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- 専門家レビュー・評価一覧
メルセデス・ベンツ Vクラス 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
940.0 〜 1370.0
-
- 中古車本体価格
-
55.0 〜 1980.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2025.2.26
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- 初代の本国登場は1996年のため、およそ30年の歴史がある。乗用としてミニバン、商用としてバンとして現在へと続く。W447型を名乗る3代目の現行型は本国では2014年に発売され、日本では2016年に導入された。標準ボディ、ロングボディ、エクストラロングボディの3タイプで、搭載エンジンは直列4気筒2.0Lターボディーゼルで9速ATとの組み合わせ。駆動方式は後輪駆動のみ。乗車定員はいずれも7名だ。
- 満足している点
- 圧倒的な車内空間の広さだ。カタログスペックだけで国産ミニバンと比較するとそれほど広いようには感じないが、切り立ったボディデザインは有効スペースを大きくすることができ、またウインドウ面積も大きく、部分的なグラスルーフも選べるので外光がふんだんに車内へ入ってくる。また2列目、そして3列目シートもサイズがたっぷりとしている。これらの相乗効果から、空間そのものにゆとりがあるため身体を預けるとリラックスした気分に浸れる。
- 不満な点
- ボディサイズだ。標準ボディで全長4895〜4905mm、車幅は1930mm、全高は1880mm。ロングでは全長が5140mmになり、エクストラロングでは5370〜5380mmになる。最小回転半径は5.6m/同/6.0mとボディサイズからすれば小回りがきく。ここはメルセデス・ベンツらしい。しかし、運転するとやはり大きさを意識する。これは積荷を最優先にした商用バンとボディ骨格を共有していることが要因だ。ゆとりある車内を提供する代わりに、運転操作には気を遣うところがある。
- デザイン
- 2024年に行われた大々的なマイナーチェンジで風貌が大きく変化した。現メルセデス・ベンツファミリーらしいフロントマスクには、光沢度合いを高めたハイグロスブラックパネルを採用。さらにデジタルチックな処理をライト周りに行った。EXCLUSIVEモデルであればスリーポインテッドスターのマスコットもボンネットフード先端に付く。インテリアでは12.3インチのTFT液晶モニターを並べつつ、各所のデザインや色使いを変更し上質さを高めた。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2024.12.25
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- デザインが上質になり、上級グレードは見た目や機能に加えラグジュアリーなシートを組み合わせるなど、マイナーチェンジで商品性が大きく高まりましたね。個人的にはとてもいいクルマだと思っています。ただ、トヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」に届かない点があるのもまた事実。問題はそこだけですね。
- 満足している点
- デザインです。グリルが大きくなって「Sクラス」のような雰囲気になった顔つきは、個人的には超お気に入り。メルセデスらしく威風堂々とした格調を身に着けたといっていいでしょう。「スイート」系の、立派なアームレストを備えた2列目シートもいいですね。そして1列目の背中にある折り畳み式テーブルの大きさとしっかり感も素晴らしい(これはアルファード/ヴェルファイアに勝っている)。そもそもVクラスは、日本で正規モデルとして購入できるプレミアムブランドのミニバンというだけで存在意義の大きいモデル。そうそう、高速巡航時の安定感もさすがドイツ車だなと思います。
- 不満な点
- アルファードやヴェルファイアと比べると……という話にはなってしまいますが、エアサスを導入して乗り心地が向上した最新モデルでも、乗り心地はアルファードやヴェルファイアには届いていません。気になるのはそこです。
- デザイン
- 正直なところこれまでVクラスのデザインが気になったことはなかったのですが、2024年のビッグマイナーチェンジを迎えて印象がガラリと変わりました。なんという気品あふれる顔つき。Sクラスのような重厚感。めちゃめちゃいいじゃないですか。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.1.17
- 年式
- 2015年10月〜モデル
- 総評
