ベイビー・ドライバー(2017) 音楽と映像の一体感が最高に気持ちが良い作品 上映時間:1時間 55分IMDb 7.5/10 Filmarks4/5 プロット的に視聴者に好まれそうなため高評価も納得 あらすじ 主人公のベイビー(アンセル・エルゴート)は天才的な運転技術を持つドライバー子供の頃の事故で耳鳴りを抱えており、常にイヤホンをして音楽を聴いて紛らわせている 犯罪組織のボス(ドクと呼ばれる男)の下で強盗の逃亡ドライバーとして働いており作品冒頭の仕事で借金を返し終え、汚れ仕事から足を洗おうとしている ある日立ち寄ったレストランのウェイトレスのデボラと恋に落ちたベイビーであったが彼の才能が黒い…

TSUTAYA西友町田店でレンタル。今回の5本中の3本目。ビーキーパー [Blu-ray]ジェイソン・ステイサムAmazon ヒーローが無双する、まさにドのつくほどのアクション映画。 ピンチに陥る隙など微塵もなく、バッタバッタと悪人たちを 豪快になぎ倒していく痛快さを、ひたすら味わえる作品だった。 そういう映画だと割り切って観るなら、本当に最強で最高の一作だと思う。 ただ個人的には、あまりにも強すぎて、まるでレベル99のゲームプレイを ただ眺めているような――逆にどこか味気なさも感じてしまった。 やはり、こうした構成は逆の方がしっくりくるのではないだろうか。 「ターミネーター」のように、圧倒的…

はやいもんで9月も終わり10月になりました。 先月に引き続き、映画大好きな私が、9月に観た映画、加えて今月からドラマもいっしょに紹介していきたいと思います。 映画好きからすれば、なんでもサブスクですぐに観られる今の時代は本当にありがたいですね。 ちなみに、8月に観た映画についてはこちらで語っています。 un1c0000n.hatenablog.com 最近はもっぱら、息子が寝たあと、イヤホンしてスマホで映画観てます。(起こしたらダメだからね)。 以下、9月に観た映画とドラマです。 JAWS/ジョーズ #真相をお話しします ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワ…

TSUTAYA西友町田店でレンタル。今回の5本中の2本目。コンパニオン ブルーレイ + DVD セット [Blu-ray]ソフィー・サッチャーAmazon 本来なら最大の衝撃ポイントであるはずの部分が、 すでにパッケージやストーリー紹介でバラされてしまっているんだよなぁ。 せっかく伏線も張ってあるのに、「へへん、知ってるよん」と先回りできちゃう始末。 観客が「あれがそうだったのか！」と感心できる余地を、自ら奪ってしまっている。 もっとも、そこを事前に提示しないと、そもそも鑑賞へと引き込む訴求ポイントが ない映画でもあるから、仕方ないといえば仕方ないのだろう。 とはいえ、それだけでなく、どういう…

夏休みに観た映画をまとめた。『太陽の帝国』以外は、Amazon Prime で視聴したもの。題名と監督が日本語表記のものは、日本語字幕版で、英語表記のものは英語字幕で鑑賞。私の英語力は、英語字幕ありでもところどころ意味が取れない、くらいのレベルだが、ジョークとかあまり良くない表現は、韻を踏んでいるなど訳されない方が面白いので頑張って英語で観ている。映画は今まで派手なアクションものばかりを観ていた人間なので、感想に深みがなくてもあしからず。一応ネタバレには気をつけているはず… 太陽の帝国 PET 檻の中の乙女 ガール・イン・ザ・ベースメント パルプ・フィクション Shutter Island M…

『キムズビデオ』 www.youtube.com 映画ファンの聖地となっていたニューヨークのレンタルビデオ店「キムズビデオ」の膨大なビデオコレクションの数奇な運命を追ったドキュメンタリー。1987年、韓国系移民のキム・ヨンマンがニューヨークに開業したキムズビデオには、世界中から収集された5万5000本もの貴重な映像作品が取りそろえられ、多くの映画ファンたちが通い詰めていた。しかしビデオレンタルの時代は終焉を迎え、2008年に惜しまれながらも閉店。数年後、キムズビデオの元会員デビッド・レッドモンがコレクションの行方を捜索すると、イタリアのシチリア島にある村サレーミに移設されていたことが判明する。…

『ヒューマンネイチュア』 ビョークの「ヒューマン・ビヘイビア」などのクリップで知られるゴンドリー監督は、スパイク・ジョーンズとNYのチボマットのライブで出会い、カウフマンを紹介され、彼に見せられた脚本が気に入って本作が誕生。 ちなみに、撮影のティム・モーリス＝ジョーンズはゴンドリーとはクリップで組んできた仲だが、ガイ・リッチー監督の「ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ」と「スナッチ」のカメラマンでもある。 風刺的であり、現代に通じる部分もありというのは奇想天外な物語を考える彼ならでは。 カウフマンのような脚本家というのは大好物で、奇人、変人というような類の独創性を持った人物は本当…