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約束された場所で underground 2 単行本 – 1998/11/26

5つ星のうち4.3 136個の評価

「癒し」を求めた彼らが、なぜあの犯罪に行着いたのか? 信者へのインタビュー、河合隼雄さんとの対話によって現代の病理に迫る
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

救いを求めて旅立った若者たちがなぜこんな所に辿り着いてしまったのか? オウム信者徹底インタビュー、河合隼雄との対話によって、地下鉄サリン事件を生んだ「たましい」の暗闇に村上春樹が迫る。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1998/11/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/11/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 268ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163546006
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163546001
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 198,016位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 136個の評価

著者について

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村上 春樹
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。

1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
136グローバルレーティング

お客様のご意見

お客様はこのオウム関連本について、この本がオウム真理教に関する良作だと評価しています。読みやすく、着実な対応と迅速な対応に満足しているようです。対談についても、河合隼雄との対談が非常に深いものとして高く評価されています。また、著者の質問が鋭いという意見もあります。

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8人のお客様が「内容」について述べています。8肯定的0否定的

お客様はこのオウム関連本について、非常に高く評価しています。オウムに関する内容が良く、読みやすく、着実で迅速な対応が好評です。また、事件理解に大きなインパクトを与え、具体的詳細な体験の証言が含まれていると感じています。さらに、事件に直接かかわらなかった普通の信徒のありようについても触れられており、当時の状況が明らかになったという意見もあります。

"風化させてはいけない事件の、間接的当事者の方々のお話は、事件理解に大きなインパクトを与えます。このような作品を制作して下さった作者への感謝の気持ちでいっぱいです。" もっと読む

"...本書を読んで最初に感じたのは、本書でインタビューに答える多くが、一見、自分の考えを持ち、しっかりと受け答えしている頭のいい青年たちだなあということだ。 実は、この「一見」というところがミソだ。..." もっと読む

"...予想の補足になりましたし、本自体は読みやすく、読んでよかったです。" もっと読む

"...事件から僅か一年程の時期に、多くのインタビューを行い体験を文字化する仕事をしていたのかと驚いた。年月が経過してからでは到底得られない、具体的詳細な体験の証言。そして事件に直接かかわらなかったオウム真理教の普通の信徒のありよう。..." もっと読む

3人のお客様が「対談」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの対談について、河合隼雄との対談がとても深いと評価しています。著者の質問が鋭く、著者のインタビューに答える青年たちの頭の良さを高く評価しています。特にオウム真理教元信者との対談が多く、のんびりとした内容でテロ事件を知らない人が多いようです。一方で、著者の質問は鋭く、しっかりと受け答えしている頭のいい青年たちだと感じています。

"アンダーグラウンドに続いて、この事件を知らない今の若い人に是非読んで頂き、自分の意思決定権を簡単に委ねてしまう危うさを知って頂きたいと思った。著者の質問が鋭い。" もっと読む

"...内容はなんてことないオウム真理教元信者との対談がメイン。 対談も大体はのんびりとしたものでテロ事件の事は知らなかった人が大半のようです。(この内容が真実か、それが本当かどうかはまた別の話として。)..." もっと読む

"河合隼雄との対談はとても深いものです..." もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年6月20日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    風化させてはいけない事件の、間接的当事者の方々のお話は、事件理解に大きなインパクトを与えます。このような作品を制作して下さった作者への感謝の気持ちでいっぱいです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年4月19日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    結局は、オウムなる者は危険です、注意しましょうで終わっていて、この辺は世代的な限界かな。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年10月12日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    いつも通り、注文から発送・到着まで迅速に対応して頂きました。商品もきれいな状態でした。
  • 2015年1月1日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    内容は良いのですが、読んでると洗脳されそうになって途中で読むのやめました。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年2月5日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    オーム真理教信者の体験や心の一端が分かった
  • 2020年5月3日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    アンダーグラウンドに続いて、この事件を知らない今の若い人に是非読んで頂き、自分の意思決定権を簡単に委ねてしまう危うさを知って頂きたいと思った。著者の質問が鋭い。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年6月23日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
     麻原彰晃こと松本智津夫を始めとするオウム信者の死刑が執行された今、オウムとはいったい何だったのか改めて関心を持ち、本書を読む直前、「麻原彰晃の誕生(新潮文庫)」を読んでみた。そこで暴かれた麻原彰晃の姿は、オカルトチックな雰囲気を武器に、押しの強い宣伝行為により信者を集めた詐欺師まがいの男、というように読めたのだが、そんな男になぜ多くの若者が心を惹かれたのか、もうひとつピンとくるものがなかったものである。
     その物足りなさを補うべく、信者側のインタビューを集めた本書を読み、ようやく腑に落ちるところがあった。

