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10月3日FRI5時21分起床。
ダルビッシュのワイルドカード先発を横目で見ながら、
いつものようにスクワット～プール～在宅。
今日で回顧日記は終わり。
演技力のある子（猫）だった。
家に来てまもなく、びっこをひいているのに気付いた。
落ちて足でもくじいたのかも、と慌てて病院に連れていく。
触診、レントゲンを経て、先生の診立ては、
「詐病です」
ときっぱり。
「たまにいるんですよ、演技派が。」
「美味しいおやつ上げたら、治りますから。」
連れて帰るといつものように走り回っていた。
「レントゲン代、安くないんだけど」と妻。
昼はカレーとレッドアイ。
夜はアヒージョとピザ、白ワインソーダ。
北方ワールド「鬼哭の剣」読了。
あと一冊で日向景一郎シリーズも終わり。
だんだん、水滸伝のようになってきた。
かき鳴らす 刃とかえて 声放つ
昨日の夢は 灰へ散り舞う
鎮魂句は終了。
10月2日5時20分起床。
残念だが、先日亡くなった猫の世話が無くなり、朝がずいぶん楽になってしまった。
スクワット～プール～実家に向かい在宅。
父は起きていたが、すぐに寝てしまった。
13時半ころ起きて、飯を食ってまた寝た。
次に起きてきたのは16時過ぎ。
少し話をして、僕は自宅に戻った。
亡くなった猫は自分を人間だと思っていたようだ。
少なくとも猫だとは思っておらず、全然他の猫に馴染もうとしなかった。
寒い時でも他の猫にくっついたりしない。
他の猫からグルーミングは受ける、でも自分は絶対しない。
ブラッシングすると、人の手の甲は舐めてくれる。
普段はご主人様、時に弟、そんな特別な存在だった。
昼はシュウマイとサラダ、父の残り物、缶ビール。
夜は茸満載のクラムチャウダー、アスパラ巻き、焼酎ソーダ。
かすかには 胸、波打ちて 消えゆくよ
澄みし瞳 灰の海沈む
目がだんだんと濁っていく様は、
X-Fileの1シーンを見ているようでした。
10月1日5時15分起床。
待っていたけど、愛猫は夢に出てこなかった。
スクワット～プール～在宅。
我が家の猫は3期に分けられる。
第1期：（名前が）ディズニーシリーズ
長男ミッキー、次男ドナルド
付き合う前から妻が飼っていた、私にとっては先住猫である。
第2期：（名前が）韓国料理シリーズ
三男：クッパ（1か月で死去）、四男：カルビ、五男：タンたん、六男：コムたん
次男ドナルドが亡くなり、カルビ、タンが来た。
長男ミッキーが亡くなり、コムが来た。
3匹飼いになった頃、妻と一緒に住み始めた。
第3期：（名前が）オリンピックシリーズ
七男：トーチ、八男：アーチ
五男タンが亡くなり、迎い入れた。
トーチは聖火リレーから、アーチはパリの凱旋門から。
去年四男カルビ、先日六男コムたんを亡くした。
年齢的に、もう新しい子を迎い入れることはないだろう。
昼はトマトパスタ2種とレッドアイ、赤い食卓。
夜はマグロ刺しやお惣菜、白ワインソーダ。
お供はドラマ「レプリカ 元妻の復讐」
今日から10月ドラマが始まるが、まだ7月ドラマを全部見終わっていない。
長毛の 我が家招きし 猫王子
虹の橋にて また会う日まで
たもとで待っててね。
兄ちゃんたちと遊んでて。
9月30日5時21分起床。
さてと…。
その時は、あっという間に来てしまった。
5男猫の時のように長期戦を覚悟して、望んでいたのに。
朝、またばたりと倒れ、動けなくなった。
妻は動物病院の予約を入れた。
僕は病院経由で会社に行く準備をしていた。
大きな声で鳴いた。
痙攣して、背が反って、動かなくなった。
おなかはまだかすかに上下していた。
妻が「目が」と言った。
あの澄んだ目から瞳が消え、灰色のビー玉になっていた。
動物病院にキャンセルの連絡を入れた。
自分が行く予定の病院に、1on1面談に、夜の麻雀もキャンセルした。
午後、ペットの葬儀屋が、愛猫を連れて行ってしまった。
こんな時でも、人は普段の生活をする。
しニャきゃいけない。
昼は居酒屋の唐揚げ定食とビール。
夜は鶏山椒鍋と純米吟醸。
大声に 二鳴き残して 刻は終え
我が家の王子 猫を脱ぎたり
ほいたらね。
9月29日5時起床。
老猫の呼ぶ声で目を覚ます。
本日は映画のため午前半休。
『becoming Led Zeppelin』
ボンゾの声を久しぶりに聞くメンバーの表情が微笑ましい。
zep-movie.com
先月観たThe Whoのキルバーン1977の客層を比べると、
・年齢層は5～10歳高め、女性客が多い。
・WhoはバンドTシャツを着ている同世代がいたけど、
ツェッペリンはロックなカッコをしているシニアはいない。
・キルバーン1977は終わった時、拍手が起こったけど、
ツェッペリンはみんな静かに席を立って退場していった。
同じ劇場の月曜午前中だけど、この違いが面白い。
Led Zeppelinは「「To be a rock and not to roll. 」と唄った。
Whoは「Rock is dead, they say. Long live rock.」と唄った。
「揺らぐことのない岩」の確かさと、「ロック万歳！」の能天気さ。
その違いかな。
家に帰り、昼は妻と蕎麦屋でカレー南蛮と生ビール。
午後は在宅だったが、目の前の隔離した老猫が気になる。
ご飯も水もちょっとずつ。
それだけでも持ち直した感じがある。
夜はスシロー。
フェアのない日のスシローは嘘のように空いている。
老猫は 画面の光に 目を細め
腕を畳みて 刻をまちけり
そう、この時はまだ香箱座りしてたのに。
9月28日Sun5時17分起床。
早朝、老猫は後ろ足の踏ん張りがきかず、ばたりと倒れてしまった。
若猫に煩わされず、静かに過ごせる場所へ隔離する。
スクワット～プール～週末家事。
昼は長崎ちゃんぽんとレッドアイ。
お供はドジャース。
優勝したとたん、安定の快勝である。
午後は昨日に続き、インプット。
初めて俵万智氏のエッセイを読む。
夜は豚しゃぶと白ワインソーダ。
お供はドラマ「あんぱん」
高知LOVERとして、大変楽しませてもらった。
「にゃ～」、「たまるかー」
高知では聞いたことがない方言だったが、ツボった。
10月のドラマがこれからだが、今年のNO.1ドラマは確定である。
今朝の夢語り
駅舎の足湯にいた。
足には大量のドクターフィッシュがまとわりついていた。
ホームに電車が入ってきた。
ドクターフィッシュを蹴散らし、慌てて乗車する。
電車は田舎へと進んでいく。
最後のターミナル駅を過ぎて、さらに田舎へと進む。
この支線は1時間に1本しかないらしい。
いくつか駅を過ぎた時に、乗りあわせていたおばさんが教えてくれた。
『あなた、次の駅で降りなさい。
すぐにターミナル駅まで戻る列車が来るからそれに乗り換えなさい。
この先に進んでも何もないし、帰れなくなるわよ』
その忠告に従い、僕は次の駅で降りた。
そのまま家に帰ることにした。
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