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トヨタ ヤリスクロス 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
204.6 〜 286.0
-
- 中古車本体価格
-
139.8 〜 386.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
2024.12.23
- 年式
- 2024年1月〜モデル
- 総評
- トヨタのコンパクトハッチバックモデル「ヤリス」をベースにSUV化したのが「ヤリスクロス」。2024年1月に小変更を行っている。そのスポーツモデルがハイブリッドモデルとガソリンモデルの両方にラインアップする「GR SPORT」(FFモデルのみ)だ。専用のタイヤとホイールに加え、造形を変えた前後バンパーなどを備える。単に外観や内装を変更しただけでなく、ボディ、シャーシ、パワートレーンのすべてに手を入れた。いずれも自動車メーカーにしかできないメニューだ。
- 満足している点
- 見た目の変更点よりも走行性能が大きく異なる。ここが最良ポイントだ。その違いは標準モデルと乗り比べるとスグに実感できるものばかり。まずボディ各部を補強して剛性を高め、スプリング/ダンパー/ブッシュなどサスペンションの構成パーツを専用に。さらに電動パワーステアリング特性も変更。極めつけはハイブリッドモデルの駆動モーターの特性変更とドライブシャフトの変更。ここまでくると別の車だ。
- 不満な点
- 小さなヤリスをベースにしていることからSUVとなっても居住性のゆとりは少ない。また、インパネやシフト回りは高機能ゆえにスイッチ類が所狭しと並んでいる。使い勝手そのものは悪くないのだが、抑揚をつけたインテリアデザインとの相乗効果でギュッと濃縮された印象が強い。
- デザイン
- スポーツモデルだからといってアクの強さを出すのではなく、ベースのデザインにちょっとだけアクセントを加えたGR SPORTの手法は好印象。GRといえば白や黒のボディカラーをイメージするが、シルバーやセンシュアルレッドマイカを名乗るメタル系の赤色も上品な印象だ。インテリアでは専用のスポーツシートをおごるが、合皮とバックスキン調の落ち着いた表皮の組み合わせで上質なイメージを強めた。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2024.7.28
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 2024年1月の一部改良によってアッパーグリルのデザインを変更(GRスポーツを除く)、フロントマスクのリニューアルを実施。インテリアも上級グレードをメインにメーターデザインを変更、コンソールボックス付きフロントアームレストの採用や一部加飾の見直し、最新のディスプレイオーディオが採用されるなど、全体の質感が向上した。注目のGRスポーツに関しては大きな変更はなかったものの、メーターは全面液晶タイプとなり、細部にピアノブラック調の加飾が採用されるなど、雰囲気がグンとよくなった。
- 満足している点
- どことなく安っぽく感じられたインテリアが一部改良によって質感が高められている。GRスポーツについては7インチTFT液晶カラーマルチインフォメーションディスプレイを採用したおかげで、メーターが見やすく、デザインもずっとよくなっている。シートやステアリングもGRスポーツ専用で、とくにシートは座り心地、ホールド性にすぐれる。タイヤも専用品となり、しっかりとした乗り味が印象的だ。
- 不満な点
- Zグレードに標準の運転席パワーシートはモーター音が安っぽく、レバーの操作性もいまひとつ。一部改良でインテリアの質感が高められたが、アームレストなどに張られたソフトパッドの厚みを増やすなど触感の改善もお願いしたい。
- デザイン
- フロントグリルまわりのデザインが変更されたことで見栄えがさらによくなった。GRスポーツはエクステリアデザインの変更はないが、ハイブリッドモデルについてはリヤのエンブレムが新デザインとなっている。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.6.29
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 走りの質や燃費性能、デザイン、機能性、そして価格と、あらゆる面で高いレベルを持ったコンパクトSUVの大本命だ。もちろん、価格相応の部分も少なくないが、総合的なコストパフォーマンスの高さは、当代トップレベルと言えるかもしれない。
- 満足している点
- 欧州仕込みのエクステリアデザインと走りの質の高さは、これまでのコンパクトSUVとは大きく異なるものだ。ハイブリッド車は燃費性能もクラストップレベルであり、安全装備や使い勝手についても高い水準を誇っている。そういった意味で、非常に総合力の高いモデルと言えるだろう。
- 不満な点
- コンパクトSUVであるため、ある程度のチープさは受け入れなければならないが、それでもインテリアのデザインはもう少し「意志」が感じられるものにしてほしかったというのが本音だ。また、コンパクトSUVであるからこそ、多くの立体駐車場の上限である1550mmに全高を収めてほしかった。
- デザイン
- 欧州におけるトヨタは、日本や北米ほど大きなシェアを獲得していないことから「チャレンジャー」であると言える。したがって、欧州市場をメインターゲットにしたヤリスクロスのデザインには、チャレンジングな要素が少なくない。コンパクトながら「ワイド&ロー」に見えるそのスタイリングは、そうしたチャレンジングな要素のひとつだ。良くも悪くも、これまでのトヨタのコンパクトカーとは異なる系統のデザインであるが、圧倒的な販売台数を見る限り、ヤリスクロスのデザインは日本のユーザーにもしっかりと刺さっていると言えそうだ。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2024.6.26
