高市氏、麻生氏と人事協議か 記者団には「休んで」「WLB大事に」

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 自民党高市早苗新総裁は5日夕、党本部に入り、麻生太郎最高顧問と会談した。高市氏は総裁選で麻生氏から支援を受けており、新体制で麻生派を重用する方向で調整している。今後の党役員や閣僚の人事などをめぐり、意見を交わしたとみられる。

 高市氏は7日にも党役員の人事を固める方針。麻生派の鈴木俊一総務会長を幹事長に充てる方向で調整しており、麻生氏についても副総裁を軸に起用する意向だ。

 高市氏はこの日は夕方まで東京・赤坂の衆院議員宿舎にいた。党本部に入ると、記者団に「みなさん、休んでください」。その後、約1時間にわたって麻生氏と会談した。

 4日に新総裁に選ばれた後、同僚議員たちの前で「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と訴え、物議を醸した高市氏。この日は麻生氏との会談を終えると、改めて記者団に「みなさまはワーク・ライフ・バランスを大事になさってください。私は今、一生懸命働いておりますけれども。今日は日曜日ですよ」と語りかけた。

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高市早苗総裁

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