未使用チケット、ミャクミャクはどうなる? 万博閉幕まで1カ月

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西村宏治 諏訪和仁 西晃奈 堀之内健史
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 開催中の大阪・関西万博は10月13日の閉幕まで残り1カ月となった。チケット販売は9月5日までに2千万枚を突破し、一般来場者は1700万人を超えた。終盤の大きな課題の一つは混雑だ。日本国際博覧会協会は入場開始時間の繰り上げなどで対応するとしている。

 「残り1カ月は、より多くのみなさんにご来場いただける見通しだ」。日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は8日の記者会見で、そう語った。

 協会がいま懸念するのは、入場券を持っていても入れない人が数多く出る事態だ。5日までに売れた入場券2071万枚に対し、一般来場者数は6日までにのべ約1768万人。二つの数字の差で計算上、未使用は300万枚ほどとなるが、実際には繰り返し使える通期券で複数回来場した人もいる。未使用の枚数は、数字の差よりも大きいとされる。

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 しかも入場券の売れ行きは足…

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この記事を書いた人
西村宏治
経済部|関西経済
専門・関心分野
経済、ビジネス、国際関係
西晃奈
ネットワーク報道本部|大阪府庁
専門・関心分野
子育て、教育、働き方、防災、平和
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