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 2024年1月のマイナーチェンジによって、フロントマスクが大人っぽくモダンに。インテリアは見やすいメーターや、コネクテッドナビが5年間標準装備のディスプレイオーディオ搭載など、使い勝手も進化しました。安全装備も充実しており、都市部を中心に1〜2人で使いながらたまに多人数で乗る、というライフスタイルにぴったりのコンパクトSUVです。
- 満足している点
- 従来モデルはヤリスと共通ということがわかる、ちょっとしたアームレストしか装備されなかったのですが、今回からはコンソールボックス付きのしっかりとしたアームレストが装備され、走行中のリラックス感がアップ。インテリアの上質感も高まり、大人が乗っても満足度がアップしていると思います。
- 不満な点
- 同じトヨタのライズや、他メーカーのコンパクトSUVと比較しても後席のタイトさは気になるところです。ドア開口部も狭いので、乗り降りがしにくいと感じる場面や、チャイルドシートのお世話がやりにくいと感じる場面もありそうです。
- デザイン
- 従来モデルはつるんとした未来的なフロントマスクが特徴的でしたが、今回のマイナーチェンジでよりSUVらしい力強さが加わりつつ、モダンで大人っぽいデザインになったと感じます。上質感がアップし、熟年世代がダウンサイジングして乗るクルマの候補としても魅力的に映りそうです。
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- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
カジュアルに乗るならFFで十分、だが4WDの実力も侮れない!
2023.12.21
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- ヤリスではちょっと物足りないというユーザーには魅力のある選択肢。ガソリン、ハイブリッドとも軽快な走りが得られ、なかでもハイブリッドはクラストップレベルの経済性が光る。4WDシステムもガソリン車には駆動トルクをリヤへ積極的に配分するダイナミックトルクコントール4WDを採用。ハイブリッドには後輪をモーターで駆動するE-Fourを採用する。走破能力を高めるトレイル4WDモードもあり、降雪地域においてもより安心感のある走りに貢献する。
- 満足している点
- カジュアルなスタイリングに実用性の高さが同居したパッケージングが魅力。コンパクトクラス並みに運転しやすく、パーソナルユースとしては十分なラゲッジルームも備わる。経済性にも優れており、ハイブリッドはこのクラスでトップレベルの経済性をもたらす。
- 不満な点
- せっかくのコンパクトSUVなのに、高さ制限(1550mm)のある立体駐車場には入らない。インパネデザインはヤリスと細部が異なるものの、全体の質感はいまひとつ。エクステリアデザインに見合った新しさを感じさせる内装も欲しいところ。
- デザイン
- 基本骨格をヤリスと共用しながら、まったく別のデザインで仕立てられたコンパクトSUV。“ロバスト(頑強さ)”を表現したエクステリアは新しさを感じさせるものだったが、デビューから3年も経過すると街中で見かける機会も多く、見慣れてしまった感もある。ガソリン車とハイブリッドでデザインにこれといった違いはなく、お洒落な実用車といった雰囲気がある。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.12.20
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- コンパクトモデルであるヤリスをベースにしたヤリスクロス。ガソリンモデルとハイブリッドがあり、駆動方式はFFモデルと後輪に独立した駆動モーターを持たせたE-Four(4WDモデル)を用意する。さらにGR SPORTとして外観、内装、走行性能を高めたモデルも用意する。専用サス設定にボディの高剛性化がメニューだ。
- 満足している点
- ボディサイズは全長4180(4200)mm×全幅1765mm×全高1590mm(アドベンチャーの値)と日本の道路環境でも扱いやすい。そこに燃費数値の良いパワートレーンを組み合わせ、先進安全技術群であるトヨタセーフティセンスを盛り込んだ。売れ筋となる要素だけで構成されているから、発売以降、人気が衰えない。
- 不満な点
- とはいえ、輸入車を含めるとコンパクトSUV市場は百花繚乱となり、個性の薄いモデルは選ばれにくくなっている。また、登場から3年が経過したことで供給が追いつきつつあり市場でも見かける機会が多くなってきた。性能は未だに第一級レベルだが、レクサスLBXという選択肢も増えるなか、次の一手が望まれる。
- デザイン
- ベースのヤリス同様に、抑揚のある面構成でデザインされた。SUVは最低地上高が高めに設定されており(ヤリスクロスは170mm、GR SPORTは160mm)、腰高感を助長する。ヤリスクロスは短い全長(4180mm/4185mm)ながらフェンダーアーチモールとドア下部モールの相乗効果で凝縮した。まさにお手本デザイン。
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- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2023.12.17
