サーブ 9-3 カブリオレ 「北欧SwedenのSAAB でも走ればアメ車」のユーザーレビュー

北欧SwedenのSAAB でも走ればアメ車

2023.7.8

総評

維持費はかかるがオープンで走るとその苦労も消し飛ぶ魔性のクルマ
SAABのカブリオレでV6ターボ、探しても出てこないのでお勧めできないのが残念です(SAAB全般に言えることですが欲しいと思ったら選択肢ないので、中古は選べませんよ？という意味でもあります)
ちなみにノーマルマフラーでも近所迷惑な排気音量です
(始動直後は回転数が高めなので、更に音量が大きめ)

満足している点

⚫︎オープン時に聴くV6音
巡航がアメ車っぽいなーと思ったらエンジンを含む部品のほとんどがGM製
⚫︎250馬力、本気のダッシュこっちがビビるくらい速い(ドッカンターボではなく、高トルクでじわりと押し進む感じ)
ゆえ、目立つカラーと合わせ免停にご用心
⚫︎ゆるゆる走るオープンナイトドライブ
⚫︎急に雨が降ってもすぐ閉めることができる電動油圧ルーフ(オイル漏れしていなければの話)
⚫︎うっわ派手だなーと思ったライムイエロー、乗ってみるとそうでもない(慣れた？)
⚫︎真冬のフルオープン、全然寒くない
エンジンルームから熱が伝わってくる
さすが寒い国のクルマ

不満な点

⚫︎近所迷惑な排気音(リッターバイクよりうるさい？)
まぁこれは魅力と表裏一体かな
⚫︎パーキングアシスタンス(クリアランスソナー)がV6モデルには設定されていない(地味に不便)
⚫︎オートライトの設定がない(後付けするしかない)
⚫︎リモコンキーの射程が短い(2m離れると反応しないので、これも地味に不便)
⚫︎ドアミラー格納の故障が怖いので手動で対応
⚫︎消滅したメーカーの、ほぼないV6モデルのため診て頂けるところが(更に)限られること
ただ「他人と同じじゃイヤ」な私にとっては「そうなることはわかってるでしょ？」で片付けられる話
⚫︎4発2Lエアロと大した差がないこと　維持を考えたら2L版で十分なこと(V6の存在を否定する発言)
⚫︎真冬のよさ、真夏はエンジンルームのこもる熱が心配の種
あんな熱、そりゃクーラントタンクすぐダメになるよね(納得)

デザイン

5

好きで買ったクルマなのでね

走行性能

-

加速性能は、さすが2.8Lターボ車
発熱量は、さすが2.8Lターボ車w
何であんな所(ターボの直後)にクーラントタンクがあるんだよw

オープン時の交差点を曲がる時に感じるエンジン熱
バイクかよ、と思う
その熱のため冬のヒーターは大変よく効きます
(さすがスウェーデン車　オーストリア製だけど)

乗り心地

1

エアロのハードよりリニアのソフトの方が私の好み
そのうち、慣れるんでしょうけどね

積載性

5

4座オープンで独立トランクがあるので、先代にあったトランクスルーはありませんけど、問題なく積めると思います
長物は、屋根を開けちゃえば積めちゃいますw
(写真は3mの鋼管パイプを積んだところ)

燃費

-

旧世代の2.8L V6ターボ、いいわけないでしょ
300km走って44L、約6.8km/L
クルーズ中アクセルを踏み込むとギアダウンせずにターボで加速するのが燃費がいいのかどうかわからないw(結局よくないんでしょうね←V6に燃費を求めてはいけない)

価格

-

2.8L V6ターボのカブリオレ(しかもカタログカラー)、
マニアから見れば価値があるように見え、
一般の方からはメーカーがないから無価値、
どちらも正しいかと(衆目は正しいとは言いますけどね)

FB207から見て、FB284のことは参考にならないと思います

故障経験

オルタネーターとテンショナーの劣化による異音交換(17年落ちなら当然)
シートヒーター座面断線
イグニッションコイルとプラグ全交換(6気筒分！)
これから更に出るでしょうね