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- 高級送迎という新しい価値観
トヨタ グランエース 「高級送迎という新しい価値観」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
高級送迎という新しい価値観
2021.9.30
- 年式
- 2019年12月〜モデル
- 総評
- 必要とする人や合う場所はどこかにあるクルマだとは思うものの、TOKYO2020オリンピックで各国のVIPを送迎するという使命が不発に終わり、ファミリーユースにも向かず、取り回しにも苦労する大きさがネックになっています。
- 満足している点
- 3列目にも2列目と同じゴージャスなシートがあるミニバンは、世界中探してもグランエースだけ。6人乗り「Premium」はホテルや葬儀場の送迎車としてドンピシャにハマる一面を持っていると思います。
- 不満な点
- 最低地上高が175mmとSUV並みに確保されている上、室内に入るためのステップが想像以上に高く、子供やお年寄りの乗り降りはグリップを掴んでヨイショと階段を上がる感覚。そのため天井も低めになっています。
- デザイン
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3
- Vクラスをベンチマークしたというだけあって、ワイド感を際立たせた迫力満点のフロントマスク。でもサイドビューとリヤビューはちょっと商用車っぽさが残っている気も……。さすがにエアロパーツも純正では用意がないのが寂しいところ。
- 走行性能
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3
- ボディラインが直線基調なので、予想よりも見切りはよく、450Nmのトルクで発進加速にもかったるさはなし。市街地でのストレスはそれほどなかったのですが、高速道路に入るとステアリングがふわっとして足ももう少し重厚感が欲しいと感じました。
- 乗り心地
-
4
- 高速道路では路面のうねりを拾ってしまい、やや振動が大きめ。でもとにかくシートが厚みのあるクッションでゆったりとしており、オットマンにアームレスト、左右が折れ曲がるヘッドレストで夢の中へ誘うVIP気分満点です。
- 積載性
-
3
- 6名乗車時でもスーツケース4〜5個が積めます。
- 燃費
-
3
- 2.8LディーゼルターボでWLTCモード燃費が10.0km/Lですが、高速移動メインならもう少し稼げそうなくらい、低回転でクルージングできます。トルクもあるので、市街地のストップ&ゴーも予想より良さそうです。
- 価格
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4
- ゲストを迎える4席全てがプレミアムなシートとなる6人乗りは、唯一無二の価値観があるため650でも安く感じるくらいですが、8人乗りならアルファードでも良いように思え、620は微妙なところです。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
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620.0 〜 650.0
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- 中古車本体価格
-
461.0 〜 1140.0
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