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- 333馬力エンジンを搭載する超高性能ワゴン
フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント 「333馬力エンジンを搭載する超高性能ワゴン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
333馬力エンジンを搭載する超高性能ワゴン
2025.7.29
- 年式
- 2025年1月〜モデル
- 総評
- ゴルフヴァリアントの頂点に立つ高性能モデル。スペックはハッチバックのRと共通で、クローズドコースならばちょっとしたスポーツモデルに一泡吹かせるほどのポテンシャルを備えている。もちろん実用域でも扱いやすく、可変ダンピングシステムの「アダプティブシャシーコントロール」により、快適な乗り心地も得られる。
- 満足している点
- 一段とパワフルになった2リッターターボを搭載し、0-100km/h加速を4秒台で駆け抜けるパフォーマンスが最大の武器。4モーションにより4輪を駆動するので降雪地域でも安心感のある走りが得られ、ワゴンボディによる実用性の高さ、スポーツモデルらしからぬ快適性も魅力。
- 不満な点
- ドライブモードはエコ、コンフォート、スポーツ、レース、カスタムの5タイプを設定。カスタムで好みに仕上げるのもいいが、乗り心地を含めた快適性、変速、パワーフィールはコンフォートがベストで他を使う気にはならなかった。また、インフォテイメントシステムの大型化で視認性は向上したが、使い勝手においては国産車の純正システムのほうが良好。スライド式スイッチの操作性も気になるところ。
- デザイン
-
4
- マイナーチェンジでエクステリアデザインをリニューアル。フロントマスクには左右のヘッドライトをつなぐLEDが装着され、エンブレムも光るようになった。リヤコンビランプも一新されており、スタイリングの洗練度を増している。実用的なヴァリアントだが、Rアドバンスのルックスは驚くほどスポーティかつ上質に仕立てられている。
- 走行性能
-
5
- 333馬力/420Nmを絞り出す2リッターターボは実用域でも扱いやすく、アクセルを踏み込めば圧巻の加速力が印象的。可変ダンパーを標準装備するおかげでタウンユースではしなやかな乗り味が得られ、スポーツモードに切り替えるとロールの抑えられた安定感のある走りが確かめられる。
- 乗り心地
-
5
- 街中で多用するコンフォートモードは驚くほど快適で、Rから受ける荒々しさはまるでない。普段使いでの静粛性にも不満はなく、高性能な高級ワゴンといった仕上がりだ。フロントには専用のナッパレザーシートを装着。座り心地にすぐれ、コーナリンク時のホールド性も高い。
- 積載性
-
5
- ハッチバックよりも奥行きがあり、容量でも圧倒する。タイヤハウスの張り出しも抑えられているので、かさばる荷物も積みやすい。後席は6:4の分割可倒式を採用し、中央のアームレスト部にもスキー板などを通すトンネルがある。
- 燃費
-
3
- モード燃費は発表されていないが、高速走行では車載燃費計で12km/Lほど。一般道と山岳路を含めたおよそ200km区間の燃費は8.9km/Lだった。
- 価格
-
3
- ヴァリアントRアドバンスは757万9000。ゴルフのラインアップではもっとも高価なモデルだ。パサートヴァリアントよりも高価でBMW3シリーズのツーリングもターゲットに入る設定だが、実用的で高性能なワゴンを求めるユーザーにはこんな選択肢もある。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
-
- 新車価格(税込)
-
712.9 〜 774.9
-
- 中古車本体価格
-
18.7 〜 648.0
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