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スバル フォレスター 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
- 中古車本体価格
-
29.9 〜 562.7
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2025.8.1
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- インプレッサから派生したクロスオーバーSUVとして誕生したフォレスターは、今やスバルのフラッグシップSUVへと成長した。それだけに世間の期待も高まるばかり。そこでプラットフォームを含め、全面刷新を図ることでその期待に応えたのが6代目となる新型だ。最大の目玉は、やはりストロングハイブリッドの採用。弱点だった燃費を克服し、新たなファンの獲得へと繋げている。注目すべくは、電動化の強化をスバルらしい走りにも活かしたこと。特に雪上やオフロードの走行で求められる繊細なアクセルワークを、緻密な制御が可能なモーターの強みを活かし、ドライバーの負担を軽減しながら走破性を高めている。そして従来型から継承されたターボエンジンでは、「SPORT」のグレード名が示すようにオンロードでの走りの楽しさを存分に感じられるSUVに仕上げてきた。スタイルでは、フォレスターファンの多いアメリカの香りを纏ったことも嬉しいところ。SUVとしてのターゲットユーザー層を広げながら、しっかりとスバルファンの心を掴む味わいも残す。磨けば光る逸材だけに、走りを重視したモデルやクロカンテイストを含んだモデルなどにも期待したい。
- 満足している点
- SUVらしい力強さが増したマッシブなエクステリアデザイン。ストロングハイブリッド「e-BOXER」とターボとのキャラ分けが明確なところ。スバルらしさにあふれる走りの良さ。フォレスター初のアイサイトXの採用。ストロングハイブリッド化による燃費と悪路走破性の向上。モデルとしての静粛性と乗り心地の向上。
- 不満な点
- 正統派SUVらしい演出が欲しいコクピットデザイン。エントリー価格が高いこと。全車オールシーズンタイヤとしたこと。
- デザイン
- モデルを重ねるごとに正統派SUVへと進化していったフォレスターだが、そのエクステリアは、もっと力強いデザインでも良いのではと感じていた。新型ではSUVのトレンドを意識し、押し出し感のある巨大なフロントグリルと、より筋肉質なボディラインで大幅に迫力が増したことで、存在感も強まったと思う。アクセサリーで異なるデザインテイストのフロントグリルを用意し、カスタムする楽しさを提案しているのも嬉しいところだ。一方、インテリアに関しては、より質感を高めた点は評価するが、他のスバル車と統一感のあるデザインのため、正統派SUVとなったフォレスターだけの空間作りをしてほしかった。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2025.6.27
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- 6代目となったフォレスターに、公道と岩場を含めたオフロードコースで試乗した。歴代モデルの美点であった悪路の走破性能は、フルハイブリッド方式のS:HEVモデルで格段にレベルを上げてきた。公道では1.8Lターボモデルのスムースで力強い走行性能が光り、発進加速はS:HEVを上回る。デザインにしても画像で見るより、実車のほうが数倍スタイリッシュだ。
- 満足している点
- クロストレックと比較すると車高が155mm高いため大きく感じるが、全長は4655mmといわゆる5ナンバーサイズに収まり、車幅にしても1830mmと昨今の流れからすればむしろ幅狭の部類に入る。最小回転半径は18/19インチともに5.4mで、さらに前後の見切りがよいから数値以上に扱いやすい。
- 不満な点
- 走行性能や居住性能、そしてS:HEVモデルでは燃費性能にいたっても大きな不満点がない。強いてあげるなら、S:HEVの乗り味が若干硬めであることと、車両価格が高めの設定(404万8000〜)であることだ。ただし、装備は充実しており、諸費用を加えれば競合車と比較して優位であることは確か。国内市場でのフラッグシップ的な役割を担うため、装備を抑えた安価グレードを早々に出すわけにもいかない。そんな事情もあるのだろう。
- デザイン
- 実車は間違いなくスタイリッシュだ。しかし、世界中でSUVがもてはやされ、主要メーカーの中にはSUVの販売比率が50%を超えるところもある。ともかくSUVは目にする機会が多い。フォレスターはグリルやヘッドライトの形状に工夫を凝らして車幅1830mmとは思えないワイド感を演出しているものの、全体のシルエットはオーソドックスなSUV。一方、豊富なディーラーオプションが内外装パーツとして潤沢に用意されているので、個性化を図りたいユーザーにはおすすめだ。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2025.6.26
