トランプ氏、プーチン氏とゼレンスキー氏の会談に意欲 米ロ会談の後

有料記事

ワシントン=下司佳代子
[PR]

 トランプ米大統領は11日、アラスカ州で15日に予定するロシアのプーチン大統領との会談は「感触を探る」ものだと述べた。ウクライナ侵攻に関して「戦争をやめなければならない」と伝えるという。プーチン氏とウクライナのゼレンスキー大統領との直接会談を設定したいとの意欲も語った。

 ホワイトハウスで首都の治安対策について記者会見した際、他の質問にも答えた。

 トランプ氏は今回の首脳会談…

この記事は有料記事です。残り756文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
下司佳代子
アメリカ総局|米国の外交・防衛
専門・関心分野
国際報道
  • commentatorHeader
    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年8月12日7時36分 投稿
    【視点】

    <ゼレンスキー氏は15日の首脳会談には招かない。ただ、プーチン氏と会談した直後に、ゼレンスキー氏や欧州各国の首脳らに電話し、内容を報告する考えも示した。「健闘を祈る、戦い続けろと伝えるかもしれないし、取引が可能だと言うかもしれない」と語った

    …続きを読む
  • commentatorHeader
    鈴木一人
    (東京大学大学院教授・地経学研究所長)
    2025年8月12日16時43分 投稿
    【解説】

    トランプ大統領、黒海周辺のウクライナの領土を「海沿いの不動産」と言い、停戦交渉をあたかも不動産取引のように語っていたのが印象的であった。そこで何が起きているのか、そこに住む人たちがどうなるのか、ということに関する感受性はゼロで、土地と取引の

    …続きを読む
トランプ再来

トランプ再来

2024年の米大統領選で共和党のドナルド・トランプ前大統領が返り咲きました。「米国第一主義」を掲げるトランプ氏の再来は、どんな影響をもたらすのか。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]