大麻成分入りクッキー食べ寮から転落 山梨学院大のレスリング部員

棟形祐水
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 山梨学院大学(甲府市)レスリング部の男子部員が5月、大麻成分を含むクッキーを食べた後、寮の2階から転落し、骨折していたことがわかった。大学は、問題に関わった計4人を7月までの公式戦出場自粛とした。

 大学によると、男子部員3人が5月、インターネットでクッキーを購入。3人のうち1人が、別の男子部員と一緒に食べたところ、この男子部員が寮の2階の部屋から飛び降り転落。頭の骨にひびが入り、手首の骨を折った。

 大学の聞き取りに、購入した3人は、有名人が宣伝していたSNSを見て「リラックス効果があると思って買った」と話し、大麻成分入りという認識はなかったと説明。しかし、問題発覚後、クッキーには大麻成分が含まれていたことを大学として把握したという。

 同大レスリング部は大学レスリング界の強豪。出身者には五輪メダリストもいる。

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