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- たくましさや性能の高さを全身にまとった「プレミアム」、そこに都会的な上質感と精悍さをプラスした「スポーツ」、アウトドアフィールドでの存在感と実用性を高めた「Xブレイク」の3つのキャラクターに、パワートレーンは1.8L直噴ガソリンターボに加え、eボクサーでは従来のマイルドハイブリッドに替えて待望の2.5Lストロングハイブリッド「S:HEV」が登場。どちらもシンメトリカルAWDなど基本的なメカニズムを継承し、スバルらしい走りが感じられ、オフロード走破性も磨かれています。
- 満足している点
- レヴォーグなどと同様の12・3インチ大型ディスプレイが採用され、インテリアは一気に先進的に進化。後席にもシートヒーターやUSB、エアコン吹き出し口が装備されて全席での快適性がアップしています。
- 不満な点
- スバルではお馴染みとなる、ドライブモード選択ができる「SIドライブ」はこのフォレスターにも搭載されています。燃費に配慮した走りになるインテリジェントモードはとても賢く、ストレスなく無駄を省いた走りができると感じましたが、スポーツモードは低速域でこそ違いを感じたものの、速度が上がるにつれておとなしくなっていく印象。もう少しメリハリのあるキビキビとしたレスポンスがあると、さらに楽しかったかなと思います。
- デザイン
- プレミアム、スポーツ、Xブレイクとキャラクターを明確に分ける意図もあり、これまでブラックやカーキなどの差し色が多かったフォレスターにゴールドが採用されたりと、ちょっと冒険しているデザインでもあると感じます。好き嫌いが分かれそうですが、堂々とした存在感のあるフロントマスクや、たくましい塊感のあるボディラインは魅力アップしています。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2025.5.20
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- ストロングハイブリッドの搭載により、弱点と言われていた燃費性能が大きく改善した。また、内外装のデザインは洗練され、機能装備もさらに充実したことで、フォレスターは欠点の少ない優等生となった。ただ、それと同時に、従来のフォレスターらしさが薄れてしまったとも言える。これを「進化」ととらえるかどうかが、新型フォレスターを評価するポイントのひとつとなるかもしれない。
- 満足している点
- ストロングハイブリッドのメリットは、燃費性能はもちろん、走りの良さにも表れている。スバル独自の水平対向エンジンとの組み合わせは、独特の軽快さを感じられる。それ以外の点でも、グローバルにおけるスバルの最量販SUVとしての矜持を感じる部分が多く、全体的な満足度は高い。
- 不満な点
- 良くも悪くも、洗練されたことで従来のフォレスターに見られた質実剛健さが薄れてしまったように思う。その結果、トヨタ「ハリアー」や「RAV4」、日産「エクストレイル」などの競合モデルとの違いが見えにくくなっているかもしれない。
- デザイン
- 従来の堅実なイメージを継承しつつ、ディテールに洗練された変化を加えたデザインは好印象だ。タフなイメージの強かったフォレスターだが、新型ではフロントまわりはヘッドライトのシャープさとグリルの重厚さが調和しており、都会的なSUVらしさが強まった。サイドやリアも過度な造形を避けており、長く付き合える外観に仕上がっている。その一方で、やや没個性的となってしまった感も否めず、往年のフォレスターファンからはネガティブな意見も聞こえてきそうだ。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2025.4.23
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- 1997年の初代デビュー以降、世界的なSUVブームの牽引役として販売を続けるフォレスターが6代目となった。これまで同様の高い悪路走破性能に加えて、優れた燃費数値が期待できる「クロストレックS:HEV」と同じ水平対向2.5L+2モーターのS:HEVエンジンを手に入れた。このほか水平対向1.8Lターボもあり、こちらはリニアトロニック方式のCVTトランスミッションを組み合わせる。
- 満足している点
- オン/オフを問わない走破性能はもちろんのこと、どんな速度域でも静かで低振動である点。これが6代目フォレスターの大きな特徴だ。前席と後席間での会話明瞭度が高く、長距離走行でも疲れが少ない。さらにS:HEVを手に入れたことで、燃費数値が大幅に伸びた。執筆時に公表されているプロトタイプの開発目標値では、WLTC値の総合で18.4km/L〜18.8km/L。
