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新機能 技術カンファレンスをより見つけやすく、参加しやすくするための新機能「カンファレンス特集ページ」をリリースしました。「技術」や「テーマ」などのトピック別に探せるほか、直近開催予定のカンファレンスが一覧で確認できますのでご活用ください。詳しい機能説明や掲載方法についてはこちらをご確認ください。
9月
20
ServerlessDays Tokyo 2025
サーバーレスアーキテクチャやAIエージェントプラットフォームまで盛り沢山の2日間!!!
主催 : Serverless Community(JP)

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募集内容 |
通常参加チケット / Regular 無料
参加者数
個人スポンサー / Individual Sponsor 10000(前払い)
参加者数
|
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申込者 | 申込者一覧を見る |
開催日時 |
2025/09/20(土) 09:00 ~ 20:00
|
募集期間 |
2025/07/28(月) 12:00
〜 |
会場 |
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-11 (住友不動産新宿南口ビル3F) マップで見る 会場のサイトを見る |
前払いについて |
前払いについての連絡先: (参加者にのみ公開されます) |
キャンセル・参加費用の払い戻しについて主催者からの説明: キャンセルの払い戻しはおこないません。あらかじめご了承ください。 |
|
領収データの発行: 発行する (詳しくはこちら) |
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参加者への情報 |
(参加者と発表者のみに公開されます)
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出席登録 |
(イベント開始時間の2時間前から終了時間まで、参加者のみに公開されます)
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カンファレンス情報
ブックマークしてカンファレンスの通知を受け取りましょう
トピック | |
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公式ページURL | https://tokyo.serverlessdays.io/ |
登壇者募集
期間: 2025/07/14(月) 09:00 〜 2025/07/31(木) 23:59
スポンサー募集
期間: 2025/07/14(月) 09:00 〜 2025/08/31(日) 23:59
イベントの説明
真のサーバーレスアーキテクチャとAIエージェント基盤を語りつくす2日間
Introduction
Everything will be SERVERLESS
本イベントでは基調講演やブレイクアウトセッションに、サーバーレスアーキテクチャやPlatform Engineeringの実践や普及を世界的にリードしてきたレジェンドたちを迎えます。 また、サーバーレスやクラウドネイティブなシステムのトレンドである、AIエージェントのサーバーレスプラットフォームとしてのLLM推論、エージェントのロングランプロセス、リモートMCPサーバーなどをテーマとしたセッションも複数予定している豪華なラインナップになっています。
サーバーレスのこの10年の進化の歴史をふりかえり、この先の変革について深く議論する絶好の機会に、皆さんも参加してみませんか?
▼主なテーマ
- サーバーレスアーキテクチャ(設計、実装、運用) に関するトーク
- Platform Engineering on Serverless:クラウドネイティブ・サーバーレスでのプラットフォームエンジニアリング
- サーバーレスアーキテクチャを実装するうえでのアーキテクチャ解説、実装解説、Tips
- サーバーレス技術を用いたワークフローのオーケストレーション、イベントルーティング、エフェメラル・コンピューティング、大規模分散環境などのトピックに集中した実践知の共有
- 特定のユースケース(Web, API, バッチ,ワークフローetc...)においての技術特性、卓越した実装の解説
- 特定のフレームワークを活用した卓越した実装の解説
- エージェンティックAIプラットフォームに関するトーク
- RAGやAIエージェントのインフラ、フレームワーク、インデクスDBやGraphデータベース、FaaSやコンテナ環境との統合やワークフローオーケストレーターをはじめ、メモリ管理、リモートMCPサーバーやエージェント間通信管理など
- RAGシステムのアーキテクチャ解説、実装解説、卓越した運用方法、評価駆動開発、オンライン評価と改善手法、卓越した検索アルゴリズムやチャンキングの組み合わせ、RAGの多様な手法の違い
- マルチエージェントシステムを統合管理するプラットフォームの解説
- 特定のフレームワークを使った構造や実装の解説
- 軽量な処理からロングランする処理までエージェントのプロセスを統合管理可能なプラットフォームの構築方法など
- Developer Productivity(開発生産性) に関するトーク
- サーバーレス環境と統合したアプリの効率的な開発手法、テスト戦略の実現やCI/CD環境の構築方法
- Coding AgentやDevcontainer、ローカルMCPやMCPホスト/エージェントなど
- Agentic Codingをソフトウェアエンジニアリングに活用するためのノウハウやライブデモ
Two Tracks
開発者が実際のプロジェクトから得た経験や教訓を共有する実践的なセッションを重要視しています!
