こんにちわ。まちこです。
自分の妊娠と出産を振り返りたいと思います。私自身の整理と記録です。
妊娠中
33歳での妊娠希望(初産)ということもあり、気ままにいつの間にか妊娠したというより妊活をして妊娠しました。不妊治療まで至ることなく、タイミング法で授かることができました。また、初期から最後までつわりもなく、ほとんど変わらない日常を過ごすことができたし、在宅勤務可能な会社なのでほぼフルリモートで働き、周囲からも羨ましがられるような環境でした。
後に口唇口蓋裂と判明するわけですが、口唇口蓋裂になる明確な原因は今の医学では不明となっており、妊娠初期の母体のストレスやお腹が圧迫されたなどが考えられるといったことしかわかっていません。
私の場合は前述のように妊娠したので、妊娠判明前の超初期から「妊娠してるかもしれない」という考えのもと行動しており、お酒も飲んでないし、食事も気を付けていたし、あまり体に負担がかかるようなことはしてなかったつもりです。
ただ、後悔としては2点あり、1つは葉酸サプリを摂取していなかったこと。2つ目は仕事で当時役職があがったばかりで、責任感やメンバーの育成などに強いストレスを感じる環境にあったこと。
後悔について、葉酸サプリは今後また子どもを考えるようになったら必ず摂るようにしたいと思ってます。あまり確かなことは言えませんが、奇形の抑止にもつながるといったことを後から聞きました。産んだあとで「葉酸摂ってたらこんなことにならなったのかな?」と何度も考えてしまったので、やはりやれること全部やっておくのは大事。仕事のストレスについては正直どうしようもないのかなと思いますが、1人目の育休延長ができたらそのまま2人目・・・なんて考えたりもしますが、現実問題すぐ2人目ができるかなんてわからないし、2人目の育休も考えると3年ぶっ通しで休むということになるので、なかなかできる選択ではないかもしれないです。
告知
順調な妊娠生活を過ごしていましたが、予定日1週間前の検診に行った時に口唇口蓋裂疑いと告知を受けました。その日はたまたまいつも診てくれていた先生ではなく、別の先生が診てくれた日でした。あの日いつも通りの先生が診てたら生まれてから判明だったのかな?と思うと、たまたま別の先生が診てくれたことに感謝しかないです。思い返すと息子はいつもエコーのときに、口元を手で隠しており一度も顔が見えたことがありませんでした。そもそもその対応が間違ってたのでは?見えないけどまあいっかで済まされてたってこと?と思いますが、診断が早いか遅いかの違いでしかないので産院を責める気持ちはなかったです。
告知を受けたときは頭の中が真っ白でした。まだ”疑い”だったので、見間違いであってくれと何度も思いました。もし口唇口蓋裂の赤ちゃんだとこの産院で産んでもすぐに赤ちゃんだけ緊急搬送することになり、私は産院で入院生活、赤ちゃんは別の大きな病院で治療となると言われ、近くの大きな病院への紹介状をもらって病院を後にしました。事前にコウノドリを読んでいたので、口唇口蓋裂という病気があること、お口が裂けて生まれてくること、今の医学なら治ることは事前知識として持っていましたが、詳しいことは全く理解していませんでした。(何度も手術するとか、ホッツのこととかいろんなことはわかってなかった)
結局大きな病院へ行っても、この週数のエコーではもう口元がよく見えないということで何の診断もつきませんでしたが、そもそも羊水が少ないのと赤ちゃんが小さめで心配だから早めに誘発して分娩したほうが良いということを言われ、出産直前に転院するというドタバタ出産となるのでした。
この診察日から夫は付き添ってくれていてすぐに土日だったので、病気のことを調べたり、夫とたくさん会話をしました。なんでだろうって泣いたし、可愛いって思えるのかな、治るっていってもきれいに治るのかな、いじめられないかな、私は仕事続けられるのかな等、色んな気持ちを夫に聞いてもらって支えてもらいました。もっと早い週数でわかってたらどうしてたんだろう?という話もしましたが、おろす選択はなかったよねということも話せたので良かったです。大人になってから一番泣いていた3日間だったと思います。私が取り乱して混乱していたため、夫は自分は冷静でいなければと強く思ったと言っていました。冷静に辛抱強く私と会話し、まっとうな意見を伝えてくれていた夫に感謝しかありません。両家にも連絡を済ませ、生まれてくるのを待つのみとなりました。
出産
予定日の4日前に誘発分娩の入院となっていました。が、入院前日に陣痛が始まり、自然分娩で産むことができました!また7時間で割とあっさり産まれてくれました。誘発分娩は痛そうだし怖いな~やだな~と思っていたので、息子が私のことを思って早く生まれてきてくれたんだな~なんていい子なんだと何度も思いました(思うのは自由!)
産まれたときは「お口どうかな。間違いでありますように」と思いましたが、やはり口唇口蓋裂でした。ずっとお口のことで可愛いって思えなかったらどうしようと不安に思っていましたが、そんな心配無用だったねレベルで我が子は可愛いです。めちゃくちゃ可愛いし、一生懸命ないてる姿はこれこそ命の輝きじゃん!と思うほどのまぶしさです。息子が生まれてすぐの手術室で夫と可愛いねと、二人で頑張って強くて優しいたくましい子に育てようねと何度も会話しました。
私の妊娠から出産までの記録は以上です。また思い出すことがあったら書きたいなと思います。