- 不満な点
- これまで日本や北米市場で評価の高かった5代目フォレスター。弱点だった燃費数値をS:HEVによって改善したことで、不満はないように思える。しかし、その代償として車両価格が大きく上がった。ここを不満に感じる潜在的ユーザーもいるのではないかと思う。もっとも運転支援技術にしても大幅に機能向上させるなど、装備関連からすれば妥当な価格設定ではある。
- デザイン
- 普遍的なSUV的なデザインながら、前方からでは車幅がかなりワイドに見える。しかし実際の車幅は1830mmと、欧州SUVなどと比較するとナローで日本の道路環境でも扱いやすい。サイドは水平基調ながら、ウインドウ位置を低くして見切りを良くしつつ、前後のタイヤまわりのフェンダーには立体的な処理を施して安定感を強調。後方は、灯火類の被視認性を確保しながらシンプルにまとめ上げた。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2025.4.23
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- アウトバックの国内販売が終了したことで、実質的に日本におけるスバルのフラッグシップとなったフォレスター。その新型がどんな人にオススメかといえば、ズバリ「燃費がよくて荷室と後席が広いスバルのSUVが欲しい人」。新型はストロングハイブリッドを搭載しているので、これまでのスバル車とは比較にならないレベルで燃費が良いです。燃費が良いスバル車は、ほかにも「クロストレック」のストロングハイブリッドモデルが相当しますが、それだと後席や荷室はフォレスターほど広くない。というわけで、「後席も荷室も、そして燃費も」という人に新型フォレスターがオススメです。
- 満足している点
- このクラスの多くのライバルよりも広い後席は、何気に注目したいポイント。同じくライバルにはないガソリンターボエンジンも魅力的なアイテムですね。
- 不満な点
- 400を超えるスタート価格は高いと思いませんか? よくよく内容を見ると装備が充実しているので、その値段設定自体は割高というわけではありません。でも、新型フォレスターは従来あったベーシックグレードが消えてしまい、中間グレードからのグレード構成となりました。だから手頃に買えるグレードがなくなってしまったんですよね……。
- デザイン
- スポーティだった先代に比べて、上級な雰囲気になりましたよね。グリルが大きくなったりとか。デザインは主観的な話なので、あくまで「好き」「嫌い」でしかない……というのを前提に話しますが、方向性として“無難”になったような気がします。スポーティなデザインを“個性”としていたのがフォレスターらしかったと思いませんか? 気のせいですかね?
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 2
- 価格
- 3
2023.11.30
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 北米市場で高い人気を誇るスバルの主力中の主力。「タフ系」SUVの筆頭として高い悪路走破性能を持っている一方、優れた先進安全運転支援システムも多く搭載されており、一般道や高速道路での走行も強みであるなど総合力の高いモデルだ。ただ、アメリカではすでに次期フォレスターが発表されており、現行モデルもほどなくして販売終了となる可能性が高いことから、現時点では購入するかどうかの判断が難しい1台でもある。
- 満足している点
- いわゆるクロカンではないものの、ライバルに比べて高い悪路走破性能を持っているところ。また、SUVらしいスクエアなボディは居住性の向上はもちろん後方視界の確保にも貢献しており、最新の先進安全運転支援システムと合わせて安心感の強い1台であると言える。
- 不満な点
- 高いレベルでまとめられているが、強力なライバルの多いカテゴリーということもあり、今ではあえて選ぶほどの特徴が見られないのも事実。強いて言えばデザインはフォレスターの大きな特徴だが、決して万人受けするものではない。また、ガソリン車とマイルドハイブリッド車しか用意されていないため、燃費性能についてはライバルに大きく劣ってしまっている。
- デザイン
- 無骨でタフなデザインはフォレスターの特徴のひとつであるが、モデル末期となっている現在ではやや古さが感じられる。アメリカで発表された次期フォレスターも基本的にはキープコンセプトとなっているものの、より洗練されたデザインとなっており、日本に導入されたら高い人気を得ることになりそうだ。一方、スバルらしい機能性を持ったインテリアは、エクステリアデザイン以上に洗練されており好印象だ。こちらも次期型では、さらに上質感が高められており、注目すべきポイントだ。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 1
