自己批判

『なぜ人は自分を責めてしまうのか』を拝読し、これまで漠然と感じていた自己嫌悪や罪悪感といった感情の根源にある複雑なメカニズムについて、深く考えさせられました。私たちは、時に客観的に見れば取るに足りないことでも、まるで重い十字架を背負うかのように自分を責め立ててしまうことがあります。本書は、そうした自己責めの心理構造を解き明かし、そこから解放されるための道筋を示唆してくれる、示唆に富んだ一冊だと感じました。 なぜ人は自分を責めてしまうのか (ちくま新書) 作者:信田さよ子 筑摩書房 Amazon 本書を読み進める中で、特に印象的だったのは、自己批判の根源には、過去の経験や養育環境、社会的な規範と…

人間関係で傷ついたあなたが輝く🫶自分とつながるオンラインコミュニティあんこです。 朝から英語の音読をする息子。ダイエットの単語を連呼。何でやろ(･_･; 人と比較するクセがあってしんどくなっている人はいますか。今はSNSがあって、本当か虚構か分からない世界が広がっていて、見ている間に色んな思いが沸いてきている人がいるかもしれないなって、あんこは思っています。 綺麗な人だな、スタイルいい人だな、友達にいっぱい囲まれてキラキラしてるな、素敵な彼氏、旦那さんいてるな、子供さん優秀そうだな、豊かな暮らしをしてるな、豪華なレストランで食事してるな、素敵な所へ旅してるなetc..... それに比べて……ど…

人間関係で傷ついたあなたが輝く🫶自分とつながるオンラインコミュニティあんこです。 皆さんは、自分に優しく出来ていますか？あんこはね、自分に優しくが苦手でね。優しくする練習をずっとしてるの。 自分に優しくと聞くと、人によってはもっとダメダメ人間になるって思って無意識にダメ出ししまくってたり。 ふと浮かぶ言葉を見逃さないでノートに書いてみて。けっこうな辛辣な言葉を投げかけていることに気づくかもよ。そんな言葉をずっと自分に向けて言ってたらどうかな？どんどん、やる気も自信も、何もかんも無くなってくるよね(･_･; 失敗したり、落ち込んだ時に、寄り添ったり励ましたり出来る人の方が、切り返して行動へさっと…

「私は私！」って言ってるのに、なんで満たされないんだろう？ 「自分らしく生きたい」って思ってるのに、──なんか苦しい。 「私はこれでいい」って言ってるのに、──なんか不安になる。 今回は、そんな“自己肯定っぽい何か”の正体についてです！ 受け入れられない現実を、無理やり上書きして誤魔化す。 私はそれを、「インチキ自己肯定」と呼んでます。 「私は私」って言ってるのに不安が消えない 他人を見下したりマウントを取って安心しようとする 「ポジティブ思考」にすがって無理やり納得してる これ全部、表面だけ“自己肯定”してるように見えて、「受け入れられない現実」から目をそらしてる状態。 このパターンにハマる…

あきらめることは、実は非常に大きな勇気が求められます。 これまでの努力が水の泡になる感覚や、もったいないという思い、時間を浪費したとの後悔が心に重くのしかかることもあるでしょう・・・。 そして、自分を「負け犬」と感じ、粘り強さを欠いた自分を責めることもあるかもしれません。 あきらめることの意味 あきらめることは、必ずしも失敗や敗北を意味するわけではありませんよ。 むしろ、状況を冷静に見極める能力や、自分にとって本当に大切なことを再評価するチャンスなんです❗️ 時には、次のステップに進むために必要な選択であることもあります。 感情を受け容れる あきらめた後には、さまざまな感情が湧き上がります。 …

「自分はなんてダメなんだ…」とか、自分なんてなにもできない…って感じてしまうことありませんでしょうか… 毎日ではありませんが、忙しくなり、自分のキャパシティを超えそうになると、つい諦めの気持ちがよぎり、自分なんて…みたいな感じになってしまうことがあります。 もちろん、自分自身を甘やかし過ぎることはあまり良くないことだと感じています（周りに迷惑をかけているのに、自分だけには甘いといった感じにならないためにも…）。 多少の自己批判も（前向きな感じになれる自己批判）ときには必要だと考えています。 でも、あまりに頻繁に自分を批判することは避けていきたいものですよね… だって、ネガティブな自己批判は、自…

「日本人がデモするなど想像できない」 日本に何年も住んでいる外国人から、こう言われたことが私は一度ならず、あります。日本人は体制に従順で、周りと同じように行動し、ルールはどんな理由があっても守らなければならず、年上や先生や上司への発言は、その内容がなんであれ「口答え」と見なされ道徳的にも許されない、と外国人たちは考えていました。 私も中高生の頃、このような日本に失望、あるいは絶望していました。1990年代当時、日本にも反抗する若者は多くいましたが、倫理観の崩壊した不良（ヤンキー）どもでした。私とは全く合わず、むしろ私が最も嫌う連中です。「良識な大人」が「反抗する若者」を厳しくするのは当然で、む…