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- 今どき珍しい純情ピュアスポーツ
トヨタ 86 「今どき珍しい純情ピュアスポーツ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
今どき珍しい純情ピュアスポーツ
2021.3.17
- 年式
- 2012年4月〜モデル
- 総評
- モデル末期を迎えてはいますが、「比較的安価な予算で買える、ピュアで本格的なスポーツカー」としての個性と価値はいまだ色あせていません。この種の車(スポーツカー)が好きな人にはおすすめできる一台です。
- 満足している点
- 一般的な直列エンジンではなく「水平対向エンジン」を採用したことによる、重心の低さを生かした俊敏で安定感あふれる走りは、他の車では味わえない類の面白さです。
- 不満な点
- 居住性は当然ながら良くないですが、この車の場合は、それを「不便な点」とは言わないでしょう。気になる点はさほどないスポーツカーですが、強いていえばのレベルで、後方視界はあまり良好ではありません。
- デザイン
-
3
- 低重心であることを徹底的に追求したフォルムと、黒を基調としたインテリアデザインは「スポーティ」であることは間違いありません。あとは好みの問題で、これが好きという人もいるでしょうし、子どもっぽいと感じる人もいるかもしれません。
- 走行性能
-
4
- 2016年7月のマイナーチェンジで6MT車のエンジンの吸排気系を改良するとともに、ボディ剛性の強化とサスペンションの改良も実施。これにより車の“反応”はさらに鋭くなり、扱いやすさも増しています。2017年11月に追加されたスポーツグレード「86 GR」は、乗り心地はやや硬めですが、ピュアなスポーツカーとしての気持ちよさが堪能できます。
- 乗り心地
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4
- スポーツカーですので当然やや硬めですが、2016年7月のマイナーチェンジでボディ剛性が大幅に向上したことにより、決して不快ではありません。
- 積載性
-
4
- トランクは意外と大きく、ゴルフバック2個を収容可能。後席の背もたれを倒せば、さらにいろいろな道具類などを積載することも可能です。
- 燃費
-
3
- WLTCモード燃費は6MT車が12.8km/Lで、6速AT車が11.8〜12.0km/L。水平対向エンジンを搭載するスポーツカーとしてはまぁ標準的なところでしょう。
- 価格
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4
- 上級グレードの車両価格は300台半ばですが、エントリーグレードであれば260台から300ちょいの車両価格です。近年の車のなかでは「安い」といえます。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
-
- 中古車本体価格
-
62.9 〜 847.9
-
- 新車価格(税込)
-
267.2 〜 358.6
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