この10年で成熟したサーバーレスアーキテクチャ構築・運用の実践ノウハウを学び、実践し、よりよいシステムを開発していきましょう。
Two Days
2025/9/20(土)はテクノロジーカンファレンス
サーバーレスアーキテクチャの構築・運用上の実践知やAIエージェントのプラットフォームに関するDeep Diveなセッションや開発手法、運用ノウハウなどの実践知が盛りだくさんです。
2025/9/21(日)はハンズオンワークショップ
AWS、Fastly、TiDB、オルターブースを迎えて、骨太なハンズオンワークショップを実施します。
One Community
ServerlessDays Tokyo 2025は世界中で行われているServerlessDays(以前はJeffConfと呼ばれていた)の ひとつであり、世界中で発展しているServerlessに関連するコミュニティをより発展させるためのイベントです。 そして、私たちはServerlessDaysの行動規範(Code of Condact)を遵守しています。
Agenda
正式なタイムテーブルは公式イベントページにて発表します。
Main Track (Room A)
Timeline | Title | Speaker (敬称略) |
---|---|---|
9:00- | 開場 & Social | 参加者 |
9:20-9:30 | Opening / CoC & 10yrs of Serverless Community(JP) | 吉田真吾 (セクションナイン/ジェネラティブエージェンツ) |
9:40-10:00 | サーバーレスのまわりの技術2025 | 仲山昌宏 (めもおきば) |
10:10-10:55 | KEYNOTE: Server Less, Code More - コードを書かない時代に生きるサーバーレスデザイン | 淡路大輔 (Amazon Web Services) |
11:05-11:50 | KEYNOTE: あなたの知らない Wasm とキャッシュの世界〜CDNエッジを活用した高コスパサーバレス開発の新常識〜 | 澤田径 (Fastly) |
12:00-12:25 | 「完璧を目指さない」サーバーレス進化論 〜CDKで育てる変化に強いアーキテクチャ〜 | 志水友輔 (NRIネットコム) |
12:30-12:55 | 2025年版 サーバーレス Web アプリケーションの作り方 | 渡辺隼人 (サーバーワークス) |
13:00-13:45 | ADK と Cloud Run で作る AI エージェント | 関本 信太郎 (グーグル・クラウド・ジャパン合同会社) |
14:00-14:45 | AIエージェントがアプリケーション開発の未来を変える | 草薙昭彦 (Postman) |
15:00-15:45 | 3,000時間/月の業務削減を実現する~Dify × TiDB Cloud StarterによるAI基盤の裏側~ / スタートアップ企業におけるTiDB活用事例 | 西悠之 (サイバーエージェント) / 安井岳 (エイターリンク) |
16:00-16:25 | CDN Edge Computing上で動くOIDC Identity Aware Proxyのススメ | 原田篤 (LIXIL) |
16:40-17:25 | 初手AI―AIエージェント中心の働きかたのための業務システム構築方法とシステム解説 | 西見公宏 / 大島勇樹 / 遠藤大介 (ジェネラティブエージェンツ) |
17:40-17:55 | Closing | 吉田真吾 |
Breakout Track (Room B)
Timeline | Title | Speaker (敬称略) |
---|---|---|
12:30-13:00 | 会場準備 | |
13:00-13:45 | Bedrock AgentCoreで解き放て! Strandsで構築するマルチエージェントの実装Tips | みのるん (KDDIアジャイル開発センター) |
14:00-14:45 | Azure Serverless × AI Agent × MCP アーキテクチャ最前線 | 三宅和之 (ZEN Architects) |
15:00-15:25 | 「AIに秘密を漏らさない!」RAG時代のアクセス制御:ReBACで実現するデータ保護 | 池原大然 (Auth0) |
15:30-15:55 | (ほぼ)フルサーバレスで挑む! メガバンクの業務を支えていくRAGアーキテクチャ | 米澤拓也 (Japan Digital Design, Inc.) |
16:00-16:25 | 議事録の要点整理を自動化!サーバレスBot構築術 | 池上寛登 (GMOペパボ株式会社) |
16:30-16:55 | 麻雀点数計算問題生成タスクから学ぶSingle Agentの限界とAgentic Workflowの底力 | 中村弘武 (LayerX) |
17:00-17:25 | LangfuseとClickHouseで進化するLLMOps:Traceデータを価値に変えるLLM評価エージェントの開発 | 遠矢侑音 (ガオ株式会社) |
17:30-17:55 | PacketProxyで探るGemini CLIのコンテキストエンジニアリング 〜AIエージェントを信頼できる相棒に〜 | 黒岩亮 (DeNA) |
※タイムテーブルは予告なく変更になることがあります
Speakers
淡路大輔 (アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)
Amazon Web Services Japan G.K. / Solutions Architect
AWSで公共部門のお客様向けの技術支援に従事しています。特にアプリケーションのユーザ体験(UI/UX)を専門とし、アプリケーションのモダン化の支援などを行っています。最近は生成AIのユーザー体験を探求しています。
X: @gee0awa
タイトル: Server Less, Code More - コードを書かない時代に生きるサーバーレスデザイン
生成 AI の進化により、Agent、RAG、Tools、LLM、Inferenceといった技術要素が統合され、真に自律的な AI エージェントの実現が可能になりました。AI エージェントが持つ推論能力・ツール連携・フロー自動化は、サーバーレスの基盤と融合することで、従来の手作業に頼っていた作業を根本から変革します。
生成 AI の急速な進化により、私たちの開発スタイルも劇的に変化しています。しかし、優れたアーキテクチャ設計の原則は、時代が変わっても色褪せることはありません。このセッションでは AWS Lambda をはじめとするサーバーレスサービスと Amazon Bedrock との高度な統合パターン、セッション管理、認証、外部API、コンテキストウィンドウの構築技法など、AI エージェントシステムを実現するためのサーバーレス設計原則をコードと構成例中心に解説します。
澤田径 (Fastly)
Fastly / Senior Serverless Strategist
Fastly Compute 担当のスペシャリストエンジニアとして2023年にFastly入社。日本含むAPAC地域のユーザの方々に向けて、主に技術検証を通して導入支援を行う。札幌市出身。
タイトル: あなたの知らない Wasm とキャッシュの世界〜CDNエッジを活用した高コスパサーバレス開発の新常識〜
本セッションでは、Wasmの高速・セキュアな実行環境をCDNエッジで活用することで、いかにしてアプリケーションのパフォーマンスを飛躍的に向上させ、同時にキャッシュを活用したインフラコスト削減が可能かについて技術的に深掘りします。WebAssebmly を取り巻く開発環境の進化やコールドスタート問題の解消、そしてCDNエッジならではのキャッシュ戦略の最適化などの実践的なテーマを交えながら、次世代の高コスパサーバレス開発の「新常識」を徹底解説。あなたの技術スタックを一段階引き上げる、実践的な知見を提供します。
関本 信太郎 (グーグル・クラウド・ジャパン合同会社)
グーグル・クラウド・ジャパン アプリケーション モダナイゼーション スペシャリスト。
Google Cloud のアプリケーション モダナイゼーション スペシャリスト。主にコンテナ関連のプロダクトや CI/CD 関連、生成 AI を活用したコーディング支援ツールのプリセールスを担当している。以前は外資系ベンダーでインフラ、仮想化技術や Kubernetes を利用したアプリケーションプラットフォームのコンサルティングを担当。2022 年より現職。
タイトル: ADK と Cloud Run で作る AI エージェント
複数の AI エージェントが活躍し、より複雑なタスクをこなす時代が到来しています。本セッションでは、その中核をなす技術群を基礎から解説します。効率的なエージェント開発を実現する ADK (Agent Development Kit)、異なるベンダーやフレームワークの壁を越えてエージェント同士の対話を可能にする A2A (Agent-to-Agent) プロトコル、そしてAIが外部ツールやデータソースと安全に接続するための MCP (Model-Context-Protocol) の役割と関係性などを説明します。
その上で、Cloud Run を使ってこれらのエージェントや MCP を手間をかけずに、開発したAIエージェントを迅速にデプロイするご紹介します。
さらに、Gemini CLI を使い、エージェント開発から Cloud Run へのデプロイまでをシームレスに行う開発スタイルもお届けします。サーバレス環境で AI エージェント開発の実践的な第一歩を踏み出したい方のお役に立てるセッションです。
みのるん (KDDIアジャイル開発センター株式会社)
KDDIアジャイル開発センター テックエバンジェリスト。クラウドや生成AIで内製開発を行いながら、技術の楽しさを伝える活動をしています。JAWS-UG 東京支部, SRE支部, NW-JAWS / AWS Hero, AWS Samurai 2023, 2024 Japan AWS Top Engineer & All Certs
SNS: @minorun365
タイトル: Bedrock AgentCoreで解き放て! Strandsで構築するマルチエージェントの実装Tips
AIエージェント元年。あなたは今年、何体のエージェントを構築できましたか? あと995体作らなきゃいけない方も安心。AWSからBedrock AgentCoreというAIエージェント専用のサーバーレス・ビルディングブロックが登場しました!