- 価格
- 5
2023.11.29
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- SUVは人気のジャンルで、さまざまなコンセプトのモデルがあるが、その中でもフォレスターは分かりやすいキャラクター性を持っている。優れたAWDシステムで高い悪路走破性を実現し、最低地上高も高くウィンタースポーツを中心としたアウトドアシーンで頼れる存在だ。都会的で洗練された印象は薄いものの、この分かりやすいキャラクターは一つの売りだ。また、価格がリーズナブルなのも嬉しいポイント。アメリカ市場を考えるとスバルの屋台骨とも言えるモデルなので、今後もフォレスターが継続していくことは当然だろうが、そのためにはCAFE規制を考えてもストロングハイブリッドシステムでの燃費性能向上が求められる。
- 満足している点
- オンロード、オフロードどちらでも恩恵を感じることが出来る優れたAWDシステム、高い悪路走破性、そしてリーズナブルな価格設定。この3つがフォレスターの優れているポイントだ。スバルのシンメトリカルAWDが悪路で優れているのは広く伝わっていることだが、オンロードでも安定した接地感を生み出すことに寄与している。また、値段は車格とサイズ感、運転支援システムを中心とした充実した装備内容を考えると非常にお買い得。
- 不満な点
- 一番は燃費性能だ。環境性能が重要視される時代になり、燃費性能の指標が大きくなった昨今では水平対向エンジンは正直足かせになっていると感じる。ストロングハイブリッドシステムを搭載したくても厳しいものがあるし、エンジン単体で見た燃費性能で考えても分が悪い。何よりマイルドハイブリッドグレードでも、同クラスのガソリングレードより燃費性能が劣っているのも厳しい面がある。抜本的なアプローチの見直しがないと、この欠点から脱することは出来ない。
- デザイン
- アメリカ受けしそうだな、というのが第一印象。ただ、メインの市場を考えれば当然と言えば当然だ。ホイールベースが伸びやかな印象で、大きなヘッドライトとグリル、そして細部のデザイン処理がアメリカ向けといった雰囲気を醸し出している。年次改良でブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーが全グレードに標準装備となり、たくましさが強調された。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.11.28
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- パッケージング、走り、運転のしやすさ、そしてコストパフォーマンス。トータルで判断するとかなりバランスのいいSUVだと思います。雪道など滑りやすい路面での信頼性も高いですしね。そういう意味では、誰にでもオススメできるクルマだと思います。燃費があんまりよくないことを気にしなければ。
- 満足している点
- オンロードから滑りやすい雪道まで、あらゆるシーンでの走行性能の高さ。極悪路を除き、オールラウンダー感はさすがです。
- 不満な点
- 燃費があまりよくありません。かつてのスバル車に比べると大幅に改善されているのですが、それ以外のメーカーの進化が著しくて少し遅れを取っているという感じでしょうか。ご存じのように、スバルは水平対向という少し特殊な仕掛けのエンジンを搭載。それが影響しているのです。
- デザイン
- 力強さを巧みに盛り込んだデザインだと思います。個人的には……なんというか、もうちょっとセクシーでもよかったような気がするんですが、デザインの評価は主観的なものなのでそこは好み次第で。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.5.22
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 2018年にフルモデルチェンジを受け、5代目となったミドルクラスSUV。ライバルを上回る220mmのロードクリアランスを確保し、シンメトリカルAWDの採用で悪路や積雪路における優れた走破能力の高さをアピールポイントとする。デビュー当初はガソリンエンジンのみの設定だったが、20年にターボエンジンが復活。2022年8月にはSTIのモータースポーツテクノロジーが注ぎ込まれたSTIスポーツを設定。上質な走りが印象的なモデルである。
- 満足している点
- フォレスターの最新モデルは2022年8月に登場したSTIスポーツ。すでにWRX、レヴォーグ、インプレッサに設定され、第4弾となるフォレスター。さりげなく差別化された外観、STIチューニングの足回りが好印象だ。内装もブラックとボルドーの2トーンとし、ブラックのルーフとピラートリムが室内全体を引き締める。高触感革を用いた本革巻きステアリング採用も嬉しい。
