薬用植物園に行ってきました

ガラス温室とロックガーデン
昨日のニュースで紹介されて知りました。今年の一般公開は10月6日から10日までだそうです。
トゲトゲの実を踏むと自転車のタイヤがパンクするという海岸性の植物〈ハマビシ〉を見ました。

ハマビシの花
花はかわいいのに、パンクさせるトゲ、確かに、納得です。

ハマビシの実
今回のテーマ「ハーブを楽しもう」
研修室ではハーブに関する展示と香りの体験ということで、「ハーブティの試飲」が行われています。

研修室
中ではハーブたちがとっても美しく展示されていました。

ハーブの展示

ハーブいろいろ
ハーブティのコーナーで展示されていたのは、コモンマロウのお茶。レモンを入れると紫色からピンクに変化する有名なお茶ですね。
ハーブティの試飲はそれぞれの皆さんのお好みでブレンドできるようでした。贅沢な機会だったのに・・

コモンマロウのお茶
たくさんの方が集まっていらっしゃるので私は遠慮して、植栽されている植物を見に行きました。
お馴染みの植物を見ていきます。
ハーブ園ではセージ類が見頃でした。

ハーブ園
ミントコーナーではいろいろなミントが集められて、北海道のハッカも植えられています。

ハッカ〈ホクト〉
いろいろ盛りだくさんに植えられているのですが、私のお気に入りのレモンマリーゴールドは見当たらず・・。ほかにもいろいろ変わっていました。
となりの樹木園では、うっそうと茂る木々の木漏れ日の中に涼しそうな印象の花が咲いていました。

スズムシバナ
私が気になっているのは何と言ってもバラ類の〈棘梨〉、果樹園にあるので行ってみます。薬用植物園でバラに会えるのは珍しいのでお楽しみです。

棘梨
棘梨というのは漢方の呼び方で、ロサ・ロクスブルギーノルマリスの実のことですね。花は大きな一重のイザヨイバラです。
ますます大木に育っていて、実もおいしそうにたくさんついていました。元気そうでなにより。
染料植物園の藍のコーナーも相変わらず健在で、阿波藍や琉球藍が育っていました。
ガラス温室
パパイアが実っていて、オールスパイスやミラクルフルーツもあって、イランイランには花に会えました。

チャボイランイラン
ここには以前私の気になるバラが植えられていましたが、いまは熱帯亜熱帯の薬用有用植物が植えられています。残念ながらあまり手入れが行き届いてなくて、私が気になってわからないままの〈雲南省のバラ〉があった場所もツルに覆われて、、、。最初に見たのが2006年、、感慨深いです。

ダンギク
久しぶりに薬用植物に行くことができて、懐かしく有意義なひと時でした。みなさん夏のように強い日差しの中でも熱心に話し込みながら見学されていました。やっぱり普段と違う植物に会えるのはうれしいものですね。