業務で使いものになるアプリに仕上げるには、コーディングスキル、MCP活用、セキュリティ、ストリーミング処理、オブザーバビリティなど検討ポイントが山ほどあります。 そもそもAIエージェント案件を創出するには?から始まり、デザインパターンからリモートMCPの組み込みと管理、認証認可の実装、高レイテンシーな処理中のステータス表示UX、トレーシングの可視化とデバッグ、マルチエージェントの現実的なユースケースなどなど。
そんなAIエージェントの構築運用テクニックを、AgentCoreはもちろん、今年注目のPythonフレームワーク・Strands Agentsと組み合わせて実践解説します。
三宅和之 (ゼンアーキテクツ)
ZEN Architects 代表。Microsoft MVP for Azure/Microsoft Regional Director。
Azure PaaS/ServerlessとAI Agent 開発に注力し、Durable Functions による Agentic Workflow 開発では Microsoft のグローバル事例となる。Cosmos DB Vector Search、MCP 連携を設計・実装したアーキテクチャを多数の企業に導入するなど超短期ワークショップでエンタープライズの内製化を推進。Azure 愛が強く、Cosmos DB は勝手にファンクラブを作ってしまうレベル。
タイトル: Azure Serverless × AI Agent × MCP アーキテクチャ最前線
Azure のサーバーレス/マネージド基盤(App Service、Azure Functions、Cosmos DB)を軸に、AI Agent をプロダクション投入する設計の現在地を実務視点で整理します。
Advanced RAG(メタデータ生成・要約ベクトル・クエリ最適化)、Durable Functions による Agentic Workflow(長時間・並列・待機・リトライ)によるマルチエージェントの使いどころ、そして MCP(Model Context Protocol)によるエージェント最適化(ツール分割/疎結合統合)等を現場目線で解説。
さらにセキュリティ、コスト最適化、LLMOps まで、エンタープライズ案件とワークショップの経験から抽出したパターンとベストプラクティスを提示します。
草薙昭彦 (Postman株式会社)
Postman株式会社 テクノロジーエバンジェリスト
サン・マイクロシステムズ、オラクル、EMCを経て近年は外資系ITスタートアップでサービス導入や啓蒙活動に従事。PostmanではAPIの導入・テスト・運用を支援。デジタルツインやデータビジュアライゼーションに関心があり、制作した交通デジタルツインアプリ「Mini Tokyo 3D」は数々の賞を受賞。
タイトル: AIエージェントがアプリケーション開発の未来を変える
ワークフローの自動化からリアルタイムの意思決定まで、AIエージェントの登場によりソフトウェアスタックの再定義が進んでいます。しかし、すべての強力なエージェントの背後にはAPIのネットワークがあり、開発者はそれらを効果的に構築し大規模に展開するための新しい道具立てを必要としています。このセッションでは、ソフトウェア開発の歴史を踏まえた上で、エージェント型AIの現在の状況と、Postman Flowsのようなビジュアルツールが新しいタイプの開発者をどのように支援するかを紹介します。
西悠之 (株式会社サイバーエージェント)
株式会社サイバーエージェント AIオペレーション室 開発エンジニア
タイトル: 3,000時間/月の業務削減を実現する~Dify × TiDB Cloud StarterによるAI基盤の裏側~
生成AIを全社で活用するには、エンジニア以外でも扱える使いやすさと、柔軟かつ安全なインフラが必要です。本セッションでは、全社横断でAI業務を推進する「AIオペレーション室」が、どのようにDifyを中心としたAIプラットフォームを展開し導入に至るまでの過程で、月間3,000時間以上の業務削減の舞台裏の実技術選定や構成の変遷までの実体験を交えてお話しします。
安井岳 (エイターリンク株式会社)
エイターリンク株式会社 技術部
エイターリンク株式会社でビルマネジメント事業のソフトウェア開発をリードするエンジニア。新卒でエイチーム入社後、サイバーエージェント、Moshを経て現職。フルスタック開発からクラウドインフラ、エッジコンピュータまで幅広い技術領域に精通。
タイトル: スタートアップ企業におけるTiDB活用事例
空調制御のソリューションを2024年4月1日から販売を開始しました。エッジコンピューターから送られるセンサーデータの保存や管理画面のDBとしてTiDBを活用しております。スタートアップのメーカーにおいて少人数または領域によっては1人で開発運用をする中でTiDBを活用しております。人の入れ替わりや事業環境が目まぐるしく変わるスタートアップではメンテナンスに手がかからないTiDBに助けられています。これまでの利用の所感と今後の展望に関してお話します。
渡辺隼人 (株式会社サーバーワークス)
株式会社サーバーワークス アプリケーションサービス本部所属
Web アプリケーションの開発やフロントエンド技術の調査・基盤整備を通じて、ユーザー体験と開発生産性の向上に取り組んでいます。
TypeScript / Node.js エコシステムを中心に、クラウド基盤からアプリケーションまでを一貫して開発しています。
タイトル: 2025年版 サーバーレス Web アプリケーションの作り方
- Web アプリケーションのホスティング手法についてメインで話したいと思います
- 目的に応じた Web アプリケーションのレンダリング手法について触れます (SPA, SSR, etc...)
