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スバル インプレッサ(ハッチバック) 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
274.5 〜 351.5
-
- 中古車本体価格
-
19.0 〜 319.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 2
- 価格
- 3
2024.1.31
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- スバルらしい質実剛健なつくりは、「良いクルマ」であることをひしひしと感じさせる。水平対向エンジンによる気持ちの良い走りや、熟成された足回り、視界と居住性に優れた室内など、クルマとしての基本性能は高い。その反面、デザインやパワートレインにある種の野暮ったさを感じる部分も多く、新しいものを好むユーザーはいくらかの不満を覚える部分も多いかもしれない。
- 満足している点
- 剛性の高いボディとしなやかな足回りが生み出すハンドリングは、このカテゴリーにおいて随一のレベルを誇るものだ。質実剛健なつくりのエンジンはもちろん、運転席周りの質感やシートの快適性、先進安全運転支援システムの充実なども含めて、ステアリングを握るドライバーの満足度は非常に高いと言えそうだ。さらに、それをこの価格帯で実現しているのは、運転を楽しみたいユーザーにとってはありがたいと感じることだろう。
- 不満な点
- このクラスとしては必要十分なパワートレインを備えていることの裏返しとして、燃費性能は決して良くない。先進的な安全運転支援システムを備えている一方で、パワートレインに目新しさを感じないのは、ややチグハグ感を覚える。またスポーティなフロントデザインに対して、リアのデザインがやや鈍重に思える。それらを含めて「スバルらしい」と言えばそうなのだが、それを理解するスバルファン以外にもこのクルマの魅力を届けるためには、やはりもう少しわかりやすい魅力が必要かもしれない。
- デザイン
- フロント周りはスポーティかつ洗練された印象だが、リアのデザインはそれとは裏腹に鈍重さを感じてしまう。ただ、腰高なデザインが前方および後方の優れた視界の確保や、後部座席の居住性に貢献しているため、デザインよりも実用性を重視するユーザーにはそれほど気にならないかもしれない。インテリアについては、大型のディスプレイや握りやすいシフトノブなど、ドライバーを最優先に考えたデザインとなっている。それ以外はどちらかと言えば地味なほうだが、シートのホールド感の良さなど、目に見えない部分で質感の高さが感じられる。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
2
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2023.12.20
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- 基本的なコンポーネントを共有するクロストレックが先に登場し、そのあとにインプレッサが登場したが、価格設定や出来栄えを考えるとクロストレックの良いイメージが強く、正直インプレッサの状況は厳しいかなという印象。パワーユニットに関してはメインのグレードに採用された2.0Lとe-BOXERの組み合わせは良い影響を与えていると感じる。
- 満足している点
- 好印象なのは生まれ変わったデザインだ。先代モデルは全体的にノペっとした印象で地味な雰囲気を感じてしまっていたが、エッジを効かせたデザインは素直にカッコいいと思えるデザインに仕上がっている。また、比較的低重心を売りにしているモデルとしては視界が良好なのも高評価なポイントだ。
- 不満な点
- 価格設定が基本的なコンポーネントを共有するクロストレックと近づいてしまい、インプレッサだからこその売りが少なくなってしまったのが欠点と言える。また、パワーステアリングの制御と全体的にフワフワとした乗り味にも疑問を持ってしまう。クロストレックならばそれでもしょうがないと呑み込めたかもしれないが、ややスポーティ路線を売りにしているインプレッサならばもう少しシャッキリとした味付けの足回りにしてほしい。
- デザイン
- 先代モデルに比べてエッジとメリハリを効かせたデザインは素直にカッコよくなったと感じる。やや灯火類のデザインに古さを感じるが、ノペっとしてあまり面白味が感じられなかった先代モデルよりメリハリが効いているため、うまく若返りを果たせた印象だ。ボディカラーのラインアップからもその意気込みが伝わる。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2023.12.20
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- e-BOXERモデルのほか、ハイブリッドシステムのない素の2.0Lモデルも用意する。トランスミッションはCVTのみで、いずれもFFとAWDを用意する。初代から続く扱いやすいボディサイズに、時代が求める高い衝突安全性と先進安全技術「3眼式・新世代アイサイト」、そして229万9000〜というリーズナブルな価格を両立。
- 満足している点
- 世界最高性能を誇る新世代アイサイトとともに、忘れてはならないのが歩行者保護エアバッグまでも全グレードで標準装備していること。万が一、歩行者との接触事故が発生した場合、重症化しやすい頭部の保護を目的としたエアバッグを搭載している。走行性能は素のFFモデルでも十分で、基本装備も充実。
- 不満な点
- 実用領域での燃費数値が現代の平均値に対して若干劣る点。高速道路での巡航燃費はハイブリッドモデルでない素の2.0Lモデルでも16km/L以上を記録するので良好なのだが、市街地走行が良くない。ハイブリッドモデルでも13km/L台を達成するのがやっとという印象。レギュラーガソリン指定が救いだが、やや厳しい。
- デザイン
- 兄弟車の「クロストレック」は押し出しの強いSUBARUがお得意とする力強いデザインだ。一方のインプレッサは、きれいな面構成で勝負に出た。余分な装飾品を可能な限りそぎ落とすことで、短い全長(4475mm)と相対的にワイドなボディ(1780mm)のバランスが良くなった。日本の風景にもよく馴染むデザインだ。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2023.11.29
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- 「インプレッサスポーツ」から「インプレッサ」となった5ドアハッチバック。ボディはフルインナーフレーム構造で剛性を高めたことにより、走りの質感を大幅に向上させている。操縦性と乗り心地のバランスがよく、Cセグメントのモデルとしては快適性にも優れる。SUVが台頭する中にあって存在感はいまひとつだが、その実力を侮ることはできない!
