スバル インプレッサハッチバックSTI 「後付け　速けりゃいいってもんじゃない (ゴメン)」のユーザーレビュー

後付け　速けりゃいいってもんじゃない (ゴメン)

2023.9.3

総評

中古車選びもできない新車でこれだから、ついてないカーライフを引き当ててしまったんでしょう。
ただ、そんなことを露知らずの買取業者は査定には出てこない素性だから、中古車高騰時代もあってか高価買取してもらえたと感じてます。　あ、余談ですが雑学材料として言うと、車検証上でもこのspec C2代目から一切インプレッサという車名付いてなく、WRX stiの記載のみです。形からインプレッサと見がちですが、正確にはここからインプレッサと別れる路線になりました。

満足している点

前車に比較すると過激さは置いといて、パッケージングでは利便性が高いこと。

不満な点

よく曲がる、逆に言うと真っ直ぐも気を抜けくなる直進性と引換かと思うほど、試乗した通常仕様車と違うため、心のやり場に苦労した。　あと、夏の虫の出る季節は虫の貼り付きが異常に多いバンパーだった。空気抵抗大だからかと思う。前後の乗った車は流れる造形でそんなに付かなかったからです。これ、大事なことで、すぐ対処しないと大変なことになるから、手間の大小で時間の損得にもつながります。

デザイン

3

ハッチバック車ながらルノー5ターボを思い出させるシルエットは他のハッチバックとは違う満足感があった。

走行性能

5

過激だったが、SIドライブを切り替え忘れて、ズッコケ加速も結構やりました。リセール理由で弄らないと決めてたせいで、アライメントすら調整しなかった。これをやったら少しはマシになったのかもしれないが、まともに真っ直ぐ走ってくれないのは悩みの種でした。
あ、そんな中でもDCCD(ドライバーズセンターコントロールデフ)はこの車の売りで基本➖にしてハンドリングの自然に曲がる感覚を重視して使い、高速などほぼ直線はこの車の癖を消すべく➕にしてました。少しは緩和されました。
あと、タイヤは最初から着いてたポテンザの標準採用のやつは履き比べずに1回履き替え。高かったけど独特のパターンも良かったと思います。

乗り心地

2

stiのだから・・・で解釈したがるが、固めれば良いとは思えなかった。突き上げが酷く、例えばコーナー前の警告ゼブラなんか、躍ねまくりで吸収なんかせずダダダダダダでした。シャシーも硬さをアピールしてたから　笑　そこへ開発陣は『いなす』という必要性を感じたんじゃないかな？

積載性

5

前車に比べると買い物が楽になった。

燃費

3

タービンが回る約2200以上は燃費が落ちるので、それまででシフトアップしてたが、トルクが細く、1500以下は使えないのでギアチェンジをしなければ困ることも多かった。通常ではAV7〜8、高速メインの場合で80キロ程度巡航でAV12程度だった。

価格

3

高いと感じた。ハズレではなくても、走りに振った軽量モデルだとしても、プラむき出し内装は萎える。

故障経験

ブレーキキャリパー に泣かされた。峠の下りで使えばすぐ効かなくなり、止まってても踏めば『ギギギ』と鳴る。こんな見た目だけのキャリパー はない。対策版が出ないのか待っていたが、揉めてて出そうにないと言われていた。
他はパワーウインド上がらず、可倒ミラーの調子悪化、車内の異音多数。それと、持病のバンパー垂れ下がりは暑い時期になるとそうなって、交換もしました。多少の妥協もありますが、ホイルアーチのバンパー部に段差が出来るのは当初から残念だった😢
それから、手放す頃(10年経過)でパワステ系が悪くなったのか、切るのが早いと、ギコッと異音が出だした。この経年ではタイヤが勝ち過ぎてたのかもしれない。