商売

商社・伊藤忠の経営姿勢がわかる一冊。 肉声が聞こえる、と言っていい。営業とは何か。商売における誠実さとは何か。個々の社員がどう目標を持つか。会社は社員にどう働いてもらうか。語られる言葉は、ハートを動かす。読むと伊藤忠を好きになっちゃう本だ。 卸や仲介といった情報やブツを握ることに商社の立ち位置があった時代が、インターネットとショッピングカートと個別配送が当たり前になって、事業投資会社の性格が濃くなった。そうなるとグループ会社がどう機能していくかが、より重要になる。とは言え、商社だ。取引先、市場の様子に気をかける。だからこそ、商売の基本、商人の基本が繰り返される。スマートな印象がある商社だが、案…

🛒この記事では「楽市・楽座」についてお話しするわよ！ 🛍️✨「売りたい人、こっち来な〜！」戦国時代のショッピング革命、始まりま〜す！今回は【楽市・楽座（らくいちらくざ）】についてよ〜💰💃 「ねぇ、ここでお店出しちゃダメって誰が決めたの？」って、思ったことない？🏪💭昔の日本では、商売するにも“許可”が必要だったのよ〜。でも信長さん、やってくれたの✨「みんな自由に商売していいよ！」って制度を作ったのよ！ 大人も子どもも楽しめる 社会科見学 👦「えっ、勝手にお店出していいなんて、信長って優しすぎない!?」 👠「ただ優しいだけじゃないのよ〜。それが“戦略”だったの。お金と人を一気に集めるための“経済ブ…

最近の知財活動で感じることは、顧問先のビジネス・商売運が良くなったこと。 投資家から莫大なお金が入ったり、自身が大きな株主になったり、外国政府とアライアンスできたり、大企業と取引ができたり・・・・ 中小企業・ベンチャー企業の顧問先の、ビジネス運・商売運が上がっているのです。 これは顧問先企業の努力の成果ですが、私が顧問弁理士としてその経緯を間近で観察できるのは本当に幸せなこと。 知財だけでは、ビジネスはうまくいきません。 だけど知財を用いてビジネス機会と運を得ることは可能です。 特に外国では、投資家や政府からとりわけ特許に対する評価が高く、特許を取得することが技術力の信用になるのです。 商売に…

不安を煽っておいてから、安心を買わせる売り方は、誠実な商売とは思えない。 A sales approach that encourages anxiety and then makes people buy peace of mind does not seem to be an honest business.

こんにちは。きのひです。 「微差力」 齋藤 一人 著 を読みました。 2009年11月30日 初版発行 2010年2月1日 第7刷発行 「微差力」って初めてききました。 著者曰く「この世の道理は、微差が大差。微差が大差を生む」 「富士山は日本一高い山」というのはみんな知ってる。 でも二番目、三番目に高い山はほとんど知らない。 知名度は100倍、1000倍違うのにじゃあ山の高さは1000倍違うのか？ 「そんなことないでしょう」 微差なんです。 微差なのに知名度は大差なのです。 たとえば自分を日本で一番高いところにおきたかったら。 富士山に登ればいい。 ただ富士山には年間何万人かが登ります。 じゃ…

悪い言葉で言えば、商売って結局は人をだますことだろう。 そうでないと、利益とか儲けってものは出てこない。 もちろん、知恵とか度胸とかガッツは要るが…。 例えば、元気な若者が一念発起してラーメン屋を開業したとする。 原材料費・光熱費・所場代・人件費など、かかった経費を合算する。 それらの経費そのままで値付けしたら、何も儲けは出ず、店は早々に閉店だ。 その経費の合計額に、マージンを上乗せしなければならない。 ラーメン屋が存続していくためには、それは必要で正当なものと言える。 でも、そのマージン分は、身もふたもない言い方をすれば”だまし”から成る。 ラーメンのレシピは、これ以上何かを見つけられないほ…

「中国人は商売がうまい」とよく言われます。確かに、世界各国に中華街があり、中国出身のビジネスマンが多くの業界で成功しているのを見ると、そのイメージも納得できます。では、なぜ中国人は商売がうまいと言われるのでしょうか？今回は、中国人の国民性を深掘りし、日本人の気質と比較しながら、その理由を探っていきます。 1. 逆境を乗り越える力 中国は長い歴史の中で、戦争や政変、貧困など多くの試練を経験してきました。そのため、人々は生き抜くために柔軟な発想を持ち、チャンスを見つける力が養われました。たとえば、香港や上海の市場では、小さな屋台からスタートし、大企業へと成長した人々が数多くいます。どんな状況でも稼…