感受性

LINEの返信というのは、いつもちょっとだけドキドキするものだ。こちらの思いは、ちゃんと伝わったのか。相手はどう受け取ったのか。思いがけない一言に、えっ？と戸惑った経験がある人も、多いかもしれない。 とても暑い日が続いていたある日、私は、少し久しぶりに知人にLINEを送ってみた。 数日前に「頭がズキズキしてて、たぶん暑さや気圧のせいかも」と話していたことが気になって、少しだけ体に寄り添うようなメッセージを書いた。 実際にはもっと事務的な関係だったが、このやりとりを少しだけフィクションにしながら、「やさしさは、どう届いて、どう返ってくるのか」——そんなことを考えてみたくなった。 📱 フィクション…

前回、モバイルバッテリーの発火が起こっていることについてLINEで、知人とやり取りしたときのことを書いた。相手はとても優しく、共感を示してくれた。だけど、あのやり取りのあと、私の中ではまだどこか引っかかっていた。 「怖いね、気をつけようね」 その言葉で会話は終わっていたけれど、私はそれを「怖がって終わり」にしているように感じてしまった。たとえば「なんで発火するのか」とか「自分が持っているモバイルバッテリーは大丈夫なのか」とか、そういう方向には関心が向いていないみたいだった。 もちろん、そういう受け止め方があるのは分かる。共感して、怖いねと感じて、そこで受け止める。それで完了。それがその人なりの…

もう「考えすぎじゃない？」って、誰にも言われなくなった。それはたぶん、私がそう言わせない空気を持つようになったから。きっと、私の中に、誰にも踏み込ませない何かができたんだと思う。 でも、ふとしたときに思うんだ。 「私は、ちゃんと大丈夫なんだろうか？」 誰も何も言わなくなった今、逆に、自分で自分を確かめたくなる。あの頃、何度も自分を責めた「考えすぎの私」は、今もどこかに置いてきぼりにされてはいないだろうか──って。 考えすぎて、言葉が出てこなくなったときがあったよね。頭の中ではたくさんのことが起きてるのに、それを話しても伝わらないと思って、黙るしかなかった。誰かの軽い「気にしすぎ」「大したことな…

ほんの数秒のCM。けれど、それが流れるたびに、胸の奥が、ほんの少しざわつく。あの声が聞こえた瞬間、心臓がひとつ、ドクンと音を立てる。 髪の長い女性が、にこやかに語りかけてくる。 その隣には、もっと長くて、もっとさらさらとした髪の女性。 「こうなりたいなら、このシャンプー使ってみて！」 モデルは何も言わない。 ただ、つややかな黒髪を、ゆさ、ゆさと揺らす。 光を受けて、細い髪の一本一本が空気を滑るように流れていく。 それは、映像としてはとても美しく、整えられていて、きっと“理想の姿”として計算され尽くしている。 でも、その仕草を見た瞬間、なぜだか、心がすっとひるむ。 少しだけ、息をひそめて、You…

これまでも私と一緒に、私の発信する内容を色々な形で学んできてくれた方々、もちろん、最近知ったばかりだけど興味を持ってるよ！という方々も、 ここのところ私がお伝えしてる内容は、大丈夫？私自身としては、これまでの流れを大きく統合しての「ここだよ」という話になってるんだけど、この、「これまでの流れあっての」というところも大切で。 先日のnote記事★「地球人生の攻略法【実体験から語る、これがポイント】」をすでに最後まで通しで読んでくださった方には、きっと誤解は生じないと思うんだけど。 ライブを含め、どうしても言葉での説明は、何通りもの解釈ができるもので、私が使用した「超越」という言葉も、こちらの記事…

2025年2月12日水曜日のライブ配信は…… 自己を統合するには、自分の個性や感受性を知ること、魂の伝えることのキャッチの仕方を独自にマスターすること。あなたに備わっている性質は強みであり、意味があり、一般概念はもちろんスピリチュアル分野でも既存のセオリーや論理がかえって制限や邪魔になりえます。ネガティブな感触を含めて使い道があることを、霊的感性・共鳴力の強い私の例を挙げてシェアしています。 ★霊的感性の使い方【自分を知る、受け入れる】 youtu.be 【トーク内で紹介しているnote記事はこちら】★「地球人生の攻略法【実体験から語る意識ポイント】」（2025.02.11） ★ライブ配信のア…

どーも。ノハです！ 友人というのはいろいろな事を気づかせてくれますね。他人を知ることは、一番自分を知ることにつながる気がします。他人と自分についても、機会があれば書いていきたいですね。Frontきはこんなところにして本題に入りますか～ 友人がとあるスポーツマンガにはまり、その感想やらを話していた時なんですが、「主人公が負けたら本気で悔しい」や「主人公が褒められたり羨ましがられていると誇らしく感じる」ということを教えてくれました。それを聞いて、そういえばそんな風に主人公に共感というか、作品に入り込むような楽しみ方をしていないことに気づいて、なんだか妙な寂しさを感じましたね。 ・・・・本当は長々と自分が…