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テスラ モデルY 「確かに賢いんだけどな-テスラ・モデルYに乗った。」のユーザーレビュー
こゆ&すいぱぱさん
テスラ モデルY
グレード:ロングレンジ_AWD_RHD 2025年式
乗車形式:試乗
- 評価
-
3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 燃費
- -
- デザイン
- 4
- 積載性
- 5
- 価格
- 3
確かに賢いんだけどな-テスラ・モデルYに乗った。
2025.9.15
- 総評
- まだ買うと決めたわけではないが、次期車を検討するに当たり家族の意見を聞いたところ、アンビエントライトがあって後席用モニター&リクライニングがあるクルマが良い(本人はレクサスLMとか言っていたが、一も二もなく却下w)と言うので、久しぶりにテスラに乗ってみることにした。
相変わらず奇抜な操作系に戸惑うも、これまた相変わらずスムーズで静かなパワートレイン、開放感溢れる室内、ゆったりとした乗り心地に感心した。
ただ、これもまた相変わらずで、スタッフの方は表面的にはとてもフレンドリーなのだが、良いことしか言わないし、バッテリーの発火が不安だと告げると「何言っちゃっているんですか」みたいな言い方で「電気自動車はガソリン、ハイブリッドに比べて圧倒的に発火率は低い」ことを強調するだけで、少し突っ込んだ質問をすると話がどうもかみ合わない。と言うか、時折こうして人を見下した態度をとるところが、自分がテスラを苦手とする所以なんだよなぁ。
あと、確かにBEVはガソリン車に比べてメンテナンスコストは安く済むのかもしれないが、高い修理費用や保険料についてもきちんと説明して欲しかった。
テスラは乗ると確かに良い。新しい考え方に基づいて作られていることも分かる。ただ、この会社が作る車を信用してよいのかどうか、やっぱり確信が持てないのだ。 - 満足している点
- 1. 当然静かで滑らかなパワートレイン。
2. 段差を乗り越えてもミシリとも言わない、強靭なボディ。
3. 5年前に乗ったモデル3に比べて内外装のクオリティが上がった。
4. 明るくて広い室内。
5. 専用モニターに加え、電動リクライニングが付いた後席。 - 不満な点
- 1. 従来比でクオリティが上がったとはいえ、欧州プレミアムブランドほど質感は高くない。
2. ドアハンドル、ウィンカー、その他、独善的で使いづらい操作系。
3. 良いことしか話さないテスラの人。
4. 不満と言うか不安なのだが、高い修理費用、高い保険料。
- デザイン
-
4
- 外装は☆3つ。
昨年フェイスリフトが行われ、ヘッドライトとテールライトが流行の横一文字タイプになった。
ツルっとしたデザインは今でもさほど古さを感じさせないが、相変わらずドアハンドルは操作が直感的ではなく、使いづらい。
内装も☆4つ。
ステアリングとウインカーレバー、そしてモニター以外に何もないインテリアは今でも斬新。しかし、装備は充実しており、シートにはベンチレーションが付き、電動チルト&テレスコピックステアリングも付く。
シフトも含め、ほとんどの操作をタッチパネルとステアリングに埋め込まれたボールスイッチで行う。大画面を利してタッチパネルの操作は階層が深くならないよう工夫されているが、運転中の操作は難しい。そして、結果的に余計なアクションが一つ増える(ステアリングのボタンを1回押すか、音声で指示を出してからボールボタンで選ぶ)のが地味にウザい。例えばミラー角度調整の操作なんてすごく回りくどい。
ステアリング、ペダルの配置について、ペダルが若干左に寄っているきらいがあるが、悪くもない。 - 走行性能
-
4
- 今回試乗したのは4輪駆動のロングレンジ。フロントに158kW/240Nm、リアに220kW/350Nmのモータを配置する。車重は意外に軽く、2トンを切る1,990kgだそう。
0~100km/h加速4.8秒の実力は伊達ではなく、アクセルを踏み込むとヘッドレストに頭がめり込むような加速を披露するが、同乗者は不快だろう。とはいえ、決してドライバーの意思以上の動きをすることはなく、扱いやすさも持ち合わせている。
運転支援はオートパイロットと呼ばれるACC+LKAが標準だが、43.6のエクストラでエンハンスト・オートパイロット(自動駐車機能がつく)、87.1でFSD(完全自動運転ができるかもしれないパッケージ?)が選べるそう。ただ、これは買った後でいつでも装着できるらしいので、最初は標準のままで行くユーザーが多いらしい。
実際に一般道でオートパイロットを試したが、車の脇をすり抜ける二輪車もきちんと認識するので、さすがに能力は高い。
ただ、スタッフの人が「テスラはアメリカで完全自動運転をやっているので、他メーカとはレベルが違う」と言うが、所詮FSDですらレベル2なので、レベルが違うとは言い過ぎなんじゃないかとは思う。 - 乗り心地
-
4
- 乗り心地については、巌のようなボディのお陰で市街地では非常に快適。段差を乗り越えてもボディはミシリとも言わない。
後席にも乗せて頂いたが、足元はとても広く、BEVに在りがちな床の高さも気にならず、グラスルーフの明るさもあって、非常に快適。しかも後席専用のモニターも、電動リクライニングが付く。
装着タイヤをチェックするのを忘れてしまったが、確かミシュランのeプライマシーかパイロットスポーツ系の255/45 R19を履いていたはず。 - 積載性
-
5
荷室は5人乗車時で854Lだという。
写真ではそこまで容量があるように見えないが、床下の収納がデカいことが効いている。さらにフロントに117Lの収納スペースがある。- 燃費
-
-
- 今回は実際に計測していないが、ロングレンジの航続距離はWLTCモードで635km(RWDは547km)。実力8割として、500kmは無充電で行けそうである。
家族旅行で使うことを考えると、やはりロングレンジは欲しい。
なお、当然停車中も電力を使うが、一晩当たりバッテリー容量の1%程度だと言う。 - 価格
-
3
- ロングレンジ版は約647。
国のCEV補助金、都のZEV補助金を合わせると150程度戻ってくるようなので、500前後で買えることになる。
しかもEVなので、燃料代やメンテナンスコストが低いのがメリット。
ただ、ぶつけたときの修理代や保険料など、意外なところで出費が嵩むのは注意が必要。 - 故障経験
- 試乗につき、特になし。
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-
- 中古車本体価格
-
285.8 〜 750.8
-
- 新車価格(税込)
-
558.7 〜 647.6
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