- Web アプリケーションのレンダリング手法に応じたサーバーレスアーキテクチャの選択肢を話します (AWS の例がメインになると思います
- 弊社の実例 (アーキテクチャ、良かった点、悪かった点) 交えて紹介します
- 組織の観点で、どの手法・アーキテクチャが適しているのかも考察を話します
仲山昌宏 (めもおきば)
秋葉原生まれ大手町育ちの歌って踊れる江戸っ子インフラエンジニア。 0と1が紡ぐ「ゆるやかなつながり」に魅せられ早20年、SNSとCGMの力で世界を幸福にするのがライフワーク。 技術系同人誌サークル「めもおきば」/ SecHack365 トレーナー
市民、幸福は義務です。 あなたは幸福ですか?
Title: サーバーレスのまわりの技術2025
サーバーレスアーキテクチャの周辺技術として、様々なキーワードから2025年現在の「サーバーレス」ムーブメントを理解するための補助線を提供します。アーキテクチャパターンやFaaSランタイム、オブザーバビリティ、Platform Engineeringにも触れつつ、サーバーレスの少し先を考える上での視点を持ち帰ってもらえるセッションです。
志水友輔 (NRIネットコム株式会社)
NRIネットコム株式会社 クラウドアーキテクト
AWS Lambdaが発表された年に入社し、サーバレスと共に成長してきたクラウドアーキテクト。
最近はCCoE, 技術広報活動にも力を入れており、つけ麺をこよなく愛する技術者です。
- 2023-2025 Japan AWS Ambassador
- 2021,2023-2025 Japan AWS Top Engineer
- 2021-2025 Japan AWS All Certifications Engineer
- 2024,2025 AWS Community Builder (Serverless)
X (Twitter): @shimi023
タイトル: 「完璧を目指さない」サーバーレス進化論 〜CDKで育てる変化に強いアーキテクチャ〜
「まずはLambdaで作っておこう」—— それはサーバーレス導入の一般的な出発点です。しかし、データ量の増加やトラフィックの変化により、当初のLambda構成がスケール・性能・コストの壁に直面することがあります。Infrastructure as Codeを11年間利用し、AWS CDKを6年間活用してきた経験から、そんな状況を想定した「進化的アーキテクチャ」の視点で、CDKを用いた段階的な構成進化の戦略を解説します。
私自身も「SAMで十分」だった構成が、想定外のトラフィック増加により15分のLambda実行時間制限に抵触し、バッチ処理をFargateに移行する必要に迫られました。このとき、SAMのYAMLテンプレートでは構成変更の記述量が膨大になり、保守性が著しく低下することを痛感しました。一方、CDKでは同じ移行をコードベースで柔軟に実現でき、「アーキテクチャは育てるもの」という思想を実践できることを発見しました。
本セッションでは、以下の実践的な進化戦略を紹介します。
構成進化の柔軟性では、Lambda→Fargate(長時間バッチ処理)、DynamoDB→Aurora(複雑なクエリ要件)、SNS+複数Lambda→Step Functions(複雑なワークフロー制御)といった段階的な移行パターンを通じて、CDKが提供する構成変更の容易さを実証します。SAMでは複雑なYAML記述が必要な場面でも、CDKならプログラマティックに簡潔な移行を実現できる手法を紹介します。
最小権限の進化では、CDKの権限管理機能を活用した動的権限設定により、構成変更時にもセキュリティ要件を満たしながらアジリティを保つ手法を解説します。既存リソースとの統合や段階的な権限移行のパターンも実演します。
再利用可能な設計では、Constructの分割設計により疎結合で再利用可能な構成を維持し、アーキテクチャ進化時にも影響範囲を最小化する実践的アプローチを紹介します。複数プロジェクト間で共通利用しているカスタムConstructライブラリの設計思想も公開します。
安全な進化の仕組みでは、CDKの差分確認機能や検証機能を活用した構成の安全な進化手法を詳述します。変更前後の差分を明確に把握し、意図しない変更を防ぐ運用プロセスを実際のCI/CDパイプラインとともに解説します。
「最初から完璧な構成を狙わず、変化に強いアーキテクチャを育てる」そのための実践的アプローチを、CDKを軸に紹介します。参加者は、サーバーレス構成の進化戦略と、それを支えるCDKの活用法を持ち帰ることができます。
中村弘武 (LayerX)
LayerX 機械学習部AI-UX / MLOps Engineer
LayerXでAI-UX / MLOps Engineerをしています。日々Agentの開発や、ML基盤開発をしています。検索も好き。
タイトル: 麻雀点数計算問題生成タスクから学ぶSingle Agentの限界とAgentic Workflowの底力
LLMが苦手な麻雀点数計算問題生成タスクの精度をAgentic Workflowの構築で30%から90%に上げた話をします。
麻雀点数計算問題生成は計算問題かつ複雑なルールの包括的理解が必要という、LLMが最も苦手とするタスクの1つです。そこで、そのようなタスクをどのようにAgentに解かせるべきかを複数の実験から明らかにしていきます。
さらに、本タスクは「無数の選択肢の組み合わせを考えるタスクだが、正解は検証できる」という特性を持ちます。このようなタスクを抽象的に捉え、応用先を考えることで皆さんの実際の業務への応用も提案します。
Agentic Workflowを構築するにあたり、不可欠な知識もお伝えします。
- コンテキストエンジニアリング
- 自己検証ループの取り扱い
- Agent分割の考え方
また実際の実験で行ったツールやSDKの紹介も行い、視聴者にとって再現性可能なノウハウを提供します。
- LangChainによるエージェント構築の基礎
- Google ADKを使ったマルチエージェント構築の方法
- 自己検証ツール呼び出しの実装
- Langfuseを使ったデータセット、Run、プロンプトの管理方法
この話から次のことが学べます。