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 世界的なコンパクトSUVブームを背景に生まれた、小さなクロスオーバーSUV。これが使ってみると非常に便利なクルマで、まずコンパクトカーとしては後席や荷室が広いパッケージングだからファミリーユーザーにもぴったり。ハッチバックのヤリスより実用性が高く、コンパクトステーションワゴンのような感覚と言っていいでしょう。そのうえクロスオーバーSUVだから地面に対する着座位置が「高すぎず低すぎず」の絶妙さで乗り降りがしやすく、道から駐車場に入るときの段差なんかも背の低いクルマより気にならないから運転が楽。驚くほど使い勝手がいいです。
- 満足している点
- コンパクトカーとは思えない後席と荷室の実用性、そして良好な燃費。さらには価格もリーズナブルなこと。これだけいい条件が整っているのだから売れないほうがおかしいですよね。
- 不満な点
- なにかありましたっけ?内装の質感がもっと高ければいいな……と思うこともありますが、それはクラス相応というか価格相応ということで。もう1つ。運転席に電動シートを用意しているのはありがたいですが、そのスイッチの動きにちょっと違和感がありますね。使い始めればすぐに慣れますが。
- デザイン
- 「ヤリス」という名前がつくヤリスファミリーですが、デザイン的にはヤリスとはまったく別物ですね。そんなヤリスクロスのデザインを見て感じるのは、好き嫌いなく誰でも受け入れられるデザインだなってこと。個人的な注目はフェンダーの張り出し感。限られた車体サイズの中でよく頑張ったなと思います。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2021.10.29
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- デザインが気に入り、小回り性能がいいコンパクトSUVを探しているシングルもしくはカップルに最適の1台。4WD性能に自信アリなので、アクティブな趣味を持つ人や積雪地域の人にもぴったりだと思います。
- 満足している点
- ハイブリッドにもe-Fourという4WDが設定されており、オフロードのプロも驚くほどの走破性を持っているので、雪道やちょっとした荒地でも安心なのが嬉しいところ。もちろんガソリンモデルの4WDも優秀です。
- 不満な点
- ライズと比較して、価格が高いのでこちらの方が広いだろうと思いきや、後席はタイトで子育て世代にはあまりオススメできません。ドア開口部も狭いので、乗り降りがややしにくい場面があるのも残念なポイント。
- デザイン
- つるんとむき卵のような、コンセプトカーがそのまま市販車になったような、好みは分かれるところですが新しさのあるデザイン。しっかりとリヤホイールハウスが張り出した踏ん張り感など、SUVらしさもあります。
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- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2021.9.30
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 「コンパクトSUVを突き詰めると、こういうモデルになるのかな」と思うくらい、細部まで練りこまれた性能を持っているヤリスクロス。クルマ好きにとっては、万能選手すぎて面白味が少ないかもしれないが、初めてコンパクトSUVを買う人や、「そろそろ子供が手離れしたので小さくて便利なモデルに買い換えたい」という人であれば、不安なく所有できる優秀なモデルだと思う。
- 満足している点
- とにかく全ての要素が平均的でバランスが取れているモデル。運転しやすいし、荷物も入るし、燃費も良いし、安全装備もある……。良い意味で癖がなく、万人にしっくりと馴染むクルマ。
- 不満な点
- 万人向けの万能選手だからこそ、従来のクルマ好きにとっては心に引っかかる部分が少ないかもしれない。「自分らしいクルマが欲しい」という方にとっては、多少性能は劣ってももっと個性的なモデルを検討することをおすすめする。
- デザイン
- ベースとなったヤリスと比較すると、シンプルで親しみやすいデザインになっているなという印象。個人的にはヤリスよりも落ちついたデザインが良いと感じたが、「ちょっと宇宙人っぽくて苦手」という反応もよく聞く。賛否はあるかもしれないが、客観的に見て、老若男女誰でも運転して似合うデザインになっていると感じた。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
2021.9.30
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- 後部の居住空間が狭いということと、ガソリン車の3気筒1.3Lエンジンは少々ガサツに感じられますが、それ以外は欠点らしい欠点のない、コンパクトSUVとしてのオールラウンドな魅力を備えた一台です。売れてる理由はよくわかります。
- 満足している点
- ガソリン車の4WDはそうでもありませんが、ハイブリッドは2WDも4WDも「よく走る、実用的でビジュアルも悪くない、手頃な予算で買えるSUV」です。
- 不満な点
- リアの居住空間はライバルよりも確実に狭く、乗り心地も若干硬めです。ここが気になる人もいるでしょう。
- デザイン
- フロント中央部と下部、さらにフェンダー部までを立体的な構成とすることで精悍な印象を持たせていますが、かといってゴテゴテした「厚化粧感」のようなものはない、飽きのこないデザインといえます。
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