ビリー・ジョエルの『ストレンジャー』を弾いてた (とは前回知った) ギタリスト、ハイラム・ブロック (Hiram Bullock) の2ndソロアルバム “From All Sides” からのオープニングチューン、 “Window Shopping” をご紹介します。
ハイラム・ブロックを知ったのは大学生の頃。
演奏ではなく、軽音の同級生の顔がハイラム・ブロックに似てる、と言われていてその名を知ったという。。
(余談ですが、ゲイリー・ムーアに似てる後輩もいました。二人ともたぶん純日本民族)
その頃はインストとか聴かなかったためスルーしていたのですが、社会人になってからギター好きな友人に、ハイラム・ブロックの2ndアルバム “From All Sides”と3rd “Give It What U Got” を薦められてCD借りたのがきっかけだったと思います。
自分は性格的に先にリリースされた方から聞くタイプなので、最初に耳にしたのが、2ndの1曲目の “Window Shopping” でした。
イントロのカッティングのグルーヴ感が心地よく、耳について離れない。ソロというかメロディーパートも歌心があって、普段こういう音楽聴かない自分にもすんなり入っていけた気がします。
ハイラム・ブロックは一般にジャズ、フュージョン系に分類されますが、ジミヘンやクラプトンに影響を受けたという、ロックテイストを感じさせてくれるところが人気の秘訣なのかな。
大阪は堺の生まれということも、日本人に親しまれる理由の一つでしょう。
個人的にハイラム・ブロックを推す理由はもうひとつあって、
なんと!
ハイラム・ブロック本人
ではなく
ハイラム・ブロックのギター
正確にはギターケースを間近で見たことがあるんです!
どこ行った時かは忘れましたが、空港の荷物受け取りレーンでスーツケースを待っていると、四角いハードケースが流れてきました。
これギターだよな、と思ってよく見たら、Hiram Bullock のサインのような文字が!
おおっ!これ、ハイラム・ブロックのギターじゃないか!!
一人で浮かれていましたが、周りは誰も気づいてなかったと思います。
慌てて本人がいないか、あたりをキョロキョロしてみましたが、それらしい姿は見つけられず。
泣く泣くその場を後にしました (盛りすぎ)
残念なことにハイラムは、2008年に52歳の若さでこの世を去ってしまい、今やその姿を生で観ることは叶わなくなりました。
インスト回、あまり人気ないのはうすうす感じていますが(^_^;)、ウィンドウショッピングよろしくハイラム・ブロックの世界を覗いてみて、バックグラウンドででも流して気に入っていただけたら幸いです。
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