- 「無数の選択肢の組み合わせを考えるタスクだが、正解は検証できる」という特性を持つタスクに立ち向かう際の知見。
- プロンプトエンジニアリング単体での限界とその性質。
- Agentic Workflow構築に必要な知識。
- 実際のAgentの構築方法。
遠矢侑音 (ガオ株式会社)
ガオ株式会社 Solutions Architect
生成AIアプリやLLM Agentの開発から運用までを一貫して担当しています。特に、LLMOpsの中核となる観測プラットフォーム、Langfuseを導入し、現在はLLMの応答品質向上と運用効率の改善を推進。プロンプト戦略の改善や評価基盤の運用を通じて、ビジネス成果に直結するLLMシステムの構築の支援等をしています。
タイトル: LangfuseとClickHouseで進化するLLMOps:Traceデータを価値に変えるLLM評価エージェントの開発
本セッションでは、LLMOpsプラットフォーム「Langfuse」の性能課題の克服と、その先にあるLLM評価の根本課題への新たなアプローチについて解説します。
当初、LangfuseはPostgreSQLの性能限界により、データ処理の遅延という深刻なスケール課題を抱えていました 。この課題に対し、v3アーキテクチャではデータベースを列指向のClickHouseに移行 。結果として、API応答時間を最大500倍、分析クエリを30倍以上高速化する劇的な改善を達成しました 。
しかし、高速なデータ基盤を構築しても、「LLMの評価が難しく、具体的な改善に繋がらない」という本質的な問題が残ります。そこで我々は、収集されるものの十分に活用されていない「眠れるTraceデータ」に着目。このデータに生成AIを用いて「意味」と「価値」を与えるため、プロンプトの改善レポートを自動生成するLLMエージェントを開発しました。
このエージェントは、Clickhouse MCPを介してLangfuse上のデータを直接分析し、視覚的なHTMLレポートを生成します 。レポートには、スコア分布の簡易グラフや、低評価・高評価の具体的なデータ例、そして明確なプロンプト改善案とその理由までが含まれます 。これにより、単なる数値の羅列ではなく、誰もが直感的に「なぜ低評価なのか」を理解し、次にとるべきアクションを具体的に把握できます。
結論として、このようなAIによる高度な分析と改善サイクルを実現するための最も重要な第一歩は、お使いのLLMシステムのTraceデータをLangfuseに収集・蓄積することです 。高速なデータ基盤とAIの力を組み合わせることで、LLM評価は単なるスコアリングから、改善に直結する「価値創造」へと進化します 。
原田篤 たこちー (株式会社LIXIL)
株式会社LIXIL Digital Infra Expert, EM
株式会社LIXILにおいて、顧客認証基盤や基幹システムのアーキテクト、新規プロダクト開発などを担当するWebエンジニア。 最も好みのアーキテクチャはAWS Lambdaを使用したFull Serverless構成。
今回はLIXILで運用しているCDN Edge Function型のServerlessなOpenID Connect Relying Partyを紹介します。
SNS: @meteor0090
タイトル: CDN Edge Computing上で動くOIDC Identity Aware Proxyのススメ
OpenID Connectは認証技術として様々な環境や企業で使用されていますが、呼び出し元であるRelaying Partyの実装はClientサイドの実装に委ねられるという特徴があります。 そんなOIDC Relaying PartyをManagedに使う仕組みとして、各Public Cloudにおいては、Google Identity-Aware ProxyやAWS Application Load Balancerなどが、Relaying Partyとして振る舞ってくれる仕組みとしてすでに実装されています。 一方で、マルチクラウドだったり、要件的にもっと複雑なコントロールをしたい場合においては上述した仕組みの利用が難しいこともあり、ネイティブ実装したり、Nginxのカスタマイズや専用のProxy Serverを建てるというアプローチがこれまで一般的でした。 この課題を、CDN上で稼働するEdge Computing Resourceを使ったServerless Architectureで解決した株式会社LIXILの事例を紹介します。 LIXILでは、Akamai EdgeWorkersをServerless Computingとして活用した、JavascriptベースのIdentity Aware Proxy基盤を全社的に運用しており、500を超える仕組みの基盤として運用する際のアレコレをお話しします。
米澤拓也 (Japan Digital Design, Inc.)
Japan Digital Design, Inc. Software Engineer
フロントエンド、バックエンド、インフラ構築、セキュリティなどあちこちに手を出している雑食ソフトウェアエンジニア。 システム開発・運用のモットーは「なるべくサボって楽をする」、口癖は「それLambdaでええやん」。 AWS Comunity Builder (Serverless)
タイトル: (ほぼ)フルサーバレスで挑む! メガバンクの業務を支えていくRAGアーキテクチャ
■ TL;DR
メガバンク業務特化させたAWSのBedrock Knowledge Bases相当のWEBシステムを、
裏側の処理や仕組みそのものからゼロイチでメガバンク向けに6ヶ月かけて構築しました。
「え? 金融って超規制業界だから古き良きIaaSの利用ばっかりじゃないの?」 タイトルを読まれた方はこのような印象を持たれたかも知れません。
我々はとあるフィナンシャルグループの片隅で日々手を動かしながらシステム開発から運用を行っています。 内容は「既存の銀行業務を効率化するためのRAG検索システム」となっており、2025年9月の全支店展開に向け、2025年5月のローンチ後、絶賛スケールアウトしている最中のシステムについてお話します。
当日は下記のポイントに絞ってお話する予定です。
- どんな業務にRAGを導入して楽にしたか?
