私は小さい頃からアトピーで肌に自信がなく、夏でも長袖長ズボン、体中に包帯を巻いて過ごすのが当たり前でした。
でも30代になった今、少しずつファッションを楽しめるようになりました✨
「アトピーだと肌見せは無理」
「おしゃれは我慢するもの」
昔の私が信じていたそんな固定概念を、少しずつ手放せた理由や、肌に優しい服選びの工夫をゆるっと語ります。
同じようにファッションに悩む方の励みになれば嬉しいです!
※この記事はあくまで筆者の体験談です。医療的なアドバイスや専門的見解ではありませんので、肌トラブルが気になる方は必ず皮膚科専門医に相談してください。
小さい頃の私とアトピーの記憶
私は遺伝的なアトピー体質で、幼少期は毎日のように肌のことで悩んでいました。
学校を早退して病院に通ったり、夏でも長袖・長ズボン。
顔はガサガサ、腕はジュクジュク…。
手首や腕に包帯を巻いていた時期もありました。
朝起きると、無意識に掻いてしまった布団に血がついている…。
そんな日も珍しくなかったんです。
”みんなと同じ身体”に生んでくれなかった親を恨んで、ひどい言葉をぶつけたこともあります。
人と違うこと、そして子どもならではのストレートな言葉に心が傷つくこともありました。
ファッションに前向きになれた理由
そんな私ですが、20代後半くらいから少しずつ「おしゃれを楽しんでみようかな」と思えるようになりました。
正直、きっかけははっきり覚えていません🤔💭
いつの間にか、フレンチスリーブやタンクトップ、半袖ワンピースなど、昔の私なら絶対選ばなかった服に手を伸ばすようになっていたんです。
そして気づいたのは、
「案外、他人は私の肌なんて気にしていないんだな~」
ということ。
周りも大人になって、自然と配慮や優しさを持って接してくれるようになったということもあると思います。
むしろ、自分から先行してアトピーであることを打ち明けるほうが楽だったりします。
例えば、
ヘアサロンで「アトピーで肌が弱いから顔周りがチクチクしないヘアスタイルにしたい」だとか、
健康診断の血液検査で「引っ掻いた痕があるから、血管見つかりにくいかも」などと伝えたり。
それ以外で私から言えることは、保湿は本当に大事!!ってこと。
肌が弱い人におすすめの夏ファッション
ここからは、アトピーや敏感肌の方でも心地よく楽しめる夏のファッションを、私なりにご提案します。
一緒に夏を楽しめたら嬉しいです🥰🌞
✔ 綿やリネンのナチュラル素材
チクチクしない綿やリネンのトップス・ワンピースは肌に優しく、汗を吸ってくれるので夏にぴったりです!
ナチュラルカラーなら重ね着でも涼しげなので超オススメ。
ブラック系は熱を吸収するので、身体が火照りやすいアトピー肌の方はホワイトやベージュ、ライトブルーなどを選ぶと良いですよ◎
✔ ゆったりシルエットで風通し重視
汗がこもりやすいのも、アトピーあるあるですよね。
体に密着しすぎないAラインワンピや、ガーゼ素材のシャツもおすすめ。
肌と生地の摩擦が減り、痒みも起きにくくなりますよ。
ノースリーブの良いところは、脇や背中の汗を拭き取りやすいところ!!
汗を拭き取った痕は、サラッとタイプの保湿をしておくと乾燥防止になりますよ~。
✔ 日焼け&紫外線対策も忘れずに
肌を出すときは、UVカットカーディガンやアームカバーを一枚持っておくと安心です。
「いきなり半袖で肌を出すのはハードルが高い…😢」
というかたは、半袖の上に薄手のカーディガンを羽織るといいですよ。
私も最初は七分丈や超薄手のカーディガンを着てました。
羽織物なら、外出先で調子が悪くなったときや体温調節のための“お守り”としても◎
こまめに汗を拭き取って、かゆみを予防しましょう!
おしゃれを諦めたくない私のホンネ
昔の私は、
「肌を見られるのが怖い」
「あれこれ聞かれたくないから目立ちたくない」
と思っていたのですが、今はちょっとずつ変わってきました。
ファッションを楽しむことで、気持ちが明るくなる瞬間があるんです。
だからこそ、肌の調子に合わせて無理せず、「今日の自分に似合うもの」を見つけてあげてほしいな~と思います。
この記事を読んでくれたあなたが、少しでも「私も大丈夫かも」って思ってくれたらとても嬉しいです!!
まとめ|やりたいファッションを楽しむのだ
アトピーだから、敏感肌だからとあきらめる必要はありません。
自分の肌に優しい素材やデザインを選びながら、少しずつ自分らしいおしゃれを楽しんでいきましょう!
これからも、私自身も試行錯誤しながら、心地よいファッションを見つけていくつもりです。
一緒にゆっくり、楽しんでいきましょうね♡
※この記事はあくまで筆者の体験談です。医療的なアドバイスや専門的見解ではありませんので、肌トラブルが気になる方は必ず皮膚科専門医に相談してください。