七夕の夜、青い光に願い乗せ ビルの谷間に一夜限りの「天の川」出現

内海日和
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 七夕の7日、ビルに囲まれた大阪市中心部を流れる大川に、青色の光を放つ「天の川」が出現した。

 光の正体は、LEDライトが入ったプラスチックの球体。来場者らの願いが込められた約3万5千個が放流されると、天神橋から天満橋までの約500メートルが幻想的な雰囲気に包まれた。

 一般社団法人「おしてるなにわ」が開催する恒例のイベント。2010年から始まり、今回で13回目となる。球はイベント後に回収されるという。

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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2025年7月8日2時56分 投稿
    【視点】

    戦前の文献に、水都は「大阪の別名。川多きより云ふ」とある。水の都・大阪にかつてあった多くの川や橋を偲びながらこのイベントを楽しんだ方もおられるのではないだろうか。

    …続きを読む