- サーバレス大好き人間+インフラあんまりワカラナイ私がこだわったポイント
- システムオーバービュー
- AWS+Azureのハイブリッド構成に至った経緯
- スケールを見据えた処理構成
- 日々サーバレスなシステムを運用していて思うところ
- 金融グレードを満たすためのシステム構成Tips
■ システム構成要素
AWS:Lambda、StepFunctions、ECS、SNS、SQS、S3、Bedrock、Cognito、CodePipeline、CDK
Azure:AI Search、Document Intelligence
池原 大然 (Auth0)
Auth0 プリンシパルデベロッパーアドボケイト
.NETエンジニアとしてキャリアをスタートさせた後、UIコンポーネントベンダーやクラウドコミュニケーションプラットフォームベンダーにおいて様々なロールを歴任。2023年3月よりOktaに参画し、Auth0の開発者リレーションを担当。趣味はゲームと長距離散歩。
X (Twitter): @Neri78
タイトル: 「AIに秘密を漏らさない!」RAG時代のアクセス制御:ReBACで実現するデータ保護
最近話題の生成AIアプリはユーザーに役立つ一方で、「機微情報の漏洩」がリスクとして捉えられています。例えば、RAG(検索拡張生成)を使うAIチャットボットが、本来見せるべきではないAftermarket秘の情報や個人情報から回答を生成してしまうと、重大なセキュリティ事故に繋がりかねません。
従来のアクセス制御手法では、AI時代の複雑なデータアクセスを安全に管理するのが難しくなっています。そこで本セッションでは、Googleなどの大規模サービスでも採用されている新しい考え方、ReBAC(Relationship-Based Access Control)に注目します。
B2B、B2C、社内ツールなど、どんな種類のAIアプリを開発していても、この「関係性」を基盤としたアクセス制御が強力な武器になります。例えば、
- B2B SaaS: HR・給与プラットフォームで、AIエージェントが従業員に正しい承認済み文書のみを表示する。
- B2C SaaS: 資産管理アプリで、AIエージェントがユーザーの銀行データへ安全にアクセスし、最適な計画を提案する。
- 社内ツール: 社員が自身のCRMやデータウェアハウスのアクセス権に基づき、セキュアにデータを分析する。
といったように、ReBACは多様なAI活用シーンできめ細やかなデータアクセス制御を実現します。
RBAC(ロールベース)やABAC(属性ベース)といった既存の手法と比較しながら、ReBACがなぜAI時代の複雑なデータアクセスに適しているのかを分かりやすく解説します。
黒岩 亮 (DeNA)
DeNA セキュリティエンジニア
DeNAのセキュリティエンジニアとして脆弱性診断業務や、内製診断ツール及びセキュリティ関連製品の開発に関わる。
タイトル: PacketProxyで探るGemini CLIのコンテキストエンジニアリング 〜AIエージェントを信頼できる相棒に〜
「コンテキストエンジニアリングを理解する方法」を理解しよう!
AI Coding Agent は非常に便利ですが、その仕組みがブラックボックス化しており、ビジネスシーンにおいて、「社内の情報が勝手に送信されないか?」「なぜこのプロンプトだと動いて、別のではダメなのか?」などの課題も多く見られます。これらは「コンテキストエンジニアリング」を理解しないままAIを使っていることが原因の一つとして考えられます。
本セッションでは、AIエージェントの挙動を深く理解するための方法として、「実際の通信を覗く」ことに着目します。
DeNAが開発したOSS「PacketProxy」を使い、Gemini CLIの通信をリアルタイムでキャプチャ・解析するデモを交えながら、コンテキストエンジニアリングを理解する手法を紹介します。
また、ログ解析やドキュメント・解説記事・ソースコードの調査といった他手法との比較を通じて、通信解析の有効性や汎用性について議論します。
通信解析という技術を身近に感じていただき、AIを制御可能にして、より安心・確実に業務利用できる状態を目指します。
(本セッションの内容は、DeNAのENGINEERING BLOG 「PacketProxyで探るGemini CLIのコンテキストエンジニアリング 〜AIエージェントを信頼できる相棒に〜」をベースに、本カンファレンス用に再構成したものです)
池上寛登 (GMOペパボ株式会社)
GMOペパボ株式会社 Webアプリケーションエンジニア
普段はRailsやNext、AWSを使ったWeb開発に取り組みつつ、最近はAIやVibe Codingを活用して「ほぼコードを書かない開発スタイル」を模索しています。エンジニアの三大美徳(怠惰・短気・傲慢)を意識しながら、なるべく楽に・早く・いい感じに作ることを目指しています。プライベートでは、犬とKPOPと虫に癒やされながら過ごしています。よろしくお願いします!