     本書を読んで最初に感じたのは、本書でインタビューに答える多くが、一見、自分の考えを持ち、しっかりと受け答えしている頭のいい青年たちだなあということだ。
     実は、この「一見」というところがミソだ。
     多くの信者は、世の中のシステムに受け入れられない人、肌が合わない人、あるいはそこからはじき出された人、何かが欠けている人、何かを求めている人としてオウムに入ってきている。
     オウムの道場に行って師に悩みを相談すると、ぱっぱっと対策を教えてくれ、実際に気持ちが楽になる。
     オウムの出家者どうしは、みんな精神の向上を第一に生活していることから基本的に気持ちがあう。
     質問するとすぐに回答が返ってくるから悩まなくていい。
     何か悪いことが起こってたり、失敗しても「カルマが落ちた。良かったね」ですませ苦しむことがない。
     果たしてこれが、自分の考えを持つ人間の生き方と言えるだろうか。
     自分で考えることを放棄しているのではないか。
     「グルを信じてついていくしかない」と、自分の行動原理すべてをグルに預けてしまっているのではないか。
     
     また、理系で優秀な若者たちが、なぜあんなインチキっぽい教祖にひかれてオウムに入信するのか、との考えは私も含め多くの人が持つ疑問だが、この点について村上春樹は「自分たちが身に着けた専門技術や知識を、もっと深く有意義な目的のために役立てたいと考えたのではないか」「広い現実の世界ではなく、ミニチュア疑似世界のエリートになった」と指摘する。
     
     「現実というものは、もともとが混乱や矛盾を含んで成立しているものであるのだし、混乱や矛盾を排除してしまえば、それはもはや現実ではない」ということを多くの人は無意識のうちに受け入れて暮らしている。また、それを受け入れられない人がいることも理解できる。そのような人を受け入れる器のようなものは社会に必要だろう。インタビューに答えた若者たちにとっては、それがたまたまオウムであったということなのだろう。
    41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年1月10日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    本書『約束された場所で』は、副題にあるとおり
    underground(アンダーグラウンド) のパート2
    とも言うべき作品になっています。

    「地下鉄サリン事件」を生んだ人間の魂の暗闇。
    そこに村上春樹さんが鋭く深く迫っています。

    「魂の暗闇」とは、人間の「悪」です。

    ギリシャ・ローマの時代から幾度となく繰り返されてきた戦争。
    人間同士の殺し合い。殺さなければ、殺される。
    なぜ、人間は過去の教訓の蓄積から学べないのか?
    なぜ、この世から戦争や紛争が無くならないのか?

    本書の帯にある言葉が、この問いに答えてくれているように感じました。
    「悪というのは人間というシステムの切り離せない一部として存在する」(311頁)
    「それだけつぶしたりできるものでもない」(311頁)

    悪だけを人間から「切り離せない」以上、悪だけをつぶすことはできない。
    なるほど、もっともです。
    いちおう筋が通った言葉なのですが、なぜか腑に落ちません。

    「約束された場所」とは、どこの場所なのでしょうか?
    本書を読み終えて、
    エピグラフに掲げられたアメリカの詩人マーク・ストランドの詩
    「一人の老人が自らの死の中で目覚める」
    の日本語訳をもう一度じっくり読み返してみました。

    『アンダーグラウンド』というノンフィクションから始まった
    村上春樹さんの人間の「悪」の考察。

    本書は、『アンダーグラウンド』より、一歩文芸作品に近づいた作品です。
    単なる事実の記録に留まってはいません。
    「悪」という事実を生み出した人間そのものについて考えています。
    サリン事件に関わった人間模様から、人間というシステムを深く考察しています。

    人間、「悪」だけをつぶして生きるわけにはいきません。
    「悪」を抱えながらも、生きていかざるを得ないのです。
    生きる決意表明にもなっています。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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