかったです。自分たちの関係の不自由さを楽しむ余裕のある遠藤が、大学生とは思えない大人な感じで◎もっとみる▼
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女装だけど凛々しいネタバレ2025年2月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 女装しなければならない理由があって好きな人に告白されても思いを受け取れない、妃候補の試験を痛快にクリアしていく、玉璽を盗み出そうとするも見つかりそうになってハラハラ・・など、好きな設定てんこ盛りでした。男の体でどうやって初夜を乗り切るのかドキドキでしたが、そちらの解決の仕方は拍子抜けするほど簡単な感じだったので、それだけはがっかりしました。「煌、もう男だって言っちゃいなよー」と思いながら読んでいたので、1番盛り上がるところで攻めから「男なんだよな」みたいなことを言われてあっさり解決。なーんだ、あんなに悩んでいた煌がバカみたいじゃないのさー、と思ってしまいました。殿下、男でもよかったんですね、早く言ってくださいよ、てなもんです。ここ、もっと丁寧に書いてほしかったな。毒を見抜くシーンも某ラノベの猫猫みたいにかっこよかったので、もっと長く読みたかったです。全体的にはとても面白かったです。
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義弟が上司2025年2月15日嫌味で神経質な上司と義理の兄弟に・・。少女マンガの時代から、「ええー、親が再婚したら気に食わないアイツときょうだいになるなんて!しかも同居なんて冗談でしょー」という設定が大好きでした・・。そしてマイナスからスタートしてるので、あとは「え、割といいとこあるじゃん」と上がるしかない好感度。それは気づけば恋に発展しているのであった・・。いやー、王道ですね、いいですね。欲を言えば、一緒に住んでいるのだから、お風呂場で鉢合わせてドキッ、朝起こしに行って寝ぼけてベッドに引き込まれるなど、数多くある同居ゆえの王道ラッキースケベも少しは踏んでほしかったです。同居設定があまり甘い方向に活かされてなくて残念でした。秋がツンデレの振り幅が大きくて、デレのときがかわいかったです。もっとみる▼
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かわいさが分かりにくい年上受けを溺愛2025年2月14日年の差じゅうよん!なかなかの差です。受けが年下だったら割とありかもだけど、受けの方が14上って辛いよね。恋人は若くてモッテモテだし。年下攻めというとすぐに「ワンコー」と出てきますが、今作の攻めの潤也にはワンコ要素は皆無で、わがままで子供っぽいところもある啓司を理解して許している度量の大きさがあります。啓司の方は、私には魅力があまり理解できないタイプの後ろ向きな思考回路で、潤也をあそこまで惚れさせるところがどこにあったのかちょっと不思議。啓司が、自分がモラハラ項目に全部当てはまっていると気づくシーンがそんなに重くなく描かれていて、直そうとがんばるところが健気。潤也は若いのにすぐにお仕置き系エチにいく子で、絵がきれいなのでエロく感じました。おじさん受けは苦手ですが、これは読んでいて楽しかったです。もっとみる▼
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ラスト、どうした〜!?ネタバレ2025年2月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 容姿はいいのに地味感漂う日系人の玲と、大会社のイケメン社長クリフォードの、押したり引いたりの恋愛模様を堪能しました。玲が、真面目に丁寧に掃除しているところをクリフォードが見て好感を持つ始まりがいいですね。容姿だけでなく、中身も見ているよ、的な。あとは両片思いとも言えないような、互いに好感ダダ漏れの怒涛のラッキースケベっぽい展開が楽しいです。玲のアパートに泥棒が入って、心配したクリフォードが同居を申し込むとか、分かっているけどおいしすぎるぜ。なーのーに、ラスト、これから初エチという直前のシーンでエンドって、どゆこと!?朝チュンのお上品フランス映画か。いや、朝チュンまでもいってない。そこ、そこを見たいんです・・と興奮して心の中で立ち上がりましたよ。まあラストのがっかり感は否めませんが、規定の溺愛路線でした。
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バイクと仕事と恋愛と2025年2月11日バイクには全く詳しくありませんが、主人公2人のバイク愛がひしひしと伝わってきました。カフェで出会ってそのままツーリングして、そのままキャンプして、キスして抜き合い・・。ん?キャンプまでは自然な流れだったけど、その次のやつからいったん思考が止まります。克実、ノンケなのに??でもお仕事トラブルとか家族のこととか、地に足のついたエピが基本にあって、その中で少しずつ恋愛が進んでいくので、いろいろなことが違和感なく収まっていきます。仕事の合間を縫うような逢瀬に、大人の恋愛ってそうなるよね、恋恋言ってられないよね、と共感しました。攻めの昌宗は、克実が困っているときに分かりやすく助けたりはしませんが、ここぞというときに欲しい言葉をくれる、そんな男前です。もっとみる▼
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悪役令息ですが魔王の標的になりました【シーモア限定特別版】(イラスト付き)
入れ替わり令息ネタバレ2025年2月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんの悪役令息ものが読めるなんて、うれしすぎる!テンプレ通りの王太子からの婚約破棄スタートでした。魔王イーヴァルは、さすがに魔王だけあって万能感ありますね。面倒なことが起こっても、イーヴァルの登場で全て解決します。魔獣のハナちゃんがかわいくて、主人公のジョシュアとイーヴァルとで、本当に家族のようなほっこり感。残念なのはジョシュアが転生前にタチとして経験があったことです。リバっぽい要素、好きじゃないんですよね・・。なぜ経験者にさせたのでしょう?しかもタチで。普通に恋愛から遠ざかっているDTで良かったような?それにしても元々のジョシュアも転生してるっていうダブル転生設定が効いてます。お互いの転生先で新しい幸せを見つけてよかった〜。 -
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あっぴの心の叫びが声にネタバレ2025年2月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 暁に長い片思いをしている千尋は、家事能力の高いナイスガイに成長して再び暁の前に。千尋は旭という緘黙の子どもを預かることになって、さあ大変・・というストーリーです。カプのどちらかが家事能力高いって、ポイント高いです。千尋に子育てを助けられているうちに、愛も育っていくのが自然な感じで、心にすんなりと落ちました。絵は好みではないのですが、ストーリー性はあります。ラストであっぴが「ときー」と叫ぶシーンがいい。ただ私には流れる雰囲気が穏やかすぎて、ちょっと物足りなく感じてしまいました。
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