「伝える」って、思いのほか重要なんだなと思うふたつの出来事があったので、書き残しておきます。
「伝えてくれる」気持ちがうれしい
わたしは今、デコ硬質ケースを作っています。
細々と作っている割に、ありがたいことに好評で、リピート購入してくれる方やフォローしてくださる方が増えてきました。
目下の課題はSNSの使い方です。
X(Twitter)やインスタなどから、販売先のページへの動線を作りたいけど、それがなかなか難しい。
そんななか、Xのアカウント名を出して着画報告をしてくださる方が何名かいらっしゃいました。これが思いのほかうれしかった…
- 作ったものがどう使われているかわかる
- 気に入ってくれていると知ることができる
- 自分の課題であるSNSの使い方をサポートしてくれる行動
この三つが網羅されてるんですよね。
制作って時間がかかるし、作っている最中は孤独です。
自分は「作品=我が子」みたいな気持ちはなくて、制作物と自分をある程度切り分けて考えているのですが、それでもやっぱり気に入ってもらえているかどうか、どこでどんなふうに使われているのかは気になります。
だから、ひとことだけでも感想ってうれしい。
そして気づきました。
あれっ、これって若手俳優とオタクも同じなのでは!?
色々なものに当てはまると思うんだけど、作ってる最中って一人だから、出来上がったものへのフィードバックって本当にうれしい。ちゃんと届いてるんだ!と実感ができる。
— かんそうぶん (@KansouBn) 2025年4月12日
これ、演者にも当てはまるんだろうなあ。オタクは皆感想を推しに届けたほうがいい…
わたしの推しは、SNSで感想をつぶやいてね!とよくカテコで言います。
手紙やファンクラブのDMなどで感想は伝えられます。もちろんきっとそれもうれしい。
だけど、オープンな場所で感想を書けば、他の人の目に触れる=宣伝効果がある。=さらにうれしいのでは!?
なるほどそういう気持ちだったのか!と腑に落ちました。(気づくのが遅いのでは?)
今までも頭ではわかっていたけど、体験することで納得ができた感じ。
最近はブログもほぼ書いていないけれど、自分の備忘録としても、推しが参加する作品のためにも、ちょっとはオープンな場所で感想を書くのを復活させてもいいのかもしれない…。
そんなわけで、改めてしみじみ思いました。
伝えるって大事だし、続ける力になるんだなと。
「伝え続けること」も大事だということ
そしてもうひとつのエピソードは、先日行われた、推しのカレンダーのお渡し会です。
推しがかけてくれた言葉のなかに、わたしが今までがんばってきたことや、こだわりを肯定してくれるものがあったんですね。
「推しとオタク」は交わらない他人だけど、それでも長く推していると嫌でも「人間関係」としか言いようがないものが生まれます。構造的に、オタクはどうしても壁打ちになりがち…というか、壁打ちだと錯覚しがちだけど、オタクが思うより、気持ちはちゃんと伝わってるのかもしれない。
少なくとも今回の件で、わたしも推しから大事にされてるんだと思うことができました。
「伝える」って、恥ずかしかったり覚悟が必要だったりするけど、これからも臆せず伝えていきたい。
それは推しに限っての話ではなくて、普段関わりがある人に対しても。
そんなことを思った最近でした。
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硬質ケースについて書いたエントリ。
●過去にも「伝える」って大事…と思ってたらしい。すぐに忘れる…
マシュマロやってます
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