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- 「上質なコンパクト」を求める人に
メルセデス・ベンツ Aクラス セダン 「「上質なコンパクト」を求める人に」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
「上質なコンパクト」を求める人に
2021.3.11
- 年式
- 2019年7月〜モデル
- 総評
- 自然対話型のインターフェイス「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」はなかなか便利で、車全体としての出来にも大きな不満はなし。「上質なハッチバック」を求めている人には悪くない選択肢です。
- 満足している点
- ステアリングの操舵力は最近のドイツ車らしくやや軽めですが、そのほかの各部フィーリングには重厚感があり、しゃれたデザインとともに「所有する悦び」を感じさせてくれます。
- 不満な点
- 1.3Lのダウンサイジングターボエンジンは実用的な低回転域ではかなり好印象ですが、「高回転域まで回して楽しめる」といったニュアンスのエンジンではありません。まぁそれでいいのですが。
- デザイン
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4
- 先代同様のですが、無駄なラインやエッジを極力減らすことで、よりスポーティかつエモーショナルなフォルムとなっています。インテリアでは、メーター部の庇(ひさし)を廃してワイドスクリーンを配置することで、独特の雰囲気が生まれています。
- 走行性能
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4
- 当初のパワートレインは最高出力136psの1.3L直4ターボ 7速DCTでしたが、その後2L直4ディーゼルターボや最高出力306psの直4ターボ、さらには421psの直4ターボも追加しました。それら超強力エンジンを搭載したAMGモデルはさておき、1.3Lターボも低回転域から力強い反応を見せてくれます。
- 乗り心地
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4
- ベーシックグレードであるA180のリアサスペンションはマルチリンク式ではなく「トーションビーム」という方式になりますが、後席の乗り心地も含め、全体的にしっとり落ち着いています。
- 積載性
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4
- 荷室は先代より奥行きが115mm、幅が225mmそれぞれ拡大され、容量は29L増の370Lになりました。開口部の幅も200mm広くなっています。また後席居住空間も、微妙にですが拡大されています。
- 燃費
-
4
- 1.3Lガソリンターボエンジン車のWLTCモード燃費は15.2km/Lと、おおむねクラス標準といったところ。2Lディーゼルターボの「220d」は19.2km/Lと、まずまず良好です。
- 価格
-
4
- 当初は「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備ではなかったため、車両価格は「見た目上は安く感じる」といったものでしたが、2020年9月以降は同パッケージが全車標準装備に。そのうえでの価格と考えると、「妥当な線」といったところでしょう。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 新車価格(税込)
-
500.0 〜 571.0
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- 中古車本体価格
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167.9 〜 598.0
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