「敗北の責任を」石破首相の早期退陣求め、自民高知県連が申し入れへ

蜷川大介
[PR]

 自民党高知県連は21日、参院選の自民敗北を受けて緊急の役員会を開き、石破茂首相の早期退陣を党本部に申し入れることを決めた。「敗北の責任を取り、選挙で示された国民の民意に沿って早期に退陣すべきだ」という趣旨で申し入れるという。

 複数の県連役員によると、県連会長を務める中谷元防衛相(衆院高知1区)は公務のため、この話し合いには参加しなかった。県連副会長の尾崎正直衆院議員(同2区)、同幹事長の明神健夫県議ら役員6人で決定したという。

 一方、役員会では、徳島・高知選挙区で自民公認の大石宗氏が敗北した責任を取るとして、中谷会長の辞意が文書で届けられ、明神幹事長も辞意を表明したという。近く予定されている会長選挙で次期会長を選んだうえで、役員人事をする方針。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
蜷川大介
高知総局
専門・関心分野
事件、司法、地方自治。過疎・人口減の取材も進めます。
参院選2025

参院選2025

2025年7月3日(木)公示、7月20日(日)投開票の参議院選挙に関するニュースをお届けします。[もっと見る]