タイトル: 議事録の要点整理を自動化!サーバレスBot構築術
せっかく作った議事録、ファイルの奥底に眠っていませんか? そこで、議事録の保存を検知し、会議の要点を整理・レビューするサーバレスBotを開発しました。
生成AIが議事録から「決定事項」「今後のアクション」「MTGのレビュー」を抽出・整理し、SlackやNotionに連携します。会議後の作業を軽減し、重要な情報の見落としを防ぐことを目的としています。
システム構成
- Geminiで作成した議事録の分析をSlackで依頼
- Lambdaを使用してLLMを呼び出し、議事録データから会議の要点、タスク、特性、改善点を分析
- 分析結果をSlackとNotionに連携・共有
私自身、インフラ開発経験が少ないため、 構築しやすく、運用コストも低く抑えられる設計にこだわりました。
今回の登壇では、これらの事例や導入のポイントについてご紹介します。
遠藤大介 (ジェネラティブエージェンツ)
株式会社ジェネラティブエージェンツ
顧問CTOとして多種多様なお客様のシステム構築に従事する中でLLMの持つ可能性の大きさに惹かれ株式会社ジェネラティブエージェンツに参加。AIエージェントを活用した新たなシステム開発の道を模索するべく、日々奮闘中。
タイトル: 初手AI―AIエージェント中心の働きかたのための業務システム構築方法とシステム解説
ジェネラティブエージェンツでは、創業以来、全ての業務をAIエージェントに担わせるための実証実験を行ってきました。
その中で、あらゆるトライを繰り返してきてたどり着いたのが、『初手AI』という考え方です。
初手AIとは、あらゆる業務の最初のタッチポイントをAIに担わせる、という考え方です。この考え方自体は、メール受信などのイベントトリガーを元にAIワークフローを実行するといったことが当たり前に行われている現在では目新しいものではありませんが、今回紹介する考え方は、イベントトリガーを元に「その後に続くタスクのタスク管理」もAIエージェントに担わせることで、タスクのハンドリングそのものも人間からAIに委譲する点が新しいと考えています。
本セッションでは、初手AIの考え方から、実際に動作するプロダクトのデモ、更にこのプロトタイピングのためにどのようなインフラをサーバレスで構成したのかをご紹介します。
西見公宏 (ジェネラティブエージェンツ)
ChatGPTの利活用を中心に大規模言語モデルを活用したアプリケーション開発ならびにアドバイザリーを提供する中で、吉田、大嶋と出会い、株式会社ジェネラティブエージェンツを共同創業。AIエージェントを経営に導入することにより、あらゆる業種業態の生産性を高めるための活動に尽力している。
【主な著書】
- 2023年12月「その仕事、AIエージェントがやっておきました。――ChatGPTの次に来る自律型AI革命」(技術評論社)単著
- 2024年11月「LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門」(技術評論社)共著
- 2025年7月「現場で活用するためのAIエージェント実践入門」(講談社)共著
- 現在:Software Design誌「実践LLMアプリケーション開発」(技術評論社)連載中
Title: 初手AI―AIエージェント中心の働きかたのための業務システム構築方法とシステム解説
ジェネラティブエージェンツでは、創業以来、全ての業務をAIエージェントに担わせるための実証実験を行ってきました。
その中で、あらゆるトライを繰り返してきてたどり着いたのが、『初手AI』という考え方です。
初手AIとは、あらゆる業務の最初のタッチポイントをAIに担わせる、という考え方です。この考え方自体は、メール受信などのイベントトリガーを元にAIワークフローを実行するといったことが当たり前に行われている現在では目新しいものではありませんが、今回紹介する考え方は、イベントトリガーを元に「その後に続くタスクのタスク管理」もAIエージェントに担わせることで、タスクのハンドリングそのものも人間からAIに委譲する点が新しいと考えています。
本セッションでは、初手AIの考え方から、実際に動作するプロダクトのデモ、更にこのプロトタイピングのためにどのようなインフラをサーバレスで構成したのかをご紹介します。
大嶋勇樹 (ジェネラティブエージェンツ)
株式会社ジェネラティブエージェンツ取締役CTO/Co-founder。大規模言語モデルを組み込んだアプリケーションやAIエージェントの開発を実施。個人ではエンジニア向けの勉強会開催や教材作成など。オンラインコースUdemyではベストセラー講座多数。勉強会コミュニティStudyCo運営。
共著書
- 「ChatGPT/LangChainによるチャットシステム構築[実践]入門」
- 「LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門」
タイトル: 初手AI―AIエージェント中心の働きかたのための業務システム構築方法とシステム解説
ジェネラティブエージェンツでは、創業以来、全ての業務をAIエージェントに担わせるための実証実験を行ってきました。
その中で、あらゆるトライを繰り返してきてたどり着いたのが、『初手AI』という考え方です。
初手AIとは、あらゆる業務の最初のタッチポイントをAIに担わせる、という考え方です。この考え方自体は、メール受信などのイベントトリガーを元にAIワークフローを実行するといったことが当たり前に行われている現在では目新しいものではありませんが、今回紹介する考え方は、イベントトリガーを元に「その後に続くタスクのタスク管理」もAIエージェントに担わせることで、タスクのハンドリングそのものも人間からAIに委譲する点が新しいと考えています。
本セッションでは、初手AIの考え方から、実際に動作するプロダクトのデモ、更にこのプロトタイピングのためにどのようなインフラをサーバレスで構成したのかをご紹介します。
Big Thanks to our Sponsors
ServerlessDays Tokyo 2025 はたくさんのスポンサーによって支えられています。
Platinum Sponsor
Amazon Web Services
Fastly
Gold Sponsor
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
PingCAP (TiDB)
Postman
Silver Sponsor
ゼンアーキテクツ
ジェネラティブエージェンツ
Bronze Sponsor
サーバーワークス
個人スポンサー
- 杉田 寿憲さん
- ノンビンさん
- 鈴木 正樹さん
- 五十嵐 透さん
- 福地 開さん
- 酒見 一幸さん
- 塚田 真規さん
- 大杉 将輝さん
- 甘糟 竜馬さん
- 鈴木 貴典さん
- 仲山 昌宏さん
- 大木 裕介さん
- Yokomachi Naokiさん
- 大栗 宗さん
- 榎本 航介さん
- 中川 聡也さん
- 佐々木 竜之介さん
- 松久裕 保さん
- 山田 顕人さん
- 小巻 玖美 (こまきち)さん
- 小西 宏樹さん
- Akazawa Hitoshiさん
- 秋山 裕文さん
- 村上 功樹さん
個人スポンサーのメリット
- サーバーレス業界に貢献でき、暖かい気持ちになれる > いただいた費用はカンファレンスの運営費用・会場費・装飾費用などに役立っています
- お土産) スポンサー専用デザインTシャツ
Venue
DAY1 9/20(土) テクノロジーカンファレンス @ ベルサール新宿南口
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-11 住友不動産新宿南口ビル3・4F
9:00開場、9:40開始
DAY2 9/21(日) ハンズオンワークショップ @ docomo R&D OPEN LAB ODAIBA
