サーブ 9-3 スポーツセダン 「零戦５２型を思わせるリアビューと丸みを帯...」のユーザーレビュー

零戦５２型を思わせるリアビューと丸みを帯...

2006.11.12

総評

零戦５２型を思わせるリアビューと丸みを帯びたフォルム。航空機メーカーの流れをくむサーブは、その血統のアイディンティティーを表現するために、デザインにおいて東洋の零式を研究したのではと思わせる。加速時の乗り味は多くの人が指摘するとおり、まさに航空機の滑走を思わせ酔いしれる。ＢＭＷ３シリーズ、スバルレガシィーと乗り比べた結果の選択に悔いなし。中島飛行機の流れをくむ富士重工か日産にこそ、このような車を作って欲しかった。購入１年半で５万キロを走ったが、ハンドルを握るたびに充足感が湧く。流行を追わず、乗り味の上質を知る人に勧めたい。

満足している点

スポーツセダンの名に恥じない躍動感と上質さを体現したフォルム。特にやや斜めよりのリアビューがグッド。高速道路への合流時、ロープレッシャーターボの繰り出す加速感と乗り味はこの車の命。オプションの革シートと曲線を多用したインテリアが生み出す北欧風デザインは、乗り手を優しく包み込む。加えて、強力なシートヒーターを始めとして、北欧の風土からくる数々の工夫は、寒冷地に暮らす者にとっては、安心感大。お陰で、冬の関越道県境を、昼夜を問わず幾度も越えることが出来た。

不満な点

電気系統が弱いようで、小さな故障が結構ある。ヤナセの強力なメンテナンス体制が補ってくれるが、それがなかったら少々辛い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験