自公、選挙関連の偽情報対策の議論呼びかけ 海外からの介入も論点

川辺真改
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 自民党森山裕幹事長は29日、東京都内で公明党の西田実仁幹事長と会談し、選挙に関するSNS上の偽情報・誤情報対策を今後も超党派で進めていく方針を確認した。誤情報・偽情報を拡散して世論を操作する外国勢力の選挙介入への対策についても議論する見通しだ。

 森山氏は記者会見で「選挙に関する各党協議会において、法改正も視野に入れながら、具体的な対策について検討を重ねて参りたい」と述べた。西田氏は「外国勢力による選挙への介入を阻止することは、重要な論点の一つだ」と語った。

 外国勢力によるSNSを使った選挙介入をめぐっては、平将明デジタル相が「参院選でも一部そういう報告もある」とし、対策を強化するための新法制定の必要性に言及している。

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この記事を書いた人
川辺真改
政治部|自民党担当
専門・関心分野
国内政治、社会福祉、スポーツ