おせち商戦本格化 コスパ重視の品ぞろえ、4段重や「肉おせち」も

有料記事

山口博敬
[PR]

 主要百貨店で来年のお正月向けのおせち商戦が早くも本格化している。長引く物価高で節約志向が強まる中、ボリュームや品目を増やしてコストパフォーマンスを意識した商品が目立つ。一方、豪華さを売りにした高額商品もそろえ、おせち料理でも「二極化」が進んでいる。

 そごう・西武は、4段重「美味づくし」(税・送料込み2万3220)を用意した。ボリューム感がたっぷりある一方で、1段あたりは6千以下と割安な価格に。担当者は「コスパを意識した。4段重ではなかなかない価格設定を実現できた」と話す。

 ほかにも、和洋中100品目ものメニューを楽しめる2段重(同2万1384)や4人の人気店シェフの料理を集めた1段重(税込み1万9440)など、ひとつでいろいろと楽しめる商品をそろえた。

 東武百貨店もコスパに注力す…

この記事は有料記事です。残り645文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません