国民民主、目標達成で21議席に「石破政権と組むことはあり得ない」

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南有紀
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 国民民主党は、改選議席の4倍となる目標の16議席を達成した。非改選の5議席と合わせ21議席になったことで、予算を伴う法案の単独提出が可能になった。昨秋の衆院選に続き、大幅な議席増を果たし、国会での存在感もさらに増すことになる。

 国民民主は衆院選後の昨年12月~今年4月まで支持率10~12%を維持し5月まで野党トップだったが、参院選の候補者選定をめぐるトラブルなどで失速。6月の支持率は6%まで低下していた。

 しかし、同月下旬の東京都議選では0議席から9議席に躍進して勢いを取り戻し、参院選での議席増につなげた。衆院選でのキャッチフレーズ「手取りを増やす」を引き続き掲げ、物価高に有効な策を打てずにいる石破政権への批判票を一定数、取り込むことに成功した。ただ、参政急伸のあおりもあったとして、党内には「本来はうちに入るはずの票が流れてしまった」との声もある。

 衆院に続き、参院でも一定の…

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