スバル エクシーガ クロスオーバー7 「自分にとって『最良の選択肢』」のユーザーレビュー

自分にとって『最良の選択肢』

2025.7.13

総評

近頃は刷新された『完全ニュータイプ！』な子達が多い中、ひたすらに前のモデルを磨きに磨き抜いたエクシーガの集大成。
全てを新しく、ではなく今あるものをより良いものに改良する。
そんな世間への『逆張り』なこの子、気になった方々は実車を一目見る価値はあるのでは？

満足している点

完全に見た目に惚れて購入した身ながら、このデザインと機能性のバランスは素晴らしいものだと思います。
色々と試乗はしてきましたが、スバル車はAピラーも細い為、総じて前方視界と左右の見晴らしがとても優れています👀✨
この子は開口部が大きい分後方視界も優れているので、運転していてストレスは感じません。
レヴォーグはちょっと『R』駐車時にリヤガラスと後ろの形状により感覚が掴みずらい気がしたので、このくらい角張ったデザインの方が俺は好きです。

不満な点

クロスオーバー7は比較的年式が新しい子ですが、所詮はエクシーガのマイナーチェンジ。
基本設計が古い分、電動パーキングやオートブレーキホールドはありません、近い年式のBR9やVM4の方はあるんですけどね。
そこだけ残念😞
他のオーナーさんがよく挙げられている運転席横のシート破れはうちの子も症状が出ているので合皮シートにて補修しています😓
ピアノブラック内装も綺麗な分傷付きやすいので注意が必要

デザイン

5

欧州車をモチーフにした外装は、スバルらしさを残しつつも上品に仕上がっています。
特徴的なアイラインやグリル、大きなヘッドライト、L字テールライト全て大好き🥰
うちの子の内装はX-BREAKなので黒多め、合皮と防水ファブリックのシートは見た目も手触りもいいので気に入ってます。

走行性能

5

絶滅危惧種である低全高ミニバン特有の操縦安定性と、水平対向の低重心による安定した挙動は目を見張るものがあります。
オーナー目線だとスバルがこの形に拘った理由がよく分かる。
フロントの応答性はノーマルながらキュッと操舵方向を向いてくれる素直さ。
自然吸気の2.5L水平対向四気筒エンジン、FB25はトルク特性が低回転型のエンジンです。
流石にターボ車には劣りますが、2000～4000rpmのアクセルレスポンスが最高に楽しい子です、高速合流時にSモードに入れると気持ちよくなれる😆
アイサイトもあるので長距離運転する人にはかなり心強い味方になってくれます。

乗り心地

4

この子は大排気量特有の余裕があり、高速巡航でもエンジンがそこまで唸る訳では無いので静音性は十分です。
むしろタイヤのロードノイズの方が大きいレベル。
高速巡航時でも同乗者と会話が楽しめる、は誇大広告ではなくちゃんと事実😎👍✨
ただ、やはりリヤの剛性か、そもそも足回りの問題か、リヤ側に『癖』と呼ぶべき物が存在します。(高速の凸凹や、ちょっとバンピーな衝撃が伝わりやすい)
三列目でも車酔いしにくいシアターシートレイアウトは秀逸だなぁ、と思います。180のバカノッポでも無ければ窮屈なく座れるのも◎

積載性

5

フルフラットにはなりませんが、基本的になんでも積めます。
荷積みはこの子の得意分野、4人で荷物を満載して旅行も安心、工夫すれば角材や自転車まで。
段差を埋めれば車中泊も余裕な程広い😃

燃費

5

街乗り9km/L
郊外10km/L
高速道路15km/L

純ガソリン車でありながら同排気量クラスのミニバンの中では良好ではないでしょうか？
水平対向の中でも『普通』の部類です。
レギュラーなのも加点対象。

価格

5

車格の割に安すぎる🤔
アイサイトがついてこれは……スバルのコスパの良さが際立つ価格帯です。

故障経験

運転席横のシート破れ、合皮シートで補修
運転席側ドアミラーの故障(格納モーター動作不良)、右ミラー全交換
運転席パワーウィンドウスイッチ(助手席後ろ)の調子があまり宜しくない(若干動作にラグが発生する？)