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- 誰もが憧れる現代のFRスポーツ
トヨタ 86 「誰もが憧れる現代のFRスポーツ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
誰もが憧れる現代のFRスポーツ
2022.12.22
- 年式
- 2012年4月〜モデル
- 総評
- 2012年から販売が開始された、初代トヨタ86。現代のコンパクトFRスポーツカーとして大人気を博したモデルです。今では2代目となるGR86が登場し、大幅に性能は進化しましたが、初代の魅力はいまだに色褪せていません。
- 満足している点
- 2ドアクーペではあるものの、後席にも人が乗れるスペースがあり、4人乗りも使えるところは◯。大きすぎず、小さすぎないサイズ感なので、スポーツカーとしての運動性能は高いいっぽうで、ドライブなどのグランドツーリングも楽しめるモデルです。
- 不満な点
- 発売当時は、86のようなスポーツカーはほとんどなかったため、最新鋭のとても楽しいFRスポーツカーでした。ただ、新型が出た今となると、デザインやドライビングフィールなど、全体的にやや古さを感じるようになったことは否めません。
- デザイン
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4
- 新しいFRスポーツとして登場し、新型でもその流れを踏襲している86。今では初代のデザインは、やや古く感じますが、スポーツカーとしてのシンプルなかっこよさは健在。自分好みにカスタムできる幅の広さも魅力です。
- 走行性能
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4
- マイナーチェンジが何度か加えられているため、年式によって走りの印象も違う86。2016年以降のモデルは、ボディ剛性の向上やサスペンションの改良、低速域のトルクアップなど、走行性能が引き上げられているため、個人的にはこの年代以降のモデルをおすすめします。
- 乗り心地
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4
- スポーツカーとしての乗り心地で考えれば十分だと思います。ただ、作りは10年前のクルマなので、フロアの振動やロードノイズ、機器類がガチャガチャしている音などがキャビンに響いてくるので、それをどこまで許容できるか、あらかじめ確認しておいた方がいいかもしれません。
- 積載性
-
4
- 後席スペースが設置されていて、大人がゆったり座るのは難しいものの、4人乗りの86。トランクスペースには旅行カバンやちょっとした買い物袋などを載せることができます。後席を倒せば長物も搭載できるので、FRのコンパクトスポーツカーとしては十分なスペースだと思います。
- 燃費
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4
- JC08モードで約12〜13km/Lなので、WLTCモードで計測するとさらに燃費は悪化しそう。2Lの水平対向4気筒エンジンということもあり、そのパワーや楽しさと引き換えに燃費が悪化するのは仕方ないかもしれません。
- 価格
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4
- 当時の新車価格は、特別なグレードを含めなければ200後半〜300中盤でした。若者が手にするにはやや高い金額でしたが、中古車を見てみると、走行距離が5万km以下のモデルでも、200を切るモデルもちらほら。初めてのスポーツカーとして乗りやすくなっている点は◎。
- 伊藤 梓
- 自動車ジャーナリスト
- クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。パーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関係の動画やトークショーなどにも出演している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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- 中古車本体価格
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62.9 〜 847.9
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- 新車価格(税込)
-
267.2 〜 358.6
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