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テスラ モデルX 「TESLA Model X 75D」のユーザーレビュー
どーだいさん
テスラ モデルX
グレード:75D_RHD_AWD 2016年式
乗車形式:マイカー
- 評価
-
4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 燃費
- 3
- デザイン
- 4
- 積載性
- 5
- 価格
- 3
TESLA Model X 75D
2019.4.3
- 総評
新しい車の乗りはじめた高揚感もあるだろうが、全く音と振動がないなかでアクセル踏み込むとともにトルクフルに走行する不思議な感覚と、2018年時点で最もスペックの低い75Dでも感じられる飛んでいってしまうんではないかと思うほどの加速性能、低重心からくる安定感、安心感など、オートパイロット絡みでいろいろ言われてしまうが「車」としてとても良くできていると思うし、毎日運転するのがとても楽しい。- 満足している点
電気自動車であるという事によってもたらされる駆動系の滑らかさ、静粛性など。
普通に運転すれば運転しやすい普通の車。ちょっと踏み込めば飛んでいくかのような加速を味わえ、低重心ゆえ高速道路のカーブも吸い付くように曲がっていく。
客寄せパンダと思われがちだが、かなり実用性の高いファルコンウィングドア。
ボディーの造形が、フェンダー等が変にグラマーに膨らんだりしていないので、大きな車体の割には車両感覚がつかみやすい。
頭上にまで及ぶフロントパノラミックウインドシールド。
天井は低めだがグラスルーフのため意外と頭のクリアランスはある。
3列目が実用的。そしてシートが実に座りやすい。
3列目を倒すと現れるかなり大きなカーゴスペースと、そのカーゴスペースの下に隠れた大きな収納、
そしてそこそこ大きなフロントトランク、2列目座席下のスペースと、本体だけでもかなりの積載力があるのに、さらにトゥバーが標準でトゥバーキャリアーが付けられるところ。
クリームプレミアムの内装。
12個のソナーと8個のカメラ、フロントのレーダーで常に周囲を監視し、安全に運転ができるようにサポートしてくれる。
トラフィックアウェアクルーズコントロールは、最早何の不安も躊躇もなく使える。車間距離は下道ではレベル2程度で、高速だと5〜7程度使用すると安心。
オートステアリングも急カーブでハンドル操作をドライバーに戻すことはもはや殆どなく、二人羽織感覚で運転を手伝ってもらえる。
オマケのようなサモンが、狭いガレージに出し入れする際には実に役に立つ。
そしてこれらの機能がどんどんアップデートしていくということ。
アップデートで車内でYouTubeやNetflixまで見られるようになった。
アップデートでSpotifyも使えるようになり、Bluetooth経由に比べて明らかに音が良くなった。- 不満な点
- 納車時から外装に関する問題(塗装、パネルチリ合わせ、ルーフの大きな傷)がある。
全幅が1999mmと大きく、右折レーンではかなりセンターラインに寄せないといけないので怖い。
駐車場をかなり選ぶ。
iPhoneはUSB接続ができずBluetooth経由でしか音楽が飛ばせない。
OTAアップデートは、自宅駐車場にwi-fiが飛んでないと降ってこない。
75kWhだと、遠出の際に充電計画がシビア。
期待していた標準装備のトゥバーは垂直荷重が54kgとライトな設定で、トゥバーキャリアーを乗せて使うにはスペック的に心許ない。
- デザイン
-
4
- ヌルッとしたフロントマスクは好き嫌いが別れるところ。僕は好きですが、妻は「顔が宇宙人みたい」で「ズラッと並んでいると怖い」と言います。リアビューは普通と言えば普通かもしれませんが、綺麗なLEDコンビネーションランプは好きです。
内装はクリームプレミアムですが、ナチュラルオークデコールで飾られたインテリアは北欧テイストでかなり美しいです。 - 走行性能
-
4
- とにかく駆動系が滑らか。
ほぼワンペダルで加減速ができ、回生ブレーキの効き具合にもすぐ慣れて、むしろワンペダルによる運転が楽。
75kWhのバッテリーと標準のモーターなのにもかかわらず、飛んでいくような加速っぷり。(P100Dのルーディクラスとかどうなってしまうのか心配…)
最小回転半径6m越えの割には取り回しで苦労しない。
カーブは低重心ゆえロールがほぼ感じられず、ほぼオンザレール感覚で運転できて怖さがない。 - 乗り心地
-
4
- 比較的硬めの乗り心地だが、不快感はない。
とにかく静かで、無振動。空飛ぶ絨毯に乗っているかのような感覚。
高速ではそれなりに風切り音はするが、声を大きくしなければならないほどではない。
シートがぴったりと包み込んでくれる感覚で、ホールド感があって良い。 - 積載性
-
5
- クロスオーバーSUVとしては大きな2200L程度の積載力にくわえ、トゥバーキャリアーでさらに300L追加できて、牽引すればさらに積載できる。
実際の積載性についてはキャンプ後に報告。
<追記>
家族5人で車中泊キャンプとテント泊キャンプに行きましたが、2泊程度であればトゥバーキャリアなど必要なく、難なく積載できてしまいます。7シーターですが、2列目の足元がスカスカなので小物が結構入ります。フランクにはノルディスクのレイサ6一式が余裕で入ります。
車中泊は2列目の3列目を倒せば広大なベッドスペースができるので、そこで子供3人を川の字で、大人2人は前席を倒して…5人で快適に過ごすことができました。 - 燃費
-
3
- 200kmほど走って、幹線道路を使った通勤時で220kW/km程度と、乗り出しとしては良好な値が出ていると思う。
<追記>
13000kmほど走って、240kW/km弱程度の電費となっています。冷暖房にさほど気を使うことなく過ごすとこんなものかもしれません。最新型ravenの電費がやや羨ましいです。
やはり冬季はただでさえ電費が悪くなるところに暖房でもかなり電気を食うので、ヒートポンプを採用した最新式モデルYが、コレまた羨ましいです。
シートヒーターは思ったほど電気を食わないので、なるべくシートヒーターを使うことをお勧めします。 - 価格
-
3
- 2019年3月にイーロン・マスクが突然の値下げを敢行し、その直後に撤回したまさにその時に都合良く在庫車を購入したので、結構な割安感はありました。現在はスタンダードレンジの設定がないので乗り出し価格が高くなってしまいますが、さほど電費の良くないモデルXならロングレンジを選んでおくのが吉です。
完全自動運転オプションは納車後しばらくしてから何故か高めの時に購入してしまいました。EAP付きの車両だったのに割高な価格でしたが、今の価格を考えれば半額程度なのでよかったかなとも思います。今の所なんの恩恵も受けてません…(苦笑) - 故障経験
- フロントボンネット周り、リアハッチ周りの塗装不良。
メーターパネル、コンソールパネルのフリーズ。
ファルコンウイングドアおよびフロントウインドシールド、ルーフパネルから4回にわたる雨漏り。これが厄介で、結局はこれが決め手となって手放すことになってしまいました。フリーモント工場…頼むよ。
運転席側ドア、両ファルコンウィングドアとボディーの干渉による塗装剥げ。
その他、インテリア部品の組み付け不良。
など
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