X(旧Twitter)を使っていると、「自分の投稿が誰にも見えていない?」と不安になることがあります。勘違いの場合もありますが、これは俗に「シャドウバン」と呼ばれる現象の可能性があります。
公式には明言されていませんが、アルゴリズムによって投稿やリプライの表示が制限される状態ですね。
この記事では、シャドウバンの確認方法、原因、注意点、さらにスパムアカウントを整理する安全な方法までわかりやすく解説します。
シャドウバンとは?
シャドウバンはアカウントが凍結されるわけではありません。見えない形で投稿やリプライの表示が制限される状態です。
例えば、フォロワーのタイムラインに表示されなかったり、ハッシュタグ検索で投稿が出てこなかったりします。
ポイントは、自分からは普段通りに見えるため、制限されていることに気づきにくいことです。
シャドウバンの確認方法
1. ハッシュタグテスト
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新しいツイートにテスト用ハッシュタグを1つ付けて投稿します(例:#testshadowban)。
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別アカウントやブラウザのシークレットモードでXにアクセスします。
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ハッシュタグ検索で投稿が表示されるか確認します。
表示されない場合は、**ハッシュタグ制限(ハッシュタグバン)**の可能性があります。
2. 通常検索で確認
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ログアウト状態や別アカウントで「from:ユーザー名 投稿内容」を検索します。
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投稿が表示されなければ、通常のシャドウバンの可能性があります。
3. リプライ制限の確認
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別アカウントから自分の投稿にリプライを送ります。
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メインアカウントで表示されない場合は、**リプライ制限(Reply Deboosting)**がかかっている可能性があります。
4. 外部ツールでチェック(オプション)
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HiSubway Shadowban Test: https://hisubway.online/shadowban/
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Circleboom Shadowban Test: https://circleboom.com/twitter-management-tool/twitter-search-tool/twitter-shadowban-test
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Shadowban Scanner(ブラウザ拡張): https://shadowban-scanner.roboin.io/en/
これらを使うと、シャドウバンの有無やハッシュタグバン、リプライ制限などをまとめて確認できます。
シャドウバンの主な原因
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スパム行為や自動化の疑い
短時間で大量投稿、短期間で大量フォロー/アンフォロー、ボット使用など。 -
過激・違反コンテンツ
誹謗中傷、ヘイトスピーチ、暴力描写、虚偽情報の拡散。 -
ハッシュタグの乱用
人気ハッシュタグの大量使用や関連性のないハッシュタグの乱用。 -
他ユーザーからの通報
投稿やアカウントがスパムや迷惑行為として報告された場合。 -
アカウントの信頼性が低い
新規アカウントで過剰な操作をしていたり、認証が未設定だったりする場合。 -
過去の制裁履歴
過去のツイート削除やアカウント凍結の影響で、一定期間表示制限がかかることがあります。
スパムアカウントを整理する場合の注意
短時間で大量にブロックすると、アルゴリズムが「自動操作」と認識し、シャドウバンのリスクが高まります。
安全な整理方法
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1日のブロック件数を分ける:50~100件程度に抑える
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手動で操作する:自動ツールの使用は避ける
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事前にスパムか確認する:誤ブロックを防ぐ
代替策
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ミュートで非表示にする
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リストにまとめてタイムラインに出ないようにする
まとめ
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シャドウバンは「見えない制限」で、アカウント凍結とは異なります。
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ハッシュタグテストや検索、外部ツールで状態を確認できます。
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原因の多くはスパム行為、過激コンテンツ、過剰操作などです。
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スパムアカウントを整理する場合は、少量ずつ手動で操作するのが安全です。
Xを快適に使うには、自然な投稿と適切なアカウント運用が最も重要です。日々の操作を意識するだけで、シャドウバンのリスクを大きく減らせます。