連合福岡の次期会長、吉村淳治氏が就任の見通し 自動車総連出身

鳥尾祐太
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 連合福岡の次期会長に、自動車総連日産自動車九州労働組合)出身の吉村淳治氏(59)が就任する見通しとなった。藤田桂三会長(61)の任期は7月までで、29日に開かれた執行委員会で吉村氏が会長代理に選任された。10月末に会長選挙があるが、他に候補者がいなければ吉村氏の就任が承認される。

 吉村氏は北九州小倉北区出身。2023年8月から連合福岡の事務局長を務めていた。

 連合福岡は、約17万人の組合員で構成される県内最大の労働組合組織。参院選立憲民主党国民民主党の両候補を推薦したが、両候補ともに落選した。

 藤田会長は29日、参院選の結果について報道陣の取材に「2議席取りに行く戦略は間違っていなかった」とした上で、「参政党がここまで伸ばしてくるとは、正直思っていなかった。(組織内から)意見をいただいて、総括をやっていきたい」と話した。

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この記事を書いた人
鳥尾祐太
西部報道センター|行政担当
専門・関心分野
地方政治、無国籍・難民、東南アジア、誤情報