- 満足している点
- まずはアイサイトを核とする予防安全性能の向上だ。ステレオカメラの画角がワイド化され、ソフトウェアの改良とともに、より広く、遠くまで認識可能になった。さらに広角の単眼カメラにより低速走行時には二輪車と歩行者の認識が可能。ドライバーモニタリングシステムも設定されるなど、安全性能は大きく進化している。ハンドリングも洗練されており、操舵フィールが心地よい。
- 不満な点
- 基本デザインがクロストレックと変わらないので目立ちにくく、内装もグレー系のみの設定なのでクロストレックと差別化されていない。インプレッサならではといった明るいカラーコーディネートも欲しいところ。11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイの操作性についてもさらなる検討をお願いしたい。
- デザイン
- エクステリアは歴代モデルの伝統を受け継ぎ、よりスポーティな仕上がりを見せている。全長4475mm×全幅1780mm×全高1515mm(ST-H)のボディサイズは、先代よりも幅で5mmワイド化されただけで、2670mmのホイールベースも共通だ。内装はグレードによってシート表皮が異なるが、グレー系のカラーコーディネートはすべてのグレードで共通。2023年登場のモデルとしては新鮮味に欠ける印象も。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.11.28
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- これといって目立つ部分はなく地味だけど、完成度が高くていいクルマ。そんな印象です。「普通にコスパが高いクルマに乗りたい」という人にうってつけ。
- 満足している点
- 安定の走行性能とコストパフォーマンスの高さ。インプレッサって地味なクルマですが、乗れば乗るほどしっかり作られているなと実感します。
- 不満な点
- 「とても悪い」というわけではないですが、もう少し燃費が伸びると嬉しいですね。
- デザイン
- 安定のスバルデザインだなっていう感じです。チャレンジングな感じやエモーショナル感は受けませんが、老若男女誰でも受け入れやすい、しかも長く乗っていて飽きないデザインではないでしょうか。ちなみにバンパーなどは基本部分がクロストレックと同じかと思いきや、実は全くの別部品だそうです。あと、後席ドアを開けたところのステップとか、リヤゲートを開けた掃き出し部分とか、イラストが入った部品を使っているのがほっこりしますね(クロストレックと共通部品だからですが)。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.4.24
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- 従来型のインプレッサ スポーツも十分以上に「素晴らしいCセグメントハッチバック」と評価できる車だった。しかし新型インプレッサは、決してドラスティックではないものの、従来型のほぼすべての箇所と要素を丹念に向上させていったことで、国産Cセグとしては屈指の「非常に気持ちよく走れる多目的な乗用車」に仕上がっている。
- 満足している点
- もともと十分以上な剛性感が感じられたボディは、新型になったことでより盤石な剛性に。そして2L水平対向4気筒エンジンとモーターとの協調もより自然なものとっている。「気持ちよく走れるCセグメント車」という点においては国内屈指の存在であり、エクステリアデザインも洗練された。
- 不満な点
- 特にないが、強いて言うなら「わかりやすく高性能なパワーユニット」ではない点に不満は残る。十分力強く、気持ちよさもあるガソリンエンジンだが、購入の決め手となる「わかりやすい省燃費性能」や「わかりやすい馬力性能(カタログスペック)」には欠けている。
- デザイン
- スピード感のある全体のシェイプと、さまざまなアクセントが効いているディテールは、この車に内在しているスポーティな資質を明確な造形としてユーザーに伝えてくれるため、先代以上に心が高揚する。インテリアは、素材感こそさすがに上級のレヴォーグなどよりはずいぶん劣るが、新世代スバル車共通のデザインテイストはなかなかしゃれている。
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