高市早苗

2025年10月4日。 ついに出ました——自民党初の女性総裁、高市早苗氏の誕生。 長らく男だらけだった政界の舞台に、新しいヒロインが立ちました。 決選投票の結果は、 高市185票 vs 小泉156票。 僅差ながらも確かな一歩。 この瞬間、国会の空気が少しだけざわついた気がします。 「強い日本」から「賢い日本」へ？ 高市氏が掲げる旗印はざっくり言うと—— 「守りを固め、頭を使え」 です。 食料、エネルギー、AI、半導体。命を支える分野は国産で守る。 所得税を減らして家計に笑顔を。 日銀の金融緩和は急ブレーキを踏まない。 外交では「言うべきことは言う」、安全保障では「やるときはやる」。 一言でいえ…

自民党の総裁選は結局、高市早苗氏が勝利しました。小生は、彼女が勝つことをある程度というか、かなり高い確率で予想していました。少数与党の今、対外的に「自民党が変わった」という強いメッセージを出すには「若さ」か「女性」というキーワードが必要でしたが、案の定、決戦投票はこの「若さ」と「女性」の対決になりました。で、最終的に「女性」が選ばれたわけですが、その決定的要因はどちらが国のトップとしてやっていけるかとの判断だったと思います。 それにしても最後の局面で、小泉進次郎議員に国会議員票が165票も入ったのは驚きでした。彼らの頭の中には、進次郎とトランプのサシの会談の模様を想像できたのでしょうか。カンペ…

これは 9/7（日）、石破総裁辞任についての走り書き の続きです。 ξ 10/4（土）の自民党総裁選で、第1回目投票の「党員票」得票数の分布地図は衝撃的だった。ここまで高市への支持が厚かったことに驚いた。 これによく似た地図、どこかで見たことがあると思ったら、2024年、アメリカ大統領選のトランプ圧勝の選挙人獲得数の州別地図だった。*1 この第1回目投票の結果は、次の決選投票の国会議員票に明らかに影響を与えた。 国会議員たちは党員・党友の意思に逆らわない選択をしたということだ。 こうして高市は都道府県連票のみならず国会議員票もトップとなり完全勝利といえる結果になった。 ξ このニュースは、海外…

10月2日と3日にブログを書けなかったのは、不調に腹痛が重なったからだ。腹痛には懲りているので腹八分目までしか食べないようにしているのだが、食べたあとすぐ寝たのが不味かったのか、コーラを1.5リットル飲んだせいかわからないが、腹が痛くてブログ更新どころではなかった。下痢で死ぬかと思った。懲りているようで懲りていないのかもしれない。 それはさておき。高市早苗新総裁で株価が4万7000を越えた。積極財政路線が期待されているのだ。株価が上がることはもちろん良いことだが、実体経済に波及しなければ評価はできない。高市早苗は麻生太郎に多大な借りがあるようで義弟の鈴木俊一を幹事長に据えることにしたようだ。…

自民・高市早苗新総裁が記者会見 財政・金融政策「政府が責任」 - 日本経済新聞 言うまでもなく、私は「高市首相」は危険と感じる。反民主主義的改憲主義者、裏金隠ぺいを肯定する者、統一教会を肯定する者、安倍を継ぐ者である。麻生のキングメーカーっぷりも不快でしかない。このままいけば（公明党が連立離脱かも、とか言っているが、では誰でまとまると言うのか）「初の女性首相」ということになるのだろうが、まあ、どうせ自民党の価値観の下で出世した「女性」であり、一つの意義はあるがそこまで称揚するものでもない、という感覚。 # 個人的には、「ワークライフバランスを捨てて」という発言は、そこまでネガティブではない。ワ…

📺 まさかの展開 2025年10月6日、テレビ朝日の朝の情報番組「モーニングショー」で、政治の専門家として知られる田崎史郎氏が頭を下げて謝罪する場面がありました。 理由は、自民党総裁選の予想を大きく外してしまったこと。「小泉進次郎さんが勝つだろうと思って話をしてきた」と語った田崎氏でしたが、実際には高市早苗氏が勝利。なぜこんなことになったのでしょうか。 テレビスタジオで謝罪する政治評論家を生成AIで作成したリアルなイメージ（日本人、日本語文字使用 📋 この記事でわかること ✓ 田崎史郎氏がモーニングショーで謝罪した理由 ✓ なぜ小泉進次郎氏が勝つと予想されていたのか ✓ 実際の総裁選の投票結果…

3行まとめ 自民党総裁に就任。日本で初の女性首相誕生が視野に。経済では“アベノミクス継承”寄りで、金融・財政に前向きのスタンスが持ち味。 Reuters+1 奈良県生まれ／畝傍高校→神戸大学。社会人期に松下政経塾→米議会スタッフも経験という“現場で鍛えたタイプ”。 ウィキペディア 趣味ネタが濃い。**ヘビメタ好き・ドラム経験・バイク（Z400）**の話は有名。ギャップ萌えポイント。 ウィキペディア 人となり（ライトに） “政策通で体力オバケ”。テレビに出る印象より、地味に資料を積み上げてくるタイプ。強気な発言が見出しになるけど、裏側は数字と制度の人。総務相や経済安全保障担当相など、実務系ポスト…