CARVIEW |
このページはコミュニティーの尽力で英語から翻訳されました。MDN Web Docs コミュニティーについてもっと知り、仲間になるにはこちらから。
Math.round()
Baseline
Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since 2015年7月.
Math.round()
関数は、引数として与えた数を四捨五入して、もっとも近似の整数を返します。
試してみましょう
console.log(Math.round(0.9));
// 予想される結果: 1
console.log(Math.round(5.95), Math.round(5.5), Math.round(5.05));
// 予想される結果: 6 6 5
console.log(Math.round(-5.05), Math.round(-5.5), Math.round(-5.95));
// 予想される結果: -5 -5 -6
構文
Math.round(x)
引数
x
-
数値です。
返値
x
の値をもっとも近似の整数に四捨五入した値。
解説
引数の小数部分が 0.5 以上の場合、その引数は、次に大きい整数に切り上げられます。引数の小数部分が 0.5 未満の場合、その引数は、次に小さい整数に切り下げられます。小数部分が 0.5 である場合は、正の無限大の方向で次の整数に丸められます。これは多くの言語の round()
関数と異なることに注意してください。この場合はたいてい、0 から遠ざかる次の整数に丸められます (小数部分が 0.5 である負の値を四捨五入する場合に、結果が変わります)。
メモ:
これは、多くの言語の round()
関数とは異なります。これらの関数は、半増分をゼロから離れた方向へ丸めることが多く、小数部分がちょうど 0.5 の負数の場合は異なる結果となります。
Math.round(x)
は、 Math.floor(x + 0.5)
とまったく同じではありません。 x
が -0、または -0.5 ≤ x < 0 の場合、 Math.round(x)
は -0 を返し、一方、 Math.floor(x + 0.5)
は 0 を返します。しかし、この違いや潜在的な精度エラーを無視すれば、 Math.round(x)
と Math.floor(x + 0.5)
は一般的に同等です。
round()
は Math
オブジェクトの静的なメソッドなので、自ら生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に、Math.round()
として使用するようにしてください (Math
のコンストラクターはありません)。
例
>round の使用
Math.round(-Infinity); // -Infinity
Math.round(-20.51); // -21
Math.round(-20.5); // -20
Math.round(-0.1); // -0
Math.round(0); // 0
Math.round(20.49); // 20
Math.round(20.5); // 21
Math.round(42); // 42
Math.round(Infinity); // Infinity
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript® 2026 Language Specification> # sec-math.round> |
ブラウザーの互換性
Loading…