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- 今のマツダを牽引するモデル
マツダ MAZDA3 セダン 「今のマツダを牽引するモデル」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
今のマツダを牽引するモデル
2021.9.30
- 年式
- 2019年5月〜モデル
- 総評
- これまで人気を博してきた魂動デザインをさらに深化させて、市販車でできる限界までデザインを突き詰めたモデル。このデザインは、好き嫌いはあるかもしれないが、好きになった人をがっちり掴んで離さないような魅力に溢れたモデルだと思う。細かい商品改良がその都度入るので、これからまた良いモデルとして進化していきそう。
- 満足している点
- このセグメントのモデルの中では、エクステリアやインテリアがとても上質に設えられているところは◯。車内の静粛性も高く、極めて自然なドライブフィールのおかげで、運転する時間がとても心地いいものになる。
- 不満な点
- Xを所有するための明確な利点が分かりにくいところは気になる。現状では少しパワーアップして使いやすくなったが、自然に運転できる心地よさだけでは、この価格差で購入する動機になるかは難しいところ。
- デザイン
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5
- マツダの魂動デザインがさらに研ぎ澄まされたMAZDA3。ファストバックスタイルは、他のコンパクトカーにはない、独特なデザインで、まるでコンセプトカーがそのまま市販化されたよう。ボディへの景色の写り込みもより楽しめるようになった。
- 走行性能
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4
- ドライバーの操作に対して、クルマの反応がより自然で素直になっている。ハンドリングもペダル類の反応も、自分が想像するクルマの動きとぴったりと合うので、運転する時のストレスがとても少ない。パワートレインは、3種類あるが、最新モデルでは、e-SKYACTIV XとSKYACTIV-Dがパワーアップしていてフィーリングも良くなっているのでおすすめ。
- 乗り心地
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4
- リアがトーションビームであることも関係しているのか、乗り心地は硬め。商品改良が進んでいるモデルほど、足回りの改良が入っていて乗り心地はよくなっているので、乗り心地が気になる人はなるべく最新モデルを手に入れることをおすすめする。
- 積載性
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4
- ファストバックスタイルのモデルでも大きめのスーツケースなどもしっかり搭載することができる。後席を倒しても、荷室はきちんとフラットになるので、使い勝手も良い。
- 燃費
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4
- 燃費は、15.6〜19.8km/L(WLTCモード)。もっとも燃費が良いのはディーゼルモデル。マイルドハイブリッドのXもカタログ値では16〜17km/Lあるので、どのモデルも燃費性能としては大きく変わらない。
- 価格
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4
- 価格は、約222〜368。ガソリン、ディーゼル、Xの順に価格が上がるが、車両価格、燃料代とパフォーマンスを考えると一番バランスが取れているのはディーゼルモデルだと思う。
- 伊藤 梓
- 自動車ジャーナリスト
- クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。パーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関係の動画やトークショーなどにも出演している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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- 新車価格(税込)
-
285.2 〜 326.6
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- 中古車本体価格
-
94.9 〜 290.0
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