〒135-0091 東京都港区台場2丁目3−2 台場フロンティアビル 12F
12:00開場、13:00開始
DAY2 ハンズオンワークショップ
9/21(日) DAY2のハンズオンワークショップはお台場のdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAにて開催します。
connpassの本イベントに登録している方はサブイベントに登録のうえ、「参加者への情報」欄に掲載されている登録フォームに登録して参加ください。
2025/9/21(日)
Timeline | Title | Speaker (敬称略) |
---|---|---|
12:00 - 12:50 | Social/受付 | |
12:50 - 13:00 | イベントの説明 | 吉田真吾 |
13:00 - 18:00 | ワークショップ | 部屋に分かれて実施 |
- Amazon Web Services / Serverless ワークショップ(詳細別途アナウンス)
- TiDB / Serverless ワークショップ(詳細別途アナウンス)
- GitHub Copilot+Admin ワークショップ(詳細別途アナウンス)
- Fastly / ワークショップ(詳細別途アナウンス)
詳細、お申し込みはサブイベントのページをご覧ください。
Organizer & Co-Chairs
吉田真吾 (セクションナイン / ジェネラティブエージェンツ)
CEO @ Section-9 / COO @ Generative Agents
Serverless Community(JP)、LangChain Community(JP)、ChatGPT Community(JP)などを主宰。 AWS Serverless Heroというクラウドコンピューティングのスペシャリストに認定され、日本におけるサーバーレステクノロジーの普及やをAIエージェント開発を促進。
- 『AWSのための生成AIアプリ構築実践ガイド』(日経BP)執筆。
- 『コーディング不要で毎日の仕事が5倍速くなる!Difyで作る生成AIアプリ完全入門』(日経BP)執筆。
- 『LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門』(技術評論社) 執筆。
- 『Azure OpenAIServiceではじめるChatGPT/LLMシステム構築入門』(技術評論社)執筆。
- 『ChatGPT/LangChainによるチャットシステム構築[実践]入門』(技術評論社)執筆。
- 『AWSによるサーバーレスアーキテクチャ』(翔泳社) 監修。
- 『サーバーレスシングルページアプリケーション』(オライリー)監訳。
- 『AWSエキスパート養成読本』(技術評論社) 共著
Shiro Seike (株式会社Fusic)
Serverlessconf Tokyo 2018に参加して衝撃を受けて、Serverlessの世界にハマる
翌年ServerlessDays Tokyo 2019のスタッフをしながら、
ServerlessDays Fukuoka 2019 のco-chairを務めるなどどっぷりServerlessにはまり込んでいく
その後もAWS Dev Day JapanやJAWS DAYSでもServerlessにフォーカスした登壇をおこなう
Michael H.Oshita @ijin (クラウドソース、コロニー、セクションナインなど)
数社で技術支援などをおこなっている。
Hiromi Ito
2014年より AWS をはじめとする多数のテック系コミュニティオーガナイザーとして熱量込めて精力的に活動中。国内外問わず勉強会の開催やイベント登壇をするなどグローバルに活動しています。
AWS Community Hero / 自称 Community Passionate Contributor
Serverless Community(JP) にジョインしよう!
コミュニティメンバー募集
-
サーバーレスの活用について情報交換ができるグループを作りました。サーバーレスアーキテクチャを活用する知見などの情報交換にご活用ください。
アンチハラスメントポリシーについて
当コミュニティではすべての参加者(スピーカー、スタッフ、参加者、その他サポートしてくれるすべての関係者)は以下の規範に同意する必要があります。われわれはかかわるすべての人に安全な環境が提供されるように参加者全員がこれに協力することを期待します。
アンチハラスメントポリシー(短縮版)
性別、性の同一性や表現、年齢、性的指向、身体障害、体型、体格、人種、または宗教(または逆に信仰を持たないこと)にかかわらず、誰に対しても嫌がらせのない参加体験を提供することに努めます。参加者への嫌がらせはいかなる行為も容認しません。性的な表現や画像などは、講演、ワークショップ、パーティー、TwitterやFacebookおよびその他すべてのオンラインメディアを含む、あらゆる場において不適切とみなします。これらの規則に違反した参加者は、たとえ有料イベントであっても開催者の裁量で返金することなく、これらの場所から追放され今後の参加の一切を断る可能性があります。
アンチハラスメントポリシー(完全版)
「嫌がらせ」には、性別、年齢、性的指向、身体障害、体格、人種、宗教に関する不快な発言や、性的な画像の使用、意図的な脅迫、ストーキング行為、望まない写真撮影や録音・録画、議論の中断を招く不快な発言、不適切な身体的接触、歓迎すべきでない性的関心を引く行為が含まれます。
嫌がらせ行為を中止するように求められた参加者は、直ちに遵守することが求められます。
参加者が嫌がらせ行為に関与している場合、主催者は、違反者への警告や(たとえ有料イベントであっても)返金なしでの即時退場など、適切と思われる行動を取ることができます。
あなたが嫌がらせを受けている、あるいは他の誰かが嫌がらせを受けていたり、その懸念がある場合には、すぐにスタッフに連絡してください。
スタッフは、参加者が会場のセキュリティまたは警察機関に連絡して護衛を提供したり、またはその他の方法でイベントの開催中に当該参加者の安全が担保されることを支援します。つまりわれわれはあなたの参加を心から歓迎しています。
われわれは、すべての参加者が勉強会、カンファレンス、ワークショップといったイベントの会場やイベント関連のミートアップにおいてこれらの規則に従うことを期待します。
個人情報保護について
connpassの事前アンケート、およびDAY2ワークショップ向け申込フォームで頂いた個人情報を以下に定める内容にて取り扱います。
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- コミュニティ開催会場の入館申請手続き
- 勉強会の申し込み者の入館時の本人確認のため
- 当イベントのプラチナ・スポンサーおよびゴールド・スポンサーにおけるPR活動のため【同意した人のみ】
個人情報の取扱
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- 会場入館の目的に沿って会場提供者(社)に入館申請を行う場合
- 本人の同意がある場合
- 本人の生命の保護などのために必要な場合であって、緊急を要するなど、ご本人の同意を得ることが困難である場合
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フィード
グループ
2025/09/20(土)
09:00 〜 20:00開催日時が重複しているイベントに申し込んでいる場合、このイベントには申し込むことができません
募集期間
2025/07/28(月) 12:00
〜
2025/09/20(土)
16:30
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