- 不満な点
- 2020年に登場した新グレード「スポーツ」には待望のターボエンジンが搭載された。このユニットはレヴォーグと同じ1.8リッター直噴ターボだが、STIスポーツにはさらに高性能のターボエンジンが組み合わされてもよさそうだ。インパネデザインは先代インプレッサと共通で新鮮味に欠けるのも気になるところだ。
- デザイン
- 5代目は2021年6月にエクステリアの大幅改良を行った。フロントマスクにはスバルのデザインコンセプト「BOLDER(ボールダー)」を採り入れてSUVらしさを演出。STIスポーツはフロントグリルやモール類にブラックパーツをあしらい、他のグレードと差別化されている。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.5.19
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 2018年に登場した5代目。2.5Lと2.0L e-BOXER(マイルドハイブリッドシステム)を搭載していた。2020年10月には「レヴォーグ」と同じ1.8Lターボエンジンを2.5Lと入れ替える形で追加した。そして2021年8月には大幅改良モデルを投入する。内外デザインを変更しつつアイサイトの機能を強化した。
- 満足している点
- 1997年の初代誕生以来、SUVの先駆けとして日本、そして北米を中心に評価されてきた。現行型では扱いやすいボディサイズ、信頼のAWDシステム、たっぷりとした最低地上高(220mm)など、フォレスターのアイデンティティを受け継ぎながら、動的質感という尺度で、走行性能の質を高めた。1.8Lターボの滑らかな走りは群を抜く。
- 不満な点
- 個人的な不満点はデザインだ。2021年の大幅変更では主に北米市場で受け入れられやすいアグレッシブな顔付きに変更されたのだが、眼力が強すぎるのか全体的にキツい印象を受ける。また非常に細かい指摘だが、ヘッドライトの形状から車幅が狭く見える。つり目の角度を少しだけ穏やかにするだけでも印象が変わってくるはずだ。
- デザイン
- 顔付きに関してだけは少々行き過ぎたデザインのようだ。ギュッとした塊感は高められているし、歩行者保護エアバッグを搭載しつつ、エンジンフードやピラー位置についても安全性能に配慮しているが、初代からの街に溶け込むデザインからは遠のいた。5代目登場時の柔らかな印象を取り戻して頂けるとさらに受け入れられやすくなるのではないか。
-
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2022.2.1
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- SUBARUのSUVラインアップで中枢を担う1台。どこかアメリカンな香りが漂い、タフネスさやワイルドさを感じさせるクロカンテイストの強い1台だ。本物が欲しい方は是非。
- 満足している点
- 見晴らしがよく、SUVに慣れていなくても運転しやすい。
- 不満な点
- 燃費が……
- デザイン
- 頼もしさを覚える外観。どこかアメリカンな感じを受けるのは、フォレスターが北米で人気があるからか。インテリアも重厚さを覚えるもの。これもまたアメリカンな印象だ。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2021.2.23
- 年式
- 2018年9月〜モデル
- 総評
- 「おしゃれで都会的なSUV」を求めている人にはマッチしない可能性もあります。しかし「舗装路も悪路もしっかり楽しく安全に走ることができる、本当の意味で頼れるSUV」を探しているのであれば、スバル フォレスターは大いにおすすめできる選択肢です。
- 満足している点
- 高剛性な基本骨格をベースとする走りの良さおよび気持ちよさと、アイサイトのコアテクノロジーに基づく安全性は、「クラストップ」かどうかは意見が分かれるところでしょうが、少なくとも「クラストップレベル」であることは間違いありません。
- 不満な点
- 水平対向エンジンという方式が宿命的に抱える「燃費がいまひとつ伸びない」という点は、やはり気になるところではあります。また「おしゃれ」とは言いがたい全体のフォルムも、しゃれた造形のライバルと比べればやや見劣りします。
- デザイン
- 先代からのイメージがおおむね踏襲されたボディデザインには、いわゆる「カッコいい」「スタイリッシュ」とされるようなニュアンスはなく、率直に言えばやや野暮ったいかもしれません。しかし、視界の良さに代表されるスバル車ならではの「0次安全」を最重要視した結果の「機能美」を持っているとは言えます。
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