猛暑の日がだいぶ少なくなり、そろそろ読書を楽しみたい季節になってきました。
皆さんは「最新のマンガやラノベ(ライトノベル)をゆっくり読みたい!」と思ったことはありませんか?
この記事では、角川武蔵野ミュージアム内にあるマンガ・ラノベ図書館の魅力と快適に楽しむポイントを徹底紹介します。
私は現役図書館員で、マンガ・ラノベ好きが楽しめる図書館情報を日々調査しており、その経験をもとにお届けします。
この記事を読むと、充実した読書体験が実現できます。
マンガ・ラノベ図書館の魅力
角川武蔵野ミュージアムのマンガ・ラノベ図書館は、マンガ・ラノベが好きな人にとって、魅力的な施設です。
まず蔵書ですが、日本のライトノベルは約32,000冊、さらにKADOKAWAから出版されているマンガや児童書が約1万冊揃っています。
最新刊も揃っているため、「足を延ばして最新作をまとめて読みたい」という方にも最適です。
料金も非常にリーズナブルで、大人は600。
障害者手帳を持っていれば半額になるため、マンガ2冊分ほどの料金で楽しめるのもうれしいポイントです。
また、館内の設備も工夫されています。
1階には背もたれ付きの椅子が並び、足を伸ばしてゆったり読めるスペースが確保されています。
2階には背もたれなしの椅子があり、短時間の読書や軽い立ち読みにも便利です。
さらに、画集や絵本、キッズコーナーもあり、幅広い年齢層に対応しています。
「読書を楽しむだけでなく、創作の参考にしたい」
「子どもと一緒に来たい」
というニーズにも応えてくれるのが嬉しいポイントです。
館内は落ち着いた照明で、長時間読書しても疲れにくい設計になっています。
基本情報
アクセス
アクセスは比較的便利で、最寄り駅の武蔵野線、東所沢駅から徒歩10分で訪れることができます。
開館時間・休館日
開館時間は10:00〜18:00、
休館日は毎週火曜日と年末年始ですが、公式サイトで最新情報を確認すると安心です。
館内設備
傘立てが入ってすぐにあるため、雨の日でも楽しめます。
館内のロッカーは入ってすぐのチケット売り場の前と、階段を下りた図書館の入り口手前にあり、大きな荷物も安心して預けられます。
また、館内にはWi-Fiも完備されているため、電子端末での蔵書検索やメモ取りも快適に行えます。
蔵書検索は公式サイトからも可能で、事前に読みたい本をチェックしておくと効率的です。
混雑状況
夏休みなど学校が休みの時期は午後になると満席になりやすいため、学校がある平日や午前中の訪問が狙い目です。
館外の休憩・軽食スペース情報
長時間読書を楽しむ際には、休憩や軽食も重要です。
図書館を出て向かいの建物には屋根付きの机と椅子が非常に多く設置されており、天候を気にせず軽く休憩できます。
家からお弁当を持参してランチにする場所に困ることはありません。
空調が必要な場合は、向かいの建物3階のファミリーマート内にも飲食スペースがあり、座席やテーブルが確保されています。
ここには充電できるコンセントもあり、電子端末での作業やスマホ充電も可能です。
館内で集中して読んだ後、少し休憩するのに便利です。
ファミマ以外にもレストランやカフェがあるため、好みのランチスポットが見つかるはずです。
※レストランの公式サイトはこちら
なお、図書館の屋内には飲食スペースはありませんが、晴れた日であれば、1階のテラスで庭園の景色を楽しみながら飲み物を飲むことができます。(食事は不可)
知っておきたい注意点と他施設との比較
訪問時にはいくつかの注意点も覚えておきましょう。
まず水分補給ですが、館内にはウォーターサーバーがないため、1階から外のテラスに出る(晴れた日限定)か、図書館を一度出て補給する必要があります。
また、図書館内にはエレベーターがないため、車椅子の方など階段を上ることが難しい方は、2階のラノベコーナーに行くことができず、1階の最新刊のみ利用可能です。
そのため、蔵書数や利便性を重視する場合は、他の施設も比較検討すると良いでしょう。
例えば、国会図書館は最新刊を除く国内のほとんど全てのマンガ・ラノベを読むことができます。
また、立川まんがパークではマンガを寝転んで読めるスペースがあります。
用途に応じて訪問先を選ぶのがおすすめです。
また、図書館入館時には、出入り口にいるスタッフに、チケットを購入するともらえるQRコードを提示する必要があります。
このため、ランチ等でいったん外に出る予定がある場合、QRコードはなくさないように注意が必要です。
こうした注意点をおさえておくことで、より快適に楽しむことができます。
まとめ|マンガ・ラノベ好きなら必ず行きたい!
角川武蔵野ミュージアムのマンガ・ラノベ図書館は、最新刊も含めた豊富な蔵書、快適な座席、Wi-Fi完備といった環境が揃った、マンガ・ラノベ好きにとって理想的なスポットです。
マンガやラノベをゆっくり読みたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
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