- 欧州製のフルサイズミニバンが欲しい、多人数での高速道路移動が多い、しかも長距離を走りたい……、こうした要望のあるユーザーには重宝される一台だ。メルセデス・ベンツらしく操作系は他モデルと統一されているし、そもそもボディは商用ベースだから酷使してもヘコたれない。わかりやすく道具としてタフなミニバンである。
- 満足している点
- 2列目、3列目シートはそれぞれ脱着可能で、すべてを取り外せば広大な空間が生まれる。ただ、シート単体はしっかりと作られているため重い。この重さが気にならず、かつ保管スペースがあるならば、多人数乗車から長距離の安定した連続走行に至るまで、日常考えられるすべてのシーンに対応できる。大柄だが見切りがよく運転はかなりしやすい。
- 不満な点
- 質実剛健なミニバンを購入する、その割り切りがないと後悔するかもしれない。安全に移動できるが乗り心地はソフトではないのでショーファードリブンには向かないし、取り回しが良いとはいえ大きく、そして車両重量はかさむから駐車環境も選ぶ。パワートレーンに選択肢がないことも不満だ。多人数乗車ではどうしてもパワー不足を感じてしまう。
- デザイン
- どこを切り取ってもボクシーなスタイルのVクラス。面構成がしっかりとしたデザインなので存在感はとても高く、実際のサイズも大きい。用途別に標準/ロング/エクストラロング、そしてルーフにオープントップを装着したマルコポーロ(ベースはロングボディ)とに4つのボティタイプが用意された。欧州では商用モデルのラインアップもあり幅広く活躍する。
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- 橋本 洋平(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2021.11.15
- 年式
- 2015年10月〜モデル
- 総評
- おもてなし満載の国産ミニバンと比べられてしまえば、シートアレンジがやりにくく、ソフトなシートを持たないなど、リラックスできる空間がやや少ないと思える部分はある。だが、明らかにプレミアム性が高く、上品な仕上がりには納得できる部分も多い。
- 満足している点
- 使い勝手の良さとディーゼルエンジンならではの燃料代の安さがマル。着座位置が高く、高速道路を走る際には見晴らしが良いことなどもメリットだった。
- 不満な点
- 全幅1930mmでショートボディでも約5mというサイズは都内の路地裏ではやや扱いにくさがあった。また、ホイールベースが長いことから、内輪差が大きくイン側を引っ掛けやすいこと。さらにパーキングの輪留めギリギリまで後退させても、他のクルマよりも前に出てしまうことがネックだ。
- デザイン
- 押し出し感ばかりを追求するミニバンとは一線を画すシックな佇まいを展開するフロントマスクや、平面貴重なサイド&リアなど、あくまでも実用的なミニバンとして成立しているエクステリア。控えめに映る部分もあるが、それが逆に風格ある飽きの来ないデザインとして成立している。
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- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
2
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2021.10.29
- 年式
- 2015年10月〜モデル
- 総評
- アルファードやグランエースではなく「ベンツのミニバン」ではないと満足できない人には最高のチョイスとなるだろう。しかし、居心地の良さや快適性を考えると、価格に似合う価値を見出すのは難しいかもしれない。そこにどう折り合いをつけるかが、ポイントとなるだろう。
- 満足している点
- まずは広い室内。日本で展開しているベンツでもっとも室内の広いモデルと言っていいだろう。それからシートが大きく立派で、ロングドライブでも疲れにくく、どの席もシートベルト内蔵なので安全上も好ましい。シートは取り外し可能で、取り外せば立派な荷物運搬車になるのも特徴的。
- 不満な点
- 値段が高いこと。とはいえそれはその人の価値観次第で変わってくることだが、多くの人にとって同様に感じられるであろうウィークポイントは乗り心地が一般的な乗用車ほど快適ではないこと。同じような成り立ちでも、衝撃の伝え方はグランエースのほうが巧みで、乗り心地がいい。
- デザイン
- 見るからに「箱」なスタイル。その理由はそもそもの設計が商用車で、車体サイズのなかで最大限に室内空間を広げ、荷物をたくさん運ぶという使命があるからだ。トヨタ「ハイエース」と同じ成り立ちである。その内外装を豪華に仕立てたのがVクラスの正体だ。とはいえ、内外装のベンツらしさはさすが。
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