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日産 キックス e-POWER 専門家レビュー・評価一覧
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-
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- 中古車本体価格
-
18.0 〜 386.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022年のマイナーチェンジで第2世代のe-POWERを搭載
2025.6.30
- 年式
- 2024年6月〜モデル
- 総評
- 2020年のデビューからすでに5年。改めてキックスに試乗する機会を得た。e-POWERは2022年7月のマイナーチェンジで第2世代に換装され、インテリアの質感も高められている。北米では新型キックスがすでに発表されているが、日本への導入も気になるところだ。
- 満足している点
- 室内空間は1クラス上のモデルに迫るほどの広さがあり、後席の足元やヘッドクリアランスにも十分な余裕がある。新しくなったeーPOWERは動力性能や静粛性が向上。アクセル操作だけで加減速のコントロールが可能なeペダル制御も扱いやすくなっている。24年6月のマイナーチェンジではインテリジェントアラウンドビューモニターを標準装備とし、商品性を向上させる手直しが実施されている。
- 不満な点
- 国内デビューからすでに5年(2025年6月現在)が経過し、北米では新型キックスが登場しているだけにモデルとしての新鮮味が失われつつある。好調な売れ行きを見せるコンパクトSUVの中にあって、現行キックスはやや取り残されている印象もあり、現在の日産を勢いづけるためにも早急に新型の登場を期待したい。
- デザイン
- 最新の日産のトレンドからは外れているものの、Vモーショングリルを採用したフロントマスクは力強さがあり、リヤには以前のスタイルエディションで装着されたバックドアフィニッシャーが全車に採用されている。ボディサイズはヤリスクロスと大差ないが、キックスのほうが大きさを感じさせるデザインだ。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.22
- 年式
- 2020年6月〜モデル
- 総評
- 居住性と積載に優れたコンパクトSUVを探しているなら魅力的な選択肢。e-POWERの心地よい走りもいいですね。当初はFFモデルしかなくて降雪地の人から「4WDはまだか?」という声も多かったようですが、2022年のマイナーチェンジで待望の4WDが追加されたことで幅広い人にオススメできるようになりました。
- 満足している点
- ボディサイズの割に後席と荷室が広いこと。パッケージングが素晴らしいです。後席の広さに関してはヴェゼルとほぼ同等でクラス(BセグメントSUV)トップレベル、荷室はFFモデルならクラス最大級の広さです。それからアクセルを踏んだ際の爽快感もいいですね。「e-POWER」と呼ぶ日産のハイブリッドシステムは滑らかなだけでなく、盛り上がりや伸び感があるのが好印象です。
- 不満な点
- ガソリン車の展開がないので価格レンジが高めなこと。そしてもうひとつはインテリアのクオリティです。2022年夏のマイナーチェンジ以降のモデルはインテリアが改良されて質感アップを果たしましたが、それでも室内にはピンポイント的に“もうひと頑張り欲しい!”と思える部分がありますね。細かいスイッチの仕上げとか……。
- デザイン
- よくまとまっていると思います。小さなボディながら後席や荷室が広い実用的なパッケージングが特徴ですが、その場合はよほど上手にやらないとデザインが重くなりがち。しかしキックスは軽快でスポーティな雰囲気としたうえで、メッキパーツを効果的に使うことなどで適度に上質感があるのがいいですね。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 2
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2022.11.21
- 年式
- 2020年6月〜モデル
- 総評
- SUVの中でも若々しさ溢れる1台と感じるモデルだ。元気の良さが伝わってくる走りだったり、明るいカラーコーディネートだったりと若者向けな印象が伝わってくる。もちろん、それがどこか落ち着かないと感じたり、質感の高さが足りないと感じる部分に繋がってはいるのだが、国内市場としては日産久々の新規車種ということもあるので、今後の成熟に期待したいところ。
- 満足している点
- このモデルの最大の長所は、手ごろなボディサイズから来る運転のしやすさだろう。ヒップポイントの高さも相まって、視界は良好で車体の見切りも良い。特に運転に不慣れな人に自信を持って勧められる。また、e-POWERもストップ&ゴーの多い日本の交通環境下で燃費性能が優れており、フィーリングも自然な仕上がりで変な癖がないのも良好に感じられる。走行性能もSUVとしては元気に走って機敏な印象がしてキックスという名前にふさわしい感触だ。
- 不満な点
- 全体的にもっと質感が高くないとライバルに比べて見劣りしてしまうかもしれない。キックス単体で見た時はさほど不満なく、むしろ良いと思えるのであるが、同じ価格帯のコンパクトSUVと比べてみると隣の芝生は青く見えるといった印象。内装ももう少し落ち着いたカラーコーディネートをするだけでも大分印象は変わってくると思う。キックスのキャラクターなのかもしれないが、他ライバルと比べると全体的に質感が劣っているように見え、逆に元気でちゃきちゃきとした印象が目立つ。同社の中でも同じ価格帯で質感の高さが感じられるノートやノートオーラの存在を考えるとその差が激しく見えてしまう。
