三菱 eKワゴン 「N-ONEのポリマーシーラント施工時の代車」のユーザーレビュー

N-ONEのポリマーシーラント施工時の代車

2024.6.6

総評

N-ONEのポリマーシーラント施工でいつものモータースよりお借りした代車になります。いままでほとんどが現行ワゴン車だったので久しぶりに非スズキ車となります。

今回お借りしたのは

三菱　eKワゴン　M（2008年8月発売、仕様変更時のもの）となります。

車両形式はH82W


ekワゴンの中では最廉価グレードとなります。この頃はekワゴンとekスポーツの二本立てで、OEMで日産にオッティ（車両形式H92 社内形式NA1）として供給もされていた車で、ekワゴンとしては2代目に当たります。

満足している点

ちょっとそこまでみたいな使い方なら十分だと思います。

装備はマニュアルエアコン、インパネの収納スペースなど、その程度の使い方なら可もなく不可もなくの装備かと思います。

不満な点

急な登坂路でキックダウンしたので調べてみると今回借りた車は3速ATのようです。下り坂で2速にシフトダウンした瞬間に少しショックがありました。仕事の車も自分の車も経験したATのほとんどがCVTなので余計に違和感を感じたのはあると思います。

低速域からの加速では、自分のN-ONEと同じくらいのアクセルの踏み方をしてみても、なかなか立ち上がっていかなかったので、もう少し低回転でのトルクが欲しいかなと思いました。（ECUを書き換えたターボの現行車と比べたらそう感じても仕方ないかとは思いますが）


装備の面では廉価グレードなので仕方ないですが、車本体に時計表示が無いのが、気になります。
なのでカーナビやオーディオで時計表示をする必要があります。

デザイン

3

初代H81よりデザイン、エンジン、サスペンションなどをキャリーオーバーしたキープコンセプトの外観ですが、この型より軽自動車初のLEDテールランプとなっています。

フロントグリルは格子模様の形状となっています。

特に際立った特徴はない感じの外観なので可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。


他のグレードではスライドドアのグレードもあるのでそちらがトピックという感じです。

走行性能

2

あくまで個人的感想です。

ステアリングは、履いているタイヤがスタッドレスだったので正確な感じはわかりませんが、操舵量に対するタイヤの反応は曖昧に感じました。

脚周りについては以前お借りしたワゴンRと比べるとロールは少ないようです。

3ATのため、状況によってはキックダウンは結構します。
エンジンブレーキ活用のためシフトダウンした時の変則ショックはちょっと気になりました。

エンジンは自然吸気の3G83SOHCエンジンで、馬力、トルク共に乗っているN-ONEがコレの約2倍なので加速性能は低く感じます。

低回転からの加速はおっとりなのでキックダウンしてやると加速はしますが当然音は大きくなります。


ブレーキは効き始めの制動力が弱く、どんどん踏んでいかないと効いてこない感じの割にブレーキペダルが硬かったのでその点も気になりました。（これもメタルパッドのプロμ装着車から乗り換えて感じたことなので初めからこういうものと思えば普通なのかもしれません）

これについてはブレーキパッドの問題なのかブレーキ装置そのものの問題なのかはわかりません。

乗り心地

3

スタッドレスタイヤ装着のため正確な事はわかりませんが、155/65R13のサイズで突き上げなどはそれほど感じませんでした。

積載性

3

代車なので荷物は積んでいませんが、ベビーカーを立てて積めるそうです。

インパネには収納スペースが幾つかあるので便利です。

燃費

-

代車なので不明ですが、3ATなので最近の軽自動車と比べると落ちるかもしれません。

価格

4

車両本体価格は発売当時で976,500と100,000を切る価格でリーズナブルです。

その分装備などはシンプルですが買い物や通勤に使うならこの価格ならありではないでしょうか。

故障経験

代車の為不明