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フォルクスワーゲン ザ・ビートル (ハッチバック) 「いつまでたっても飽きない相棒」のユーザーレビュー
han-chanさん
フォルクスワーゲン ザ・ビートル (ハッチバック)
グレード:クラブ_RHD(DSG_1.2) 2015年式
乗車形式:マイカー
- 評価
-
5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 燃費
- 4
- デザイン
- 5
- 積載性
- 3
- 価格
- 3
いつまでたっても飽きない相棒
2021.12.29
- 総評
- 決して人気車では無いし、走行性能や最新装備の機能性が優れたクルマは他にいくらでもある。
だが、現代に走る自動車として必要充分な機能性は備えており、その上で遊びゴコロのある美しいフォルムを併せ持ち、庶民でも比較的手頃な価格帯で購入できるパッケージ、その観点で見ると素晴らしい完成度だと思う。
それを裏付ける証拠に、この車を選ぶオーナーさんは、所有後の満足度が非常に高く、乗り換える際も同じ車種のアッパーグレードやカブリオレに乗る方が多い。
何気ない毎日の生活が楽しくなり、オーナーさん同士の交流も増え、人生を豊かにさせてくれるクルマ。 - 満足している点
第一に見た目。スポーティーさと可愛らしさを備えたルックス。
性能面では、エンジンはゴルフⅥベースの1.2リッター、所謂ダウンサイジングターボだが、体感ではNAの1.8〜2.0リッターに匹敵する出力で、走行性能は優秀かつ燃費も良い(実燃費14〜18km/ℓ程度)。
ゴルフと同じエンジンでも、車体剛性の高さと低い重心、クーペならではの良好な車重バランスもあって、ゴルフとはまったく異なる乗り口。ガワが違うだけのクルマでは無い。
特にコーナーの車体安定性が高く、非常に曲がりやすい。
乗れば乗るほどスポーツカーに共通するディテールを感じる。
加えてこの車は『Club』と銘打たれた特別仕様車で、VWと正式に提携した楽器メーカーFenderのサウンドシステムが搭載されている。
8スピーカー+1ウーハーと連動したコンポジションメディアと呼ばれるナビにはCarPlayが対応し、スマホやSDカードに入っている全ての音楽データが高音質・重低音で楽しめる。
スピーカーはクセがなくクリアでバランスの良い音質で、クラシックからロックまで幅広いジャンルをカバーできる。
FMラジオの受信音声でさえ美しく、友人が同乗した際には「え⁈これラジオなの⁈」と驚いていたほど。
ドライブに音楽が必須な私にとっては最強の公式装備だと思う。- 不満な点
- 強いて言えば、後部座席の狭さと、ラゲッジルームの積載量の低さ。
- デザイン
-
5
- ポルシェのデザイナーが携わって出来たクルマということもあり、車高を落としリップスポイラーなどでカスタムした個体を見ると、外見は911のシルエットに酷似しているのがよく分かる。
丸目の可愛らしさから、比較対象としてMINIやFIAT500が挙げられることも多いが、これらと比べてThe Beetleが優れているのは前席2席の車内空間の広さ。
車幅が1815mmもあり、ドアの長さからわかる通り、前後スペースも程良い空間が確保されているため、かなりゆったりと寛いで乗車できる。
内装については、通常モデルの場合はボディ同色のインテリアパネルを採用した華やかなカラーリングが特徴的。
(※私の愛車は専用装備のシルバーパネルだったが、ブラック×オレンジの配色へ独自にカスタムして変更済みm(_ _)m)
だが、デザインそのものは堅実なもので、メーター表示やスイッチ類の配置はわかりやすく、直感的に操作ができるよう配慮されている。
(説明書を読まなくても大体の操作が可能なため、説明書を読んだことが無いオーナーさんもけっこう多い💦) - 走行性能
-
4
- スペック上は105PSと非力に見えるが、特筆すべきは最大トルク17.8kgmを発揮するエンジンの回転数が1500〜4100回転時だという点。
これは、アイドリングが1000回転前後として、少し踏み込んだだけでスムーズな挙動ができる扱いやすいエンジンだということを示している。
車体重量が1380kgもあるため、停止状態からの立ち上がりだけはどうしても重さが勝るものの、総じて日常使いとしては非常に安定性が高く出力バランスに優れた走行性能なので、女性や車に詳しくない人ほど運転しやすいと感じる様子。
サーキットで最高速度150km/h以上を必要とするような伸びや、1〜2速からの低速コーナー立ち上がりのクイックさは無いので、1秒を争うタイムを測定するような競技車としてはさすがに向かない。
ブレーキ性能もあくまで街乗りの味付けで、純正のブレーキパッドはダストが多い上に力不足の感があるので、別チューナーが販売しているダストの少ないタイプへの交換がおすすめ。
どうしても速さが欲しい、という方には、2.0リッターR-Lineであれば最大出力211PSを誇り、スポーツ走行にも耐え得るスペックなのでこちらをお薦めしたい。 - 乗り心地
-
4
- 積載性
-
3
- 燃費
-
4
- 価格
-
3
- 故障経験
- 2015年式で製造から6年超え、走行距離11万キロ超えだが、必要だったのは寿命を迎えたバッテリー交換のみで、警告灯の点灯やパーツ故障などは未だに一度も無い。
点検・整備でのオイル・消耗品の交換は普通に心掛けているが、個体そのものが優秀な当たりなのかもしれない。
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