- デザイン
- 現代のコンパクトSUVとしては比較的コンサバなデザインだと感じる。Vモーショングリルを採用したことで日産らしさは出ているが、押し出し感がなくあらゆる場面とあらゆるユーザーにマッチしやすいデザインに仕上がっている。しかし、個性や雰囲気を演出するという面では今一歩といった印象。2トーンの塗分けや個性的なカラーリングも用意されているが、基本的なデザインが保守的に仕上がっているので、カラーはどれを選んでも外れはないような印象も受ける。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.11.21
- 年式
- 2020年6月〜モデル
- 総評
- 「上質で高級な都市型クロスオーバーSUV」みたいな存在を求めている人にはあまり向かない車だが、「SUVとしてとにかくガンガン使い倒したい」と考えるのであれば、2WD車の積載性と価格の安さ、そしてe-POWERのパワフルさは向いている。4WD車の荷室の狭さはちょっと考えものだが、「後席は常に倒しておく」というような使い方をするなら、まぁなんとかなるだろう。
- 満足している点
- 第2世代e-POWERならではの力感あふれる走りはこのSUVの大きな魅力。また2WD車は積載性能も十分なため、実用的なSUVとしてガンガン使い倒すことができる。さらには「プロパイロット標準装備」というのも、長距離を走ることも多いはずのSUVユーザーとしてはありがたい。
- 不満な点
- 新たに追加された4WD車はさすがに荷室が狭い。また旧世代の新興国向けプラットフォームを使っているため、新世代プラットフォームを使っているその他の最近の日産車と比べると、乗り心地などには正直粗さを感じる部分もある。
- デザイン
- 2022年7月にマイナーチェンジを実施。外観デザインに変更はないが、センターコンソールとシフトレバーのデザインを変更し、従来型よりも“今どきっぽい内装”にプチ変身。またツートーンインテリアエディションは、従来のやや派手なオレンジタンに加えて、落ち着いたベージュを追加している。新設定されたグレード「スタイルエディション」は、リアコンビランプ一体型フィニッシャーやダーククローム調のグリルフィニッシャーを取り入れたうえで、内装には落ち着きのある深いブラウン基調を採用している。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.7.24
- 年式
- 2020年6月〜モデル
- 総評
- 小さくても予想以上に荷物が積めるし、最低地上高は170mm確保してあるし(2WD)、アクティブな趣味を持つ人の相棒としてもイケてるコンパクトSUV。モーター走行の旨味は手に入れつつ、これまでと同じようにガソリンで走れるという、いいとこ取りの1台です。
- 満足している点
- SモードとECOモードを選択している時に使える「チャージモード」と「マナーモード」。「EV」と書かれたスイッチを長押しすると、チャージモードになりますが、これはその名の通り、走行中に優先的にエンジンを回して発電をすることができるモード。バッテリーが減ってしまったけど、あとで電気だけで走りたいシーンがある、なんて時に、あらかじめチャージモードにして蓄電しておけます。そしてマナーモードはなるべくエンジンを回さず、電気だけで静かに走行できるモードです。深夜や早朝に出かけたり帰宅する際に、ご近所に迷惑をかけたくない時や、キャンプ場など自然の中で周囲に音を響かせたくない、なんて時に便利。ドライバーの都合に合わせたエネルギーマネジメントができる賢さは大きな魅力です。
- 不満な点
- アクセルペダルのみで加速・減速・停止まで操作できるワンペダル感覚の「e-POWER Drive」。新型ノートでは完全停止できなくなり、減速感もやや穏やかに感じるので、初めての人でも馴染みやすいですが、キックスは丁寧に運転しないと、同乗者が不快に感じることもあるので要注意。いちいちブレーキペダルに踏み換える“ロスタイム”がなくなり、よりキビキビとした運転ができるようになるのはいいのですが、自分だけ楽しまないようにしたいですね。
- デザイン
- 最初はちょっとオリエンタルな雰囲気が強めに感じたのですが、よくよく見ると未来的でエッジの効いた、新世代の日産らしいデザインだと感じるようになりました。とくに、ツートーンインテリアエディションはコンパクトSUV随一のインパクト。オレンジのレザーが鮮やかで、テンションが上がるインテリアです。
-
- 国沢 光宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2021.3.14
- 年式
- 2020年6月〜モデル
- 総評
- 量販車が軽自動車、ノート、セレナ、エクストレイルに偏っていたここ数年の日産車において、キックスが新たな柱となるくらい売れているのは喜ばしく、さらに売れるよう、前述したバリエーションの追加も期待したい。
- 満足している点
- e-POWERの電気自動車的な走りが最大の魅力だ。また日産のラインナップ全体で見ると、ノートの装備をテンコ盛りにするとキックスに近い価格となることもあり、「それならSUVの方が面白い」という観点でキックスを選ぶという手もある。
- 不満な点
- 日産のブランドイメージとキックスの実力を総合して感じる価格の高さはやはりに気になる。また小さなことだが、合皮のシートがクロスより高級な合皮なのに安っぽさを感じる点は早急に改善してほしいポイントだ。
- デザイン
- 俗に日産顔と呼ばれているVモーショングリルの効果なのか、コンパクトSUVにしては強い存在感を感じるが、それ以外特に目立つ部分はない。その代わり万人向けに仕上がっており、「嫌い」という人も少ないだろう。
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