立憲・野田氏、歓迎でも「遅きに失した」 石破首相の戦後80年見解

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大久保貴裕 南有紀
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 立憲民主党野田佳彦代表は3日、石破茂首相が戦後80年の節目に合わせた首相個人のメッセージの発出を検討していることを評価したうえで、タイミングについて「遅きに失した」と苦言を呈した。

 野田氏は記者会見で、「ひめゆりの塔」の展示をめぐる自民党参院議員の問題発言などを念頭に、「80年の節目に過去の歴史を忘れたかのような発言が内外ともに続いた」と指摘。「改めて先の大戦の総括が必要ではないかと強く感じていた」と述べ、首相メッセージの発表を歓迎した。

 そのうえで、首相の退陣直前…

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