稲荷神社

視慣れない爺さんが石神井公園駅のほうから通りかかってね、南田中という地名は今もあるかと、妙なこと訊きやがるから、この坂をくだりきって石神井川を渡った一帯だと、教えてやったさ。 あたりはすっかり変っちまったが、お稲荷さんだけはなんぞと、利いた風なこと云いやがるから、どれくらいぶりだいと訊ねてやったら、五十年前の思い出だそうだ。人間なんてもんは、顔を見せたかと思ったらアッという間に齢をとりやがって、風采もなり振りも変りやがる。いちいち憶えていられるかってんだ。 このクソ暑いなかを、肩から頭陀袋を提げて、つば広の陽除け帽を被ってサングラスなんぞかけやがって、草履の踵をペシャペシャ引きずった、くたびれ…

以前、「親父の日誌帳」から、「9時半頃 起床。今日は第三日曜日、又、暦では21日が小満祭。臼田の稲荷山は16日～17日が小満祭で、長土呂の開運出世稲荷大明神も、今夕4時頃より講中者集い掃除しお祭りすることに○ちゃんより連絡あり。」などと、お稲荷さんについて書かれていたことを紹介しました。 その後、親父の残した書き物を整理していると、「稲荷祝詞」という文字が書かれた封筒に出会いました。中身は親父自身が手書きでしたためた「稲荷祝詞」と「稲荷五社大明神祓」でした。私はその「稲荷祝詞」等をみて、親父が元気なとき、真にお稲荷さんを熱心に信仰していたことのおもいを新たにしました。 以下、「稲荷祝詞」と 「…

成願稲荷神社（じょうがんいなりじんじゃ）は、奈良県桜井市三輪に鎮座する稲荷神社。日本最古の神社である大神（おおみわ）神社の末社であり、商売繁盛や五穀豊穣、家内安全の神として信仰を集めている。 大神神社と平等寺の間にあり、観光客で賑わう喧騒から離れた神社である。「三輪成願稲荷神社」とも表記する。 成願稲荷神社の歴史 成願稲荷神社の祭神 コラム：狐の鈴の音と里帰り 成願稲荷神社の歴史 成願稲荷神社は大神神社の神宮寺（末社）の一つであった浄願寺の鎮守社として、鎌倉時代の正応3年（1290）に建立された。大神神社の神宮寺としては近くに平等寺がある。 古くから商人や農家によって信仰され、現在も毎年3月の…

こんにちは クローバーです＾＾ 今回のパワースポットと神社仏閣巡りは、金運や才能開花、開運出世のパワースポットの静岡県熱海市の来宮神社の来宮弁財天さまです＾＾ 【目次】 来宮神社さんの稲荷神社さんとは 来宮稲荷社さんの見どころ 終わりに 来宮神社さんの周辺地図 来宮神社さんの稲荷神社さんとは 推定樹齢がなんと２１００年ともいわれている御神木の大楠があることで知られていて、神社さん自体の起源も西暦７１０(和銅３)年ともいわれている来宮神社さんですが、御神木だけではなく境内社さんには弁天社さんや三峯神社さんなど、とても魅力的な神社さんがあります＾＾ 今回はその境内社さんの一社の稲荷神社さんの記事に…

こんにちは クローバーです＾＾ 今回のパワースポットと神社仏閣巡りは、開運・商売繁盛のパワースポットの関東稲荷総司の東京都北区の王子稲荷神社です＾＾ 【目次】 王子稲荷神社さんとは 王子稲荷神社さんの境内や見どころ 王子稲荷神社さんの本宮や御穴様(願掛け石) 終わりに 王子稲荷神社さんの周辺地図 王子稲荷神社さんとは 東京都北区に鎮座されています王子稲荷神社さんは「関東稲荷総司」として知られていて江戸時代には「関八州稲荷の頭領」と言われていて、元々は「東国三十三国の稲荷総司」の伝承があったそうです。 以外にもその創建年は不明ということなのですが、古くは「八幡太郎」で知られる源義家公が康平年間(…

「稲荷神社」という名前、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？ 赤い鳥居がたくさん並ぶ光景や、神社の前に鎮座する狐の像を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。 中には、稲荷神社と聞くと以下のような疑問・不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。 「結局、稲荷神社ってどんな神社なの？」 「何の神様が祀られているの？」 「商売繁盛にご利益があるって聞くけど本当？」 「なんだか怖いって話も聞くけど大丈夫…？」 今回はそんな、稲荷神社に関する素朴な疑問や、ちょっぴり気になる噂について書いていきます。 ＊稲荷神社はどんな神社？ 日本のどこにでもある理由 ＊稲荷神社の神様とご利益とは ＊稲荷神社といえば…

お稲荷さんは、狐を祀った神様かと思っていたけれど、狐は神使であるそうだ。お稲荷さん自体は、稲が成るという意味で、五穀豊穣の神様ということらしい。 ここは北区滝野川にある「四本木（しほんぎ改め、よもとぎ）稲荷神社」。いつものポタリングルートから近いので寄ってみた。 写真右の狐の像を良く見ると、子狐に乳を与えている。こういうのは初めて見た。子宝に恵まれるご利益でもあるのだろうか。 こっちは板橋駅から近い「板橋豊明講」。公園の一隅にあって、朱塗りの鳥居や柵がかなり派手。良く手入れされているのだが、狛狐の顔がけっこう怖い。 神社仏閣に特別興味がある訳ではないけれど、狛狐を探してポタリングするのも一興か…