偽の投票用紙数十枚見つかる、持ち込みか 東京都東久留米市の開票所

狩野浩平
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 20日に投開票された参院選で、東京都東久留米市の開票所で投票用紙に似た紙が数十枚見つかった。紙には政党名が書かれており、都選管などは偽の投票用紙が外部から持ち込まれた可能性があるとみている。

特定の政党名書かれる

 都選管によると、20日夜の開票作業中、「投票用紙以外に特定の政党名が書かれた紙が見つかった」という内容の相談が市選管からあった。投票用紙でない紙に候補者名や政党名が書かれている場合は無効票になる。

 都選管は、投票箱にある票数が投票者数より多い場合は、有権者が投票用紙を持ち帰った場合などに計上する「不足票」の欄に、マイナスで計上するよう市選管に説明したという。東久留米市のホームページでは、東京都選挙区は不足票が「-10」、比例代表は「-28」となっており、計数十枚の偽の投票用紙が持ち込まれた可能性がある。

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この記事を書いた人
狩野